minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

すっかり旅芸人

2008年07月07日 | 
ツアー2日目は大阪テンオン。入り口でおおきなカメがお出迎え。写真の女性はテンオンの可愛いママ(ピアノの先生)です。ママの作ってくれるおむすびがこれまた美味しいので、演奏前なのに3つもたいらげてしまいました・・・そんなに食べて、演奏は大丈夫なのかあああ?

と心配しながらも、やはり濃~~~いメニューで、大阪のコアなジャズファン向けにたっぷり演奏。新ちゃんもコスマスも全開で、Exils、カナビスとたたみかけて絶好調で終了。終了後は完全に撃沈・・・。京都からの友人と2年前に行った焼肉屋へ行ったら、そこのお姉ちゃんが「あら、久しぶりですね!」って、2年前の事をちゃんと覚えていてくれ、びっくりでした。商売の街大阪は人情もアツイわ~。元気をもらいました。毎度おおきに!

そして翌日は徳山へ移動。徳山は本日が梅雨明けだそうです。そんな中、猛暑と6時間の車移動は体力的に相当キツかった。よく考えずに大阪から3時間くらいだろうと思ってスケジュール組んでしまった私のせいもありますが・・・(汗)。

徳山の老舗キーストンコーナーに到着すると花輪が並んでいて・・・あらら、そんなに歓迎してくれているのかしらん?と思いきや、このお店の新装開店が2日前だったそうな。この不景気の中、愛知といい、徳山といい、みんな頑張ってますね~。

なんと、そこに70人くらいお客様が!恐るべし髪結い軍団。そう、ここは3軒のヘアーサロンのオーナーが力を合わせて毎年喚んでくれるのだ。今日のために、わざわざmingaを頭に入れてくれた青年までいるではないか(彼はなんと、昨年、パーマ部門で日本一に輝いた優秀な美容師)。記念にパチリ。

あまりに夕日が綺麗だったので、いきなりチルドレンのイントロを「夕焼け小焼け」で吹いてしまいました。

後ろのほうでは立ち見の若者達が踊りたくてうずうずしているのが伝わってくるけど、1セット目は大人の雰囲気で・・・でも最後は調子にのって、アンコール3曲、ブラジルメドレー。綺麗な若い女の子達が沢山集まって踊りだしたらミュージシャン達も、もはや止まりません・・・徳山の夜も堪能致しました。魚もうまい!!ありがとう!

「今年で3回目だなんて、なんで、もっと早う教えてくれなんだ、ってお客さんには言われるんだけど、全く宣伝はしとらんのです。個人的に昨年と違うお客様に声をかけているだけ。mingaを沢山の人たちに聴いてほしいからね~。」宣伝していないでこんなに集まってくれるなんて・・・(涙)。しかも、この主催者のボスMさんは昨年私の影響でサックスを購入し、密かに練習を始めたのだ。徳山デビューも間近ですねw。「ミンカ(民家)ってバンドを作って、来年はmingaの前座をやろう!」と盛上がっていたけど・・・頑張ってくださ~~~い。

さあ、明日は一日オフ、体力がすでに限界にきているので・・・明日ゆっくり英気を養う事にしようっと。