【週刊】企業理念

こちらへ。「企業理念と戦略の図解」 https://note.com/missionstatement

Vol.245 *****

2010-01-04 | Weblog

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【週刊】企業理念 Vol.245 *****さまから学ぶ
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 経営の先輩達が悩みぬいて確立した企業理念をいろいろな
 視点から読み解き、企業理念育成・経営のヒントを学びます。

          ★今週の質問★

【我が社の起業(創業)理念に感動する人がいるだろうか?】

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 新年あけましておめでとうございます。

 本年もよろしくお願いいたします。


 今日、突然、20代のころにお世話になった会社の
 先輩からメールがあった。

 


 そして、夜会うことになった。

 

 この先輩、昨年の9月に起業している。  
 
  
 起業の想いを聞いて感動したので紹介します。


 この話、

 社名をあげての公表は控えて,

 と言うことでしたので

 *****社とさせていただきます。


━━━━━━━━ Webからの引用 (ここから)━━━━━━━━━

 【企業理念】

      
     なし

 


━━━━━━━━ Webからの引用 (ここまで)━━━━━━━━━


【学び】


 この先輩、昨年2009年9月に起業している。

 

 その前年、

 2008年の10月に

 奥さんが大腸ガンで亡くなっている。

 

 奥さんは、38歳でガンにおかされていることが分かった。


 すでにガンはかなり進行しており
 医師から余命1年と告げられていた。

 

 その後、4年間、先輩は看病を続けた。

 奥さんは42歳でこの世を去った。

 


 ガンは、早期検出、早期摘出が大事だそうだ。

 
 
 この早期検出する手段の一つとして


 体内から発生する微弱磁気を検出して分析する方法(MRI?)がある。

 

 ただ、この微弱磁気を検出する装置は、国内でも設置されている所が
 数少なく、かつこの検出装置での診断には多額の費用がかかる。


 現状では、この設備は、磁気シールドされた地下のようなところに
 設置しないと正確な診断ができない。

 
 そのため、どうしても高価な設備になっている。
 


 この先輩は、半導体回路の設計エンジニア。

 
 一人起業して、

 高精度の磁気センサの開発に取り組んでいる。

 

 先輩の想いは、


 「町のどの病院に行っても

  ガンの早期検出ができるようにすること」

 

 
 そのためには、体内から検出される微弱の磁気を
 検出できる安価な高精度磁気センサの開発が必要であり
 その開発に挑戦し、実現したい。

 そのために起業した、とのこと。

 


【コメント】


 この先輩の会社、

 企業理念は形式知化されていないが、

 起業(創業)理念は、明確である。


 
 感動した。

 何か協力したくなる。


 
┏━━━━━━━━━━ <今週の質問> ━━━━━━━━━━━━

┃  我が社の起業(創業)理念に感動する人がいるだろうか?

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Vol.244 フジクラ

2009-12-28 | Weblog

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【週刊】企業理念 Vol.244 フジクラさまから学ぶ
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 経営の先輩達が悩みぬいて確立した企業理念をいろいろな
 視点から読み解き、企業理念育成・経営のヒントを学びます。

          ★今週の質問★

【我が社は、危機を改革のチャンスと捉えているだろうか?】

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 2009年の世相をあらわす漢字は、「新」。


 ”新”政権誕生、”新”大統領誕生。

 ”新”型インフルエンザ。

 ”新”制度(裁判員制度、エコポイントなど)。

 ”新”エネルギー(太陽光、燃料電池など)。

 ”新”星(石川遼)


 「新」を感じたというより、

 「新」という文字が目に付いた年だったと思います。

 
 また、「新」たな産業、「新」たなリーダー登場への期待から
 この「新」にたいする投票数が増えたのではないでしょうか。 


 ------  

 ちなみに、
 
 1位 「新」
 2位 「薬」(のりピー、押尾学・・・)
 3位 「政」(政権交代) 
 4位 「病」(新型インフル) 
 5位 「改」。
 
 ---

 今回は「新」、「理念」のキーワードから
 出会ったフジクラさまから学ばせていただきます。

 


━━━━━━━━ Webからの引用 (ここから)━━━━━━━━━


【Mission】

  フジクラは

  ”つなぐ”テクノロジーを通じ

  顧客の価値創造と社会に貢献する。


【Vision】

 “つなぐ”テクノロジーの分野で、顧客に最も信頼されるパートナーになる。

 先進的で有用性の高い商品とソリューションを継続的に開発し、
 “つなぐ”テクノロジーの分野でリーダーになる。

 「一人ひとりが主役」として行動し、世界で通用する有能な人財集団になる。

  
(出所 http://www.fujikura.co.jp/corporate/philosophy.html 2009/12/28)


━━━━━━━━ Webからの引用 (ここまで)━━━━━━━━━

 

【学び】


 ○2005年に創業120年を迎えている。

 ○2005年を「第3の創業」の年と位置付けている。

 ○「第1の創業」は1885年(明治18年)。絹・綿巻線の製造を開始した黎明期。

 ○「第2の創業」は1945年(昭和20年)で、戦災で全焼し、
   ゼロから全社員がひとつになって再出発した年。

 ○今一度、ゼロからの再出発に立ち返る必要があるとの強い決意の下に
  「第3の創業」を宣言している。

 ○特定の優良顧客との間に培った強固なパートナーシップを強みとしている。

 

【コメント】


 < 経営者の危機感 → 新理念の制定 >
  
 
 ●インフラ投資も頭打ちになり、激しい競争の時代へと移行している。

 ●"安定した時代"の遺伝子は"変化が常態の時代"には重い足枷となっている。
 
 ●今後当社が生きていく市場はグローバルな競争の厳しいマーケットしかない。


            ↓↓↓↓↓↓  
 
 
  今後の競争に勝ち抜くには、企業風土の抜本的な改革が必要。


            ↓↓↓↓↓↓  
 
  今一度、ゼロからの再出発に立ち返る必要があるとの強い決意の下に
  「第3の創業」の宣言と共に、「新理念」を制定している。

  http://www.fujikura.co.jp/corporate/philosophy.html


 <新理念制定のタイミング>


 -------------
 
 フジクラの2007年3月期決算は、売上高6450億円、経常利益330億円
 で増収減益となる見通し。
 「実は1年前の2006年3月期は過去最高の業績を記録してしまい、
 新理念を浸透させようにも危機感をみんなで共有しづらい面があった。
 2007年3月期が減益となることを喜んではいないが、
 風土改革に挑む気運は高まるのではないか」と大橋社長は見る。

 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/JIREI/20070514/270807/

 -------------

 

  危機感が共有された時、風土改革のチャンスになる。 

 


 
┏━━━━━━━━━━ <今週の質問> ━━━━━━━━━━━━

┃  我が社は、危機を改革のチャンスと捉えているだろうか?

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Vol.243 井口一世

2009-12-20 | Weblog

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【週刊】企業理念 Vol.243 井口一世さまから学ぶ
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 経営の先輩達が悩みぬいて確立した企業理念をいろいろな
 視点から読み解き、企業理念育成・経営のヒントを学びます。

          ★今週の質問★

 【 日本に残る産業・日本が創る産業は何だろうか? 】

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 「創々たる!!小さな世界企業」(日本地域社会研究所発行)

 に掲載されていた <株式会社 井口一世> という社名が

 とても気になりました。


 
 今回は、井口一世さまから学ばせて
 いただきます。

 

━━━━━━━━ Webからの引用 (ここから)━━━━━━━━━


【事業目的】


  最高の人材と設備に支えられた製造業を通して

  新たなる文化の創造に貢献する。

 
  
(出所 http://www.iguchi.ne.jp/ig_005_a.html 2009/12/20)


━━━━━━━━ Webからの引用 (ここまで)━━━━━━━━━


【学び】


 ○金型を使って造るのと同等の品質のものを,
  板金加工で代替する(金型レス生産システム)ことで
  大幅なコストダウンを実現している。

 ○変種・変量の少量品に特化して業績を急拡大している。

 ○金型を保管して生産するとコストが掛かる、そこに商機を見いだしている。

 ○お客様自信が見積もりを算出できるソフトウェアを提供している。

 ○製作図面に、指定発注のただし書きが入っている。
  (この会社にでなければ加工できないということ)


【コメント】


 「量産品は海外工場にシフトしてしまった。

  今後,日本に残る産業は何かを考えた結果,

  生産立ち上げや生産準備品,サービスパーツだという結論にたどり着いた」

 (代表取締役の井口一世氏)


 ------------------------

 
  日本に残る産業はなんだろうか?

  日本が創る産業はなんだろうか?


  経営者の宿題となる。
 
  
 
┏━━━━━━━━━━ <今週の質問> ━━━━━━━━━━━━

┃    日本に残る産業・日本が創る産業は何だろうか?

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Vol.242 有隣堂

2009-12-13 | Weblog

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【週刊】企業理念 Vol.242 有隣堂さまから学ぶ
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 経営の先輩達が悩みぬいて確立した企業理念をいろいろな
 視点から読み解き、企業理念育成・経営のヒントを学びます。

          ★今週の質問★

【 我が社の判断基準は、利益先考に傾いていないだろうか? 】

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 今日、TVで
  
 「有隣堂 が創業100周年」

 というコマーシャルを観ました。


 多分、横浜周辺にお住まいの方であれば、
 一度は利用したことのなる書店ではないでしょうか。

 
 100年継続のワケはなんだろうか?
 

 
 今回は、有隣堂さまから学ばせて
 いただきます。

 

━━━━━━━━ Webからの引用 (ここから)━━━━━━━━━


【経営方針】


 1.「有隣」の精神にもとづき、
   文化、教育に関する商品の販売を通じて地域社会に貢献する。 

 2.会社永遠の発展と、従業員の福祉向上のため
   経営の効率化に努力する。

 3.大専門店の誇りを堅持し、
   最高水準の仕事を目指して絶えざる研究、努力を行なう。 

 
  
(出所 http://www.yurindo.co.jp/co/m_policy.html 2009/12/13)


━━━━━━━━ Webからの引用 (ここまで)━━━━━━━━━


【学び】


 ○ひたすらお客様のお役に立つことを考え続けて企業活動をしている。

 ○文化、教育に関する商品の販売に専門化している。

 ○ 一日三省 を唱えている。


  1.可能性への挑戦の中から、私たちの生きがいがうまれる。 

  2.仕事に対するきびしさの中から、本当の和が生まれる。 

  3.謙虚な反省の中から、新しい躍進がうまれる。 
 
 

 

【コメント】


 
 社名「有隣堂」の由来は、
 

   徳不孤必有隣「徳は孤ならず、必ず隣有り」(論語里仁篇)から出ている。

  その大意は、徳のある人は決して孤立することはない。

  いつの日か、またはどこかで、必ず理解し、共鳴する人が現れてくるものである、

  ということであって、信念をもって正しいと思ったことを
 
  断じて行わんとする孔子の力強い章句である。


  同じ里仁篇で「利によりて行えば怨み多し」といっているように、

  その行為が自分の利益になるかどうかをまず先に考える、

  あるいは功利を一切の価値の原理とする西欧功利主義とは

  およそ正反対の東洋的思想といってよいであろう。


  わが社が、この言葉を企業精神として経営方針第一条の冒頭に掲げているのは、
   
  私たちが正しい経営理念をもって最大限の努力をしたならば、

  たとえどのような障害が現れようと、社会は必ず私たちの正しさを認め、
  
  お客さまの支持がいただける筈であり、また社内においても、

  心から協力しようとする同志をつくることができる、

  という信念を確立するためである。

  そして、これこそまさに商人道の原点といってよいであろう。

  出所:http://www.yurindo.co.jp/co/m_policy.html
  参考:http://www.jyofukuji.com/10zengo/2005/11.htm
     http://www.geocities.jp/shinsyaji/03/2006_01/610_tokukonarazu.html 
 
  --------------------------------------------------------------------

  利益主義ではなく、徳を重んじ、
  ひたすらお客様のお役に立つことを考えるという
  活動姿勢が100年継続企業のワケと推察しました。

  
 
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┃  我が社の判断基準は、利益先考に傾いていないだろうか?

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Vol.241 日産自動車

2009-12-06 | Weblog

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【週刊】企業理念 Vol.241 日産自動車さまから学ぶ
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 経営の先輩達が悩みぬいて確立した企業理念をいろいろな
 視点から読み解き、企業理念育成・経営のヒントを学びます。

          ★今週の質問★

【我が社の、2050年の姿をイメージしたことがあるだろうか?】

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 先日、横浜にできた日産自動車さまのグローバル本社

 の前を通った。


 とても、未来的な本社ビル。
 
 

 この本社ビルは、何年先の車社会を
 見据えて設計されているのだろうか?


 
 今回は、日産自動車さまから学ばせて
 いただきます。

 

━━━━━━━━ Webからの引用 (ここから)━━━━━━━━━


【ビジョン】

 
  日産:人々の生活を豊かに


【ミッション】

  私たち日産は、独自性に溢れ、革新的なクルマや

  サービスを創造し、その目に見える優れた価値を、
 
  すべてのステークホルダーに提供します。

  それらのルノーとの提携のもとに行っていきます。   

  
(出所 http://www.nissan-global.com/JP/COMPANY/MESSAGE/VISION/ 2009/12/06)


━━━━━━━━ Webからの引用 (ここまで)━━━━━━━━━


【学び】


 ○「人とクルマと自然との共生」をめざして
  ニッサングリーンプログラムを掲げている。

 
 ○日産のパワートレインロードマップ(開発&販売計画)によると、
 
  2050年に

   EV(電気自動車)/FC(燃料電池者)の 比率が約30%、

   HEV、Plug In HEV の比率が 約30%、

   エンジン搭載車 の比率が約40%。
  
  http://www.nissan-global.com/JP/ENVIRONMENT/GREENPROGRAM_2010/

 


【コメント】


 あと40年後、2050年の自動車社会はどうなっているのだろうか?


  
 日産のパワートレインロードマップをみると、

 2050年の販売予測で、ガソリン車が約40%。

 とすると、

 街を走るクルマがEV(電気自動車)が主流になっているとは

 思えない。

 しかし、日産のような大手自動車メーカではなく、
 ベンチャー的なEVメーカが出現し、

 その会社が、大量のEVを提供しだしているかもしれない。

 また、

 中国から安価で高品質のEVが大量に輸入されているかもしれない。


 そのときには、日産のような大手自動車メーカは、
 どのような会社として存在しているのだろうか?

 

  
 
┏━━━━━━━━━━ <今週の質問> ━━━━━━━━━━━━

┃ 我が社の、2050年の姿をイメージしたことがあるだろうか?

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Vol.240 東洋システム

2009-11-29 | Weblog

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【週刊】企業理念 Vol.240 東洋システムさまから学ぶ
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 経営の先輩達が悩みぬいて確立した企業理念をいろいろな
 視点から読み解き、企業理念育成・経営のヒントを学びます。

          ★今週の質問★

【 我が社の商品開発には、夢と魂が入っているだろうか? 】

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 EOY2009 JAPAN
 アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー2009ジャパン

 日本代表に

 東洋システム株式会社 代表取締役 庄司秀樹氏が
 
 選ばれた。

 http://www.shinnihon.or.jp/eoy/entrepreneur/index.html


 EOYとは、
 新たな事業領域に挑戦する起業家の努力と功績を
 称える国際的な表彰制度。

 

 
 東洋システムさまは、どんな挑戦をしたのだろうか?


 
 今回は、東洋システムさまから学ばせて
 いただきます。

 

━━━━━━━━ Webからの引用 (ここから)━━━━━━━━━

 


「エネルギー産業における技術開発で世界に貢献する」

 

 
(出所 http://www.toyo-system.co.jp/jpn/kaisyashyoukai.htm 2009/11/29)


━━━━━━━━ Webからの引用 (ここまで)━━━━━━━━━


【学び】

 
 ○二次電池開発のための評価試験装置の開発・製造を手がけている。

 ○この装置、ハイブリッドカーの開発に大きく貢献している。

 ○「独立型・企画提案型電機メーカ」を謳っている。

  請負業者のように受動的に仕事を行うのではなく、

  能動的な仕事をモットーにしている。

  http://www.jir-web.co.jp/jirnews/0706.pdf


 ○「3分の1利益還元の原則」という方針。
 
  “利益の

   3分の1は、将来の為の研究開発資金に、

   3分の1は、従業員の雇用を守る為の貯蓄に、

   3分の1は、和進の精神を持った従業員に還元する”


【コメント】


 代表取締役 庄司秀樹氏は、
 
 「二次電池の検査装置をつくる」という夢への挑戦のため
 
 1989年 27歳で起業したそうです。


 二次電池の普及を直感し、
 そこで必要とされる評価試験・検査装置の
 必要性を予見している。

 そして、約20社100人の技術者から
 意見を聞き、お客さまの要望をとりこんだ製品を
 カタチにした。

 
 庄司氏の夢と魂のこもった商品開発が
 アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー2009ジャパン
 へと繋がったのだろう。

  
 
┏━━━━━━━━━━ <今週の質問> ━━━━━━━━━━━━

┃  我が社の商品開発には、夢と魂が入っているだろうか?

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Vol.239 向山塗料

2009-11-23 | Weblog

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【週刊】企業理念 Vol.239 向山塗料さまから学ぶ
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 経営の先輩達が悩みぬいて確立した企業理念をいろいろな
 視点から読み解き、企業理念育成・経営のヒントを学びます。

          ★今週の質問★

【 我が社は、真に地球環境にいいことをしているのだろうか? 】

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 先日、地球村の代表 高木善之氏の講演を拝聴した。
 http://www.chikyumura.org/


 講演タイトルは、「美しい地球を子供たちに」。

 

 地球には、
 
 地球温暖化/オゾン層破壊/森林破壊/生物種の絶滅
 人口爆発と貧困/食料問題/エネルギー問題/ごみ問題
 
 など多くの人類が起こした問題がある。


 まずは、問題の事実を知ること。

 そして、自分自身、企業が何ができるかを考え
 そして行動することが大切であることは
 わかった。

 しかし、行動にまでは落ちていない。


 講演の中で、真に環境問題に取り込んでいる企業として
 向山塗料さまの紹介があった。


 
 どんな取り組みをしているのだろうか?


 
 今回は、向山塗料さまから学ばせて
 いただきます。

 

━━━━━━━━ Webからの引用 (ここから)━━━━━━━━━


【 ごあいさつ 】 

 

 「私たちの仕事は地球を美しくすることです」


 
(出所 http://www.1611mp.jp/contents/company_1.html#1 2009/11/23)


━━━━━━━━ Webからの引用 (ここまで)━━━━━━━━━


【学び】

 ○GESM経営(Gaia Enviroment Satisfaction Management)が基本方針。

 ○母なる地球環境に満足してもらえる考え方・行動が基本方針。

 ○社員農場を持って、自ら作物を育てることで地球に対する感謝の気持ち
  を育んでいる。

 ○「太陽光発電」、「ペレットストーブ」、「雨水タンク」など
  いくつかの環境活動に取り組んでいる。
  http://www.1611mp.jp/contents/environment.html

 ○親子リサイクル教室を開催している。
  http://www.1611mp.jp/contents/company_4.html 

 ○五風十雨農場で、『自給自足』を目指している。
  http://5fu-10u.com/


【コメント】

 
 「環境ビジネス」でグーグル検索すると、

 12,100,000 件

 がヒットする。


 「真」に、地球環境に良いことをしている件数は
 何件あるのだろうか?


 「真」に、地球環境によいビジネスとは、何だろうか?

 今すぐに答えられないが、問い続けたいと思います。
 

【おまけ】

  高木氏の講演メモの一部を紹介します。


 「経営とは真理を一生かけて追究すること」

 「一生守ることを約束という」

 「とりあえずの仕事をしてませんか?」

 「本気でどんな未来をつくるのか?」
 
  いろいろと考えさせられた・・・・。
  
 
┏━━━━━━━━━━ <今週の質問> ━━━━━━━━━━━━

┃  我が社は、真に地球環境にいいことをしているのだろうか?

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Vol.238 パルコ

2009-11-15 | Weblog

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【週刊】企業理念 Vol.238 パルコさまから学ぶ
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 経営の先輩達が悩みぬいて確立した企業理念をいろいろな
 視点から読み解き、企業理念育成・経営のヒントを学びます。

          ★今週の質問★

   【 我が社の幹部は、同志集団だろうか? 】

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 以前、部下であった男と久しぶりに再会し飲んだ。


 彼は、父の後を継ぎ会社を経営している。

 

 経営に懸ける想い、夢、課題について語りあった。


 あっという間に5時間が経過した。

 

 同志との語らいは有意義な時間となる。

 

 今回は、彼が経営するパルコさまから学ばせて
 いただきます。

 

━━━━━━━━ Webからの引用 (ここから)━━━━━━━━━


【 ビジョン Vision 】 


  私たちは、

  愛情のこもった食づくりを広げ、

  お客様の健康で幸せな未来に貢献します。


  私たちは、

  人と人とのつながりを深め、

  希望に満ちた心豊かな社会を目指します。


  私たちは、

  感性を磨き、人の可能性を信じ、

  進化し続ける集団を目指します。

 
(出所 http://palco.jp/about/000006.html 2009/11/15)


━━━━━━━━ Webからの引用 (ここまで)━━━━━━━━━


【学び】


 ○自動券売機の販売、メンテナンスを通して
  食に関するコンサルティングなどを行っている。

 ○地域密着型/スピード対応でサービスを提供している。

 ○券売機というハードウェアにサービス価値を付加している。

 ○券売機を通して、経営者支援を行っている。

 ○自営業者、経営者を対象にした勉強会、セミナーを開催している。

 

【コメント】


  部下と酒を飲むときがある。

  上司と酒を飲むときもある。

  お客様と酒を飲むときもある。

  また、友人と酒を飲むときもある。


  飲む相手により、時間経過のスピード感が異なる。


  部下であれ、上司であれ、お客様であれ、友人であれ

  年の差、地位の差は関係なく、
  
  共有する夢・目標を持つ者、いわゆる同志と
  
  過ごす時間は有意義であり、時間経過が速い。


  語りあえば語りあうほど、夢・目標への道が見えてくるし、
  軌道修正もできる。

  
 
┏━━━━━━━━━━ <今週の質問> ━━━━━━━━━━━━

┃      我が社の幹部は、同志集団だろうか?

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Vol.237 テクノスジャパン

2009-11-08 | Weblog

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【週刊】企業理念 Vol.237 テクノスジャパンさまから学ぶ
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 経営の先輩達が悩みぬいて確立した企業理念をいろいろな
 視点から読み解き、企業理念育成・経営のヒントを学びます。

          ★今週の質問★

【我が社の基幹業務における現場の苦労を知っているだろうか?】

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 昨日は、結婚式に参加。

 披露宴は、立食パーティーだった。

 多くの人との交流、そして新たな出会いが
 生まれることを新郎・新婦が願っての立食パーティー企画だったそうだ。

 
 確かに、いろいろな方と交流ができた。

 初対面でありながら、30分以上語りあった人もいた。


 今回は、披露宴で出会った方がお勤めのテクノスジャパンさまから学ばせて
 いただきます。

 

━━━━━━━━ Webからの引用 (ここから)━━━━━━━━━


【経営理念】


 1.コンプライアンス    : お客様に安心していただけるために

 2.CSR        : 社会的責任の自覚

 3.コア・コンピタンス : 他社には真似のできない独自性

 
(出所 http://www.tecnos.co.jp/company/management.html 2009/11/08)


━━━━━━━━ Webからの引用 (ここまで)━━━━━━━━━


【学び】


 ○ビジネス系アプリケーションソフト導入のコンサルテーション、
  ビジネス系情報システムの開発を行っている。

 ○「基幹業務の改革」というニーズにIT技術をもって応えている。

 ○意思決定から現場での業務処理に至るあらゆる局面で、
  いっそうのスピード化や効率化を図らなければ生き残れない時代。

 ○企業経営における的確でスピーディーな意思決定や企業活動は、
  いまや様々なIT技術によってその根幹を支えられている。

 ○お客様の業種、業態に合わせて「基幹業務」を改革している。


【コメント】

  社員数が、50名を超えたころから、
  
  ワード、エクセルによる「基幹業務」の管理に限界を感じてくる。
  

  「基幹業務」には、下記の業務がある。 

   -会計
   -予算管理
   -SCM(Supply Chain Management)
   -CRM(Customer Relationship Management)
   -生産管理
   -販売・生産・在庫管理

   この管理には、IT技術の利用が業務のスピード化・効率化を加速する。


   会社成長の段階ごとに
   自社基幹業務にあった管理システムを開発・導入しなければ
   ならない時期が来る。


   しかし、システム導入の経営判断にあたっては課題が生じる。


   ●システム導入の経験がないため判断しにくい。
   ●システム導入による投資効果を評価できない。
   ●今までのやり方(ワード、エクセルベース)からの変化を嫌う。
   ●経営者が基幹作業に携わっていないため現場での苦労が理解できない。
  

   そこで、基幹業務の改革を行う専門家集団が必要とされる。

 

 
┏━━━━━━━━━━ <今週の質問> ━━━━━━━━━━━━

┃  我が社の基幹業務における現場の苦労を知っているだろうか?

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Vol.236 日本志民会議

2009-11-01 | Weblog

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【週刊】企業理念 Vol.236 日本志民会議さまから学ぶ
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 経営の先輩達が悩みぬいて確立した企業理念をいろいろな
 視点から読み解き、企業理念育成・経営のヒントを学びます。

          ★今週の質問★

  【 我が社の「天分」は活かされているだろうか? 】

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 今日のYahooニュースにあった

 「前横浜市長らが政治団体設立」
 
 の記事が目に付いた。


 団体の名前は、

  
  ”日本志民会議”。

 

 どんな志をもって設立されたのだろうか?


 
 今回は、日本志民会議さまから学ばせて
 いただきます。

 

━━━━━━━━ Webからの引用 (ここから)━━━━━━━━━


【理念】 =めざすべき日本の新しい国家理念=

 


  「誇りをもって、自らの天分を活かしきること」

 

 
(出所 http://www.yoikuni-shimin.jp/idea.shtml 2009/11/01)


━━━━━━━━ Webからの引用 (ここまで)━━━━━━━━━


【学び】


 ○国民各々がその「天分」を活かし、創意と工夫を重ね、
  適正な競争の結果として国民全体が豊かになっていくような
  政策の実行こそが必要。

 ○なぜ日本は、ここまで行き詰まってしまったのか。
  その根本原因は、日本人の「心」が行き詰まってしまっていることにある。
  つまり、「いまさえよければ、自分さえよければ」という自己中心的な
  思考が日本の社会を覆ってしまい、「いまも将来も、自分も皆も」という、
  将来を見つめつつ、自他共の発展をめざす思考ができなくなってしまっていること
  にこそ、問題の根源がある。

 ○わが国の先人たちの喜び、悲しみ、苦難、夢などを、
  私たちへの「貴重な贈り物」として感謝をもって受け止め、
  誇りをもって日本の歴史をしっかりとわが身に背負い、
  そして私たち自身の手で、あるべき未来へと受け継いでいくことが大切。

 ○「日本とはどのような国か」。

  それを考えることによって、この世界のなかで日本の「天分」
  とは何かが見えてくる。
  そして「日本の天分」が明らかになってはじめて、
  その「天分」をいかに活かし、いかなる国づくりをし、
  いかに世界に貢献していくかという「わたしたちの幸福なる使命」
  が明確になる。
  「日本よい国」と誇りをもって胸を張れる国とするために、
  わたしたちは何をなすべきか。

 http://www.yoikuni-shimin.jp/message.shtml


【コメント】


 上記の一文において、

 「日本」を「我が社」に、そして「国」を「企業」に置き換えて
 読んでみると考えさせられることがある。


 ●「我が社はどのような企業か」。

  それを考えることによって、この社会のなかで我が社の「天分」
  とは何かが見えてくる。
  そして「我が社の天分」が明らかになってはじめて、
  その「天分」をいかに活かし、いかなる企業づくりをし、
  いかに社会に貢献していくかという「わたしたちの幸福なる使命」
  が明確になる。
  「我が社はよい企業」と誇りをもって胸を張れる企業とするために、
  わたしたちは何をなすべきか。
 
 
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 「日本」を「自分」に、そして「国」を「人」に置き換えて
 読んでみても考えさせられることがある。
 

 

 【おまけ】

 
  「天分」の知り方

  
  -自社の「天分」を知るには、お客様に次の質問を。
 
  「当社の存在によって、何が助かっていますか?」
 
  
  -自分の「天分」を知るには、第三者(上司、部下などに)に次の質問を。

  「自分の存在によって、何が助かっていますか?」


 
┏━━━━━━━━━━ <今週の質問> ━━━━━━━━━━━━

┃    我が社の「天分」は活かされているだろうか?

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━