minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

TReS for Kids の2日間

2017年07月04日 | ライブとミュージシャンたち
「子供達に生の音を聴かせたい!」と4年前から始まったTReS for Kids。

なんと今回はRIOがNYから戻ってすぐに、小学校でも演奏の依頼が・・・。「40周年ということもあって、生徒たちにトレスの生の演奏を聴かせたいんです。」



可愛くて優しくて人気者だった清水先生。歌の指導も抜群で、RIOは小学校1年からこの先生のおかげで音楽が大好きに・・・。



「君たちはこの清水先生に出会えてとっても幸せなことだと思います。僕も先生のおかげで今こうやって音楽を仕事にしています。」なんて300人の小学生を前にRIOも熱く語っていました。



しかし、クーラーのない体育館で猛暑日。生徒たちも私たちも大丈夫かしらん、とかなり心配していたのですが、世界のリズム(特に南米ね)の話をしたり、アンパンマンのメロディーを使って演奏したり、高学年が音楽の授業で習っているという、グレンミラーの「茶色の小瓶」を演奏したり、倒れることもなくあっという間に1時間が過ぎていました。世界地図も用意してくださっていたので、ほとんど南米しか必要なかったけれど(苦笑)、説明しながら・・・伝わったかなあ?





「今日は音楽で世界を旅行している気分になりました。」なんて嬉しいお言葉をいただきました。

最後はドレミの歌を高学年が英語で、そして全員で大合唱。いや〜、楽しかったです。終わってから、クーラーの効いた応接室で美味しい給食までいただいてきました。小学生たちのエネルギーをいただき、早起きした甲斐があったな〜。


栄養満点の美味しいしそ雑魚ごはんの給食。

さらに、翌日は4回目となる「わかくさ幼稚園」でのコンサートと続きます。ここは大学時代の友人の幼稚園。東京のはずれなので裏山で遊んだり、虫を捕まえて育てたり、ワイルドで可愛い園児たちと先生方が大勢います。


幼稚園の入り口はこんな素敵な木道。

今年は園舎がすっかり新しく建て替えられて第一回目の音楽会。屋久杉やヒノキでできた良い香りの漂う素晴らしい幼稚園になっていました。

ここは父兄の方々も見学したい!ということで、午前と午後の2部に分けて演奏会が行われます。一度にはホールに入りきれませんからね。

この日のために、ここの幼稚園では裏山でとったドングリや木の破片をヤクルトやペットボトルに入れてパーカッションを作ったり、竹を切って削って叩いたりするオリジナルのパーカッションを準備してくれていました。どれも優しい音のでるパーカッションで(ちゃんと先生方が演奏の邪魔にならないように考えてくださってます)一緒に演奏していてとっても楽しいのです。


何が入ってるの〜?とパーカッションを見せてもらってます。


そして恒例の「バリトンサックスの振動に触ってみよう。」のコーナーは大人気なので、演奏終了後に「ふれあいコーナー」として時間が設けられていましたw。午前の部を体験した子供達がクラスに戻って「お楽しみのコーナーが最後にあるんだよ。ひ・み・つ。」なんて午後の部の子に教えていたそうです。めちゃくちゃ可愛いね〜。







小学生の女子たちもRIOばっかり目をハートにして見つめていたり、この幼稚園でもRIOの人気はすごいものがあります。年齢近いからな〜〜〜w。

少しづつでも小さな頃から生の演奏を身近に聞いて「音楽って楽しいな、ジャズって面白いな」って感じてくれたら本当に私たちは幸せです。子供達のパワーをたくさんいただいて、また明日からトレスもがんばるぞ〜〜。


というわけで、次回、TReSは7月10日(月) 新宿Pit Inn 田中信正p 竹村一哲dr を迎えてSpecial Night です。ぜひ遊びにいらしてくださいね。ドレミもアンパンマンもトトロもやりませんがw。

手伝ってくれたさとみちゃん、動画、写真もありがとう。

「ドレミの歌」