minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

ハンス・ライヒェルとダクソフォン

2014年05月29日 | ライブとミュージシャンたち
爽やかな夏の午後、NYでフェローン・アクラフのレコーディングによばれたトシキを玄関でお見送り。がんばれよ~~!

「もういいかげんしまってもいいよな~?」と炬燵とストーブを片付けて大掃除。そして、プールで一泳ぎ。なんて気持ち良い日なんだ~~!!と言いながら真夏の格好で大汗かいている。本格的な夏になったら、果たして着る洋服はあるのだろうか・・・汗。

さて、亭主元気で・・・・留守の間に、一つ面白そうなライブのお知らせ。

6/3(火)に内橋和久氏が企画した「ハンス・ライヒエル(g)トリビュートライブ」@新宿Pit Inn。

内容はさっぱりわかってませんが、おそらく即興です。

まず、ハンスって誰?ダクソフォンって何?という方もいらっしゃると思いますが、彼は知る人ぞ知る、ドイツのギターリスト。●十年前、明田の店で演奏していた私を大変気に入ってくださり、初めてヨーロッパツアーに招聘してくれた偉大なるミュージシャンであります。

晩年はすっかりご無沙汰してしまったのですが、226ライブの2回目のゲストには出演してもらいました。2011年に彼の訃報を聞いたときはとても残念でした・・・。




若かりしHans @六本木Pit Inn


ヨーロッパの音楽家たちは今もほとんどがフリースタイル。初めてヨーロッパで演奏してみてオリジナル、唯一無二、という事を彼らがいかに大切にしているかを学ばせて頂きました。ハンスもギターリストと言いつつも、自分が開発したダクソフォンという楽器を駆使していろんな音を出していつも私たちを楽しませてくれました。また、手先が器用だったので、工芸品ともいえる美しさ。さらに文字(レタリング)のデザイナーとしても有名でした。HansのWebsiteは秀逸。遊び心も音楽も満載で、ゲーム感覚で楽しめてびっくりしますよ。ぜひ見てください。

Hans Reichel Dax のWebsite

ダクソフォンの音はこちらからも。




今、あざみ野ではダクソフォン展も開かれているようですね。

pit innのメンバーが面白くて豪華~~~。

内橋和久(Guitar & ダクソフォン)原田節(オンド・マルトノ)梅津和時(sax,cla) 斎藤徹(bass) サム・ベネット(Per) に私が入って・・・。

梅津さん以外は全て初共演になります。どんな事になるのやら、天国のHansに喜んでもらえるような演奏になりますように。

お待ちしております。