minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

女だらけの音楽会 (ナオンノヤオン)

2013年04月30日 | 環境
暖かいのか寒いのかよくわからないGWですが、昨日のヤオンノナオンはお天気にも恵まれて、女だらけの音楽会、無事に終了。

出演者とスタッフがごった返す狭い楽屋、しょこたんは最初から最後までちょこちょこと出番があるために、ずっとヘアメイクの人が肩をもんだり髪型変えたり着替えたりと忙しそうだった。一人のときはずっと携帯いじってたので何度か目があったが「ウチ来る?見てますよ!」と声かけたかったけどやめといた。



私がご一緒した杏子バンドのベース、渡辺さんはプリンセスプリンセスの元リーダーで音楽専門学校をやっていて、とても頼れるお母さん的存在。彼女の学校の生徒たちが今、若手ハードロックのバンドで次々にデビューし、このステージでも元気に暴れまくっていた。「若い子たち、みんな上手いよね~。」

ステージで演奏し終わって戻ってきた彼女たちに「女のバンドっていろいろと苦労がこれからも出てくると思うけど、何かあったら私にいつでも相談しなさいね。」などと、優しい言葉をかけていた。説得力あるなあ。

時間もどんどん押して、杏子バンドの出番は1時間もずれたけど、演奏はあっという間に終った感じ。気持ちよかった~。杏子さんの歌は迫力だけじゃなくて、音程とかも見事。あれだけ踊りまくって音もはずさずにびしっと歌えるなんて凄い!リハーサルの録音を聞いたときにぶっとんだ。やっぱりただものではない。バービーボーイズ時代の歌を最後に歌った時はお客様も大興奮。ああ、私の知らない世界はまだまだあるんだ・・・・。

1つ前にサプライズゲストで出演した夏木マリさんが「女は40(しじゅう)を過ぎれば、年齢なんてただの記号なのよ。」とのたまった言葉に深く深くうなずく私。そういえば、お客様も結構年齢層、記号だらけの気がしたなw。



最後のアンコールでは女帝湯川れいこ先生が登場し、野音の歴史について軽くふれ「あと10年でここの歴史は100年なのよ。」とおっしゃってびっくり。10年後もここのステージに立ってね、と出演した女性アーティストたちにエールを下さった。進行係を務めていた寺田恵子さんも沢山の思いを抱えていたのだろう、涙が止まらない様子。

ベッドミドラーのROSEがかかってTHE ENDとなった。なかなか感動的な一夜となった。杏子さん、ありがと~~~!!



そして、本日はピットインでmingaの祭典です。ピアソラの新曲楽しみ~。夜8時から。お待ちしておりま~す。