minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

蘇った青春?!

2013年11月02日 | ライブとミュージシャンたち
御元気でしょうか。最近は、ほとんどボランティア活動をしている、自称ミュージシャンの私。とほほ。

「えびすの郷」という福祉施設の合唱のお手伝いが毎年恒例になっているので、そのためのアレンジが・・・なかなか進まない(涙)。さらに練習の日々がこれから始まる。合唱の指導なんて恐れ多いのだけれど、みんなで歌うっていうのは本当に楽しいのだ。私もこの時ばかりは大声で歌っているのであります。

さて、今日は大学時代にお世話になっていた「コーラルカート」の再結成?のようなライブに朝から出演してきた。

「コーラルカート」(ちょっとこっぱずかしいバンド名だけど)というバンドは山下達郎をこよなく敬愛するスガテンという男性ボーカル中心のグループ。もちろん、演奏曲はほとんど山下達郎。沢山のステージをやりましたね~~。私の歌バンの原点。

そのお蔭で、師匠(土岐英史)とも知り合い、今の私がいるのだから・・・・。

2年くらい続いたのち、ドラムの先輩の卒業とともにこのバンドは解散。私も慶応大学のジャズ研に入ったりしていつのまにか忘れかけていた。

その後、バンドメンバーはスタイリスト、デザイナー、塾の教師、などと別れていったのだが、またまたFace Bookで再会。スガテンもすっかり歌から離れた世界にいたのだが、「もう一度、歌いたいんだ」という希望を聞きつけたマリが「やろうよ、やろうよ!」とあれよあれよという間に、おやじバンドのメンバーが集まり、ライブも決定。さすが、やる事が早いですねw。

「サチも参加してくれる?」と親友のマリに言われてしまっては嫌とは言えません。懐かしい顔ぶれと会える喜び。すっかり同窓会気分で参加させてもらいました~。

今回はコーラルカート時代のベースとドラムはいないので、新しいメンバー、さらにコーラスがマリ以外に2人。その一人はなんと、マリの友人でもある歌手のEPOさん(EPOさんとお会いするのは今日が初めて!)。もの凄く贅沢なラインナップで実現することに。

朝の10時前から会場入りってなんなの~~??と言いながらも、楽屋から下を覗くと・・・そこにはすでに長蛇の列が。びっくり!年齢層高いわ~。感謝。


いや~~、楽しゅうございました。冒頭に詩の朗読があったのだけど、そこでスガテンの達郎に出会った頃のストーリーを朗読する一幕があって、出番を待っていた私たちは思わず涙...。見上さ~~ん、この演出、やばいよぉ。化粧が落ちちゃったじゃんw。

しかもお客様は大学時代の先輩やら仲間やら・・・・。ステージで演奏中にみんなの顔を見たら、みんな涙目になってる。思わずこちらも・・・。この歳になると、みんな涙腺がゆるゆるだあああ。

スガテンは、実は難病を煩って薬が効いている間だけ、歌を歌えるというウルトラマンのような生活。そんな事もあって、愛する奥様に元気なうちに歌っている自分を見せたかったのだそう。

30年も経ってしまった今だからこそ、また一緒に演奏できて本当に幸せでした。

そして、こんな私たちに快くつきあってくださった、コーラスの見上先生、ベースのみのりん、ドラムの山P、そしてEPOさん、本当に有り難うございます。


またどこかでお会いできるのを楽しみにしてます! まだまだ元気に歌ってね、スガテン。マリ、ミキ、青山くん、青春時代を蘇らせてくれてありがとう。楽しかった~~。

仕掛け人のマリ(コーラス担当)