未草の一日
< (A)初花の3日目の開花の様子 > 2010/06/21 撮影 …13時35分、開花
…14時10分、開花 (未の刻)
…15時30分、開花のまま少し水に浸り始める
…16時45分
…17時
…17時20分、窄み始めている
…17時45分
…18時
…18時10分
…18時30分
…18時55分、窄む
* 翌日の22日の4日目の花(A)は閉じたまま咲きませんでした(その日の午後は日が差していた)。
1日目・2日目・3日目と順に、開花時間は早まり、窄む時間は遅くなりました(6月21日は夏至でした)。
未草は二つ植えているので、一つを未草の(A)とし、
もう一つを未草の(B)と標記します。
未草の一日
< (A)初花の2日目の開花の様子 > 2010/06/20 撮影
…8時30分、前日(夕方)に窄んだ花
…11時20分
…13時、再びほころび始める
…13時35分、開花
…14時10分、開花 (未の刻)
…14時35分、開花
…15時10分、開花
…16時10分、少し窄み始める
…17時、だいぶ窄んだ花
…17時20分
…18時、窄んだ花
↑ 2010/06/19 撮影 2010/06/15 撮影…水中の蕾
[ スイレン科スイレン属の多年生水草 ]
日本では、
北海道~九州にかけて、
池や沼に自生します。
全体に毛はありません。
根茎は太く短くて直立し、水底の泥中にあって多数の根を出し、
先端から多数の根生葉を叢生します。
円柱形の細長い柄を持ち、葉は水面に浮かびます。
葉は、馬蹄形~広楕円形で長さ10~19㎝、基部は深く裂けて矢じり型、
質はやや厚く、滑らかで光沢があって緑色、縁は全縁です。
花期は、6~9月。
花は、根生する長い花柄の先に径約5㎝の白色の花を1個付けます。
花弁は8~15個、雄しべは多数で葯は黄色です。
萼片は4個、長楕円形で先は鈍形、花托のところで四角形を作ります。
果実は液果で球形、花の後水中で成熟します。
花は午後1時~3時頃に開き、おおよそ午後6時頃に閉じて、
3日間ほど開閉を繰り返します。
日本原産の睡蓮は、未草一種類のみです。
名は、未の刻(午後2時)頃に花が咲くことから付いたそうです。
羊草を手掛けることは初めてです。
本当に午後2時ごろに開くのかしらと思いまして‥‥
毎日水鉢を覗くのが楽しみです。
未草の一日
< 未草の初花・開花の様子 > 2010/06/19 撮影 …朝8時頃、水から顔を出している蕾
…15時、気づいたら開いていた花
…15時40分、窄み始めた花
…16時撮影
…16時40分、窄む間際の花