さようなら平成シリーズ
初めて買った電動自転車は
ナショナル 陽の当たる坂道 sporty ViVi BE-EBWL63でした。
2000年発売
希望小売価格99,800円(税別)
充電器別売 10,000円でした。
当時の会社名はナショナル自転車工業株式会社だったので車体にもPanasonicではなくNATIONALと書いてありました。
現在ではPanasonicサイクルテック工業株式会社になっています。
陽の当たる坂道という名前はこの車種をもってなくなります。
当時のウリはなんといっても車重でした。
それまでには30kgほどあった重さを一気に19.9kgまでダイエットさせました。
これを発売してからナショナル電動アシスト自転車が売れて業界No.1へと駆け上がって行きます。
現在では強度の問題からもここまで軽いものはママチャリでは発売されておらず29kgほどになっています。
泥除けなどもポリカーボネートで出来ていたり軽くする工夫はありますが劣化と共に割れたりしました。
当時は女性やお年寄り用というイメージも強くて私が購入したときは「何で自転車?原付に乗ったらいいのに」などさんざん言われたものでしたが今ではバリエーションも豊富になり高校生でも電動アシスト自転車に乗る時代になりました。
原付の販売数を電動アシスト自転車が上回ったほどです。
2000年の頃はバッテリー容量も選べず2.8Ahしかなくてecoモードで自宅から梅田をギリギリ1往復出来るなかったかな?という感じでした。
車種も少なくてこれだけしか選べません。
(写真は2001年のもの)
カタログによると平地で52㎞走行できるとありますがとても無理でした。
16㎞ぐらい走るのが精一杯。
今は各社で共通の走行試験をやりますが当時は業界で統一されておらずバラバラのデータでわかりにくいものでした。
現在では生活パターンに沿った試験がなされておりカタログ値より長く走れるようになっています。
現在では最もバッテリー容量の多いもので20Ahありますから電池が切れるまで走る方はなかなかいないかもしれません。
上の自転車を10年乗ってから2010年にジェッターを買うことになりますがそれが盗まれて現在の愛車2011年モデルへと乗り継ぎました。
BE-ENHC 344
(カタログは2011年のものになります)
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