minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

親ばかは飛躍しない・・?

2007年02月27日 | 家族の日常
 「さっちゃんの演奏は、病気とは思えない素晴らしさだったと、私の親戚からもメールが来ています。226はやはり特別な日ですね。来年もよろしくお願いします。
 しばらくは無理をしないで休んでください。芸術家にとって、ローヤとビョーキは、飛躍の糧と密かに考えております! 洋輔」

 山下洋輔氏からいただいたありがたいメール。この「芸術家にとって、ローヤとビョーキは飛躍の糧」という文が凄い!つくづく洋輔氏に脱帽いたしました。でも私は洋輔さんのように飛躍できるのだろうか?ふつつかながら、同じ道をたどる226新参者としては、目標があまりに偉大すぎてちょっとプレッシャー・・・(汗)。(もちろん、ローヤは未経験です、誤解なきよう。)

 昨日来てくれていた美人看護師さんたちが病室に次々に現れて「永田さん、昨日は素敵でしたね。別人のようだったわ~!」(そりゃそうだ、いつも寝間着でウロウロ、ぼさぼさ頭でノーメイクの私。)満席状態だったので立ち見がつらく1セットで帰られたそうですが・・・。鍼の竹村先生もいらしてくれていたので、いつ倒れても安心だった事は確かです(嬉)。

 朝起きて(4時頃に寝たのだが6時には起きてしまった、ああ、悲しき病院リズム・・・)、昨日のあとかたづけをして、いろんな方にお礼メールなどを書いているうちに、遼介が学校に行く時間になってしまった。遼介は今日と明日学年末試験なのだ。「今まで頑張ったんだから自信持ってね~。」と暢気な母は息子にエールを送る。「ああ、行ってくるよ。」

 私がいない間にすっかり『黄金チャーハン』が得意料理になってしまった息子の背中が今朝は一段と逞しい・・・今度はいつお見舞いに来てくれるのかしら?(って殆ど毎日会っているだろうが。その為に学校の通学路にあるこの病院を選んだのだから。)

 溜まっていた洗濯物をして干してから病院にゆっくり戻ったけど、体は全然元気だ。この調子なら・・・明日のレントゲンが楽しみ。でもあんまり楽観視しているとあとでがっくりするかも知れないのでおとなしくしておこうっと。ちょっと元気になるとすぐ調子に乗るのが私の悪いところであります。限りなく親ばかだけど、飛躍にはほど遠いなあ・・・。

 写真は左から沖山秀子さん、マキさん、洋輔さん。強力な団塊トリオの貴重な3ショット・・・共通点はみんな酒豪ってところ!?

任務完了!大感謝。

2007年02月27日 | ライブとミュージシャンたち
 御陰様で、沢山の方々に見守られ今年の226も大成功に終わりました。今回はなんといっても、スペシャルゲストなのに、私より多く出番をつくってしまい、それを嫌がらず私を常にカバーするように支えてくださった山下洋輔さんに感謝しております。

 もちろん、他のメンバーも体の心配もしてくださりつつ、熱い演奏で盛り上げてくれ本当に素晴らしかったです。ああ、言葉にするのは難しいけど、私は幸せ者だなあ、としみじみ思いました。マキさんの歌声も一際冴えてましたね。

 沖山秀子さんがいらしてて「こんなにミュージシャンが一体となってグルーブしているのには感動した。」と何度も素晴らしいの連呼。嬉しい限りです。

 体の方も熱が上がる事もなく、ちょっと胸は苦しかったけどあとは病院へ戻ってしばらくは安静にします。

 本当に本当にみんなが助けてくれたお陰でコンサートも成功したのです。ご心配おかけして申し訳ありませんでしたが、こんなに元気に演奏する事ができました。ありがとうございました!泣かないで演奏もできてよかった・・・。

 沢山の方に言われました。「無理しないで頑張って。」はい、これからのテーマにいたします。

写真提供:津田啓三郎