8月6日は広島に原爆が落ちた日。
私たちは偶然にもこの日に金沢から8時間かけて広島入りした。猛暑の中のドライブは疲労困憊。4人が助け合いながら運転を交替しつつ頑張って走り続けたけど、ホテルにチェックインした時、吉田君の手が真っ赤に焼けて(ドライブ焼け)しかもぶるぶると震えが止まらないのでびっくり。相当疲れたんだろう。本当にお疲れ様でした~~~。でも体力ないんだから、もう少しお酒の量を控えてほしいんだけどなあ・・・。
そう言えば、2年前の猛暑ツアーでも吉田君は軽い熱中症で倒れそうになった事があったっけ。本当にこのツアー一番のうだるような暑さだった。広島の暑さを軽んじてはいけない。ちなみに明日も35℃らしい・・・汗。
金沢からの車中で、九州ツアーの時に大河からもらったダラーブランドのDVD(NHKアーカイブを録画したもの)を鑑賞した。これがまた素晴らしくて、NHKに受信料をきちんと払っていてよかったヨ~(涙)と思ってしまった。
九州ツアーの直前になんとなくダラーブランドの曲を聞いていたら「あ、この曲演奏してみたいな」と思った曲があったので、即、TReS用にアレンジし、ツアーの最終日に演奏したのだ。そして、福岡の大河の家に彼の録画があって、「観たいっすか?」と言われてもちろん!とDVDに焼いてもらったところ、なんと私の演奏したかった曲にまつわる話が・・・・。
「Water from an ancient well」というタイトルのスローバラッド。曲が素敵なので演奏しようと思っただけだったが、このドキュメントを観て初めてちゃんとした意味がある事を知った。
ダラーブランドは本名を「アブドゥール・イヴラヒム」。南アフリカ出身でアパルトヘイトで逮捕された途中でアメリカに亡命。
その彼が自分の故郷の大地(360℃見渡す限りの平原)で朝日が登るのと同時にピアノを弾くというシーンやテーブルマウンテンをバックに海辺でピアノを弾くというかなり素敵な映像だけでも素晴らしいのだが・・・。
「人間はどんどんと早い時間を進んでしまっている。もっと時間を巻き戻して昔に帰らなくてはいけない。そのためにこの詩を描いたのです。」と語りながら詩を朗読する。その詩のタイトルこそ、「Water from an ancient well /太古の井戸からの水」。東京にもどったら、彼が読んだ詩をきちんと書き留めておこうと思っている。
文明がどんどん発達して、便利にはなったけれど、本当に大切なものを失っていないのか。不便でもいいから、もっともっと人間らしい生活にもどそうよ。ゆっくりと楽しく生きて行けばいいじゃないか。原発なんて必要ないのさ。原爆ドームもそう語っているような気がならない。
広島という場所で、偶然にもリンクしまくった1日だった。明日のJUKEのライブではぜひこの曲をこの地で犠牲になっていった人達へ捧げて演奏したいと思う。
そして、もう一つの偶然が。いつも私たちのCDのジャケットデザインを担当してくれている天才美女アーティスト、KLPTMちゃんが広島で自作の灯籠を流していたなんて・・・(トップ画像はKLPTMちゃんの作品)。
皆様のお越しを心からお待ちしております。
私たちは偶然にもこの日に金沢から8時間かけて広島入りした。猛暑の中のドライブは疲労困憊。4人が助け合いながら運転を交替しつつ頑張って走り続けたけど、ホテルにチェックインした時、吉田君の手が真っ赤に焼けて(ドライブ焼け)しかもぶるぶると震えが止まらないのでびっくり。相当疲れたんだろう。本当にお疲れ様でした~~~。でも体力ないんだから、もう少しお酒の量を控えてほしいんだけどなあ・・・。
そう言えば、2年前の猛暑ツアーでも吉田君は軽い熱中症で倒れそうになった事があったっけ。本当にこのツアー一番のうだるような暑さだった。広島の暑さを軽んじてはいけない。ちなみに明日も35℃らしい・・・汗。
金沢からの車中で、九州ツアーの時に大河からもらったダラーブランドのDVD(NHKアーカイブを録画したもの)を鑑賞した。これがまた素晴らしくて、NHKに受信料をきちんと払っていてよかったヨ~(涙)と思ってしまった。
九州ツアーの直前になんとなくダラーブランドの曲を聞いていたら「あ、この曲演奏してみたいな」と思った曲があったので、即、TReS用にアレンジし、ツアーの最終日に演奏したのだ。そして、福岡の大河の家に彼の録画があって、「観たいっすか?」と言われてもちろん!とDVDに焼いてもらったところ、なんと私の演奏したかった曲にまつわる話が・・・・。
「Water from an ancient well」というタイトルのスローバラッド。曲が素敵なので演奏しようと思っただけだったが、このドキュメントを観て初めてちゃんとした意味がある事を知った。
ダラーブランドは本名を「アブドゥール・イヴラヒム」。南アフリカ出身でアパルトヘイトで逮捕された途中でアメリカに亡命。
その彼が自分の故郷の大地(360℃見渡す限りの平原)で朝日が登るのと同時にピアノを弾くというシーンやテーブルマウンテンをバックに海辺でピアノを弾くというかなり素敵な映像だけでも素晴らしいのだが・・・。
「人間はどんどんと早い時間を進んでしまっている。もっと時間を巻き戻して昔に帰らなくてはいけない。そのためにこの詩を描いたのです。」と語りながら詩を朗読する。その詩のタイトルこそ、「Water from an ancient well /太古の井戸からの水」。東京にもどったら、彼が読んだ詩をきちんと書き留めておこうと思っている。
文明がどんどん発達して、便利にはなったけれど、本当に大切なものを失っていないのか。不便でもいいから、もっともっと人間らしい生活にもどそうよ。ゆっくりと楽しく生きて行けばいいじゃないか。原発なんて必要ないのさ。原爆ドームもそう語っているような気がならない。
広島という場所で、偶然にもリンクしまくった1日だった。明日のJUKEのライブではぜひこの曲をこの地で犠牲になっていった人達へ捧げて演奏したいと思う。
そして、もう一つの偶然が。いつも私たちのCDのジャケットデザインを担当してくれている天才美女アーティスト、KLPTMちゃんが広島で自作の灯籠を流していたなんて・・・(トップ画像はKLPTMちゃんの作品)。
皆様のお越しを心からお待ちしております。