minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

出発(たびだち)の日

2012年10月21日 | 
「娘のKはエクアドルに留学してスペイン語を習得して帰って来たのよ。」最初にAFSの留学を知ったのが岡崎の杉浦さんのご家族からだった。自分が高校生の時に留学したくてできなかった思いもあり「うわ~、なんて素晴らしいシステムだろう!」とAFSのご本をいただき、いろいろと調べ、さらに中学1年くらいから息子に留学の魅力について話して来た。

中学3年の頃にはすっかり本人もミュージシャンになりたいと言い出したので「高校は留学を歓迎してくれるような理解ある高校に行きたいな」と推薦でK高校を選び、2学年の時に南米(アルゼンチン)留学を選ぶ事になった。

「エクアドルなんてなかなか誰も選ばないのよ。南米はあまり人気ないの。」KちゃんはRioが南米を選んだ事に大喜び。留学前にも経験談を沢山聞いて、息子が戻って来たときもさっそく岡崎に出向いて「留学あるある」で盛り上がった。

そんなこんなでずいぶんと影響を与えてくれた、活発でチャーミングなKちゃん。Rioの本当のお姉さんのように接してくれた優しい彼女は素敵な旦那様と出会い、遂に結婚する事に!!おめでとう!!!!自分の親戚の娘が嫁ぐような気持ちだったけど、TReSで喚んでいただき名古屋まで親子で遠征。




可愛いKちゃんと野武士と呼ばれているNくん、素敵なカップルに乾杯!

前日までのどしゃ降りが嘘のように気持ち良い秋空。まさに結婚式日和。栄の中心にあるお洒落なレストランでパーティ。たっぷりご馳走になったあとでTReSで演奏。いや~、盛り上がりましたね。ノリノリのみなさん、本当にありがとう。


にっこにこの杉浦さん!

国際的な2人の門出を祝して名古屋の夜は更けて行ったのであります。

2次会,3次会にRioは誘われ深夜まで飲んでいたようですが、取り残された私たちは「名古屋に来てこの人の顔を見ない訳にはいかない」とばかり、Lovelyのオーナー河合さんに会いに・・・。

なんとその夜は藤陵雅裕グループが出演していて、たっぷりと素晴らしい演奏を堪能できちゃった!ラッキー!!特に福田重男pさんとの10年振りの再会。嬉しかった~~。みんな素晴らしいなあ。

再会を喜んで福田君と飲んでいたら、オーナーの河合さんがかいがいしく働いている!!「いや~、このあと月1回のジャムセッションがあるんでね。」

名古屋のセミプロの方々の演奏もなかなか聞くチャンスないから、これも楽しかった。途中で眠そうに目をこすりながら小さな男の子がタップダンスをやるとステージにあがったのでびっくり。名前はマーチ君。可愛い!



眠い目をこすりながらおじさんたちと一緒にスイングにあわせてタップを踊る、これはサンマのからくりに出そうだなw。と思っていたら、次はお兄ちゃん(トランペット)とお姉ちゃん(コンガ)が登場。ひえ~~~!!恐るべし、名古屋。まだみんな中学生前くらい???しかもお兄ちゃんの名前はフーガ君だそう!

「さあ、マーチ、フーガ、ときたら、お姉ちゃんは何ていう名前でしょう?」

司会のドラマーがつぶやくと、福田君は「じゃあ、スカイライン?」

それって日産の車シリーズじゃん、違うよ~~。と大受けwww。福田君って車フェチだったのね。マゼラッティに乗ってたなんて知らなかった~。藤陵君のMCによれば、「福田君はマゼラッティに乗っているよりも、代車に乗っている方が多いです。」あはは、故障が多いのだ、外車は。



冗談はさておき、お姉ちゃんの名前はカノンちゃん。いやはや、ご両親はさぞ音楽が好きなんだなあ。素敵な名前で演奏もそこそこ上手かったけど、深夜に演奏は子供には少しきついのかも。ちょっと気になったのは彼らがあまり楽しそうじゃなかった事。もっともっと音楽を楽しんで演奏して良い音楽家になってほしいなあ、と願いつつ、Lovelyを後にしたのでありました。

名古屋の夜、いろいろと勉強になりました!Lovelyよ、また来年!!!帰りは美しい富士山を見ながら新東名で帰宅。

そして明日は久しぶりの藤井郷子オーケストラ@新宿Pit Inn で~す。