↑ 2010/06/02 撮影…花
2013/10/19 撮影…実
[ モチノキ科モチノキ属の常緑広葉高木 ]
日本では、
本州関東以西~沖縄の
山野に自生します。
樹高は、10~20m。
樹皮の色は灰白色ですが、
若枝と葉柄は暗紫色をしています。
葉は楕円形の革質でやや堅く、
濃緑色で表面につやがあり、互生します。
雌雄異株。
花期は、5~6月。
淡紫白色5弁の小花の集散花序を付けます。
果期は10~1月。
果実は6mm位の球形で集まって付き、赤く熟します。
移植が容易で剪定にも耐えるため庭木に、
また潮風・排気ガスにも強いことから街路樹としても
利用されます。
名は、枝や葉が暗紫色がかっているので
黒鉄(くろがね)への連想から付いたそうです。
実が赤くなっても鳥たちはすぐに食べないので、
しばらくは赤い実を楽しむことが出来ます。
食べるものが少ない厳寒期の頃になると、
ヒヨドリのよく啄んでいる姿を見かけます。
春にはほとんど実が残っていません。
2011/05/26 撮影
2011/09/03 撮影
2011/10/21 撮影…実
2011/10/29 撮影
< 2010 年 >
2010/06/02 撮影
2010/07/02 撮影…青い実