Olive☆。.:*:・'゜

つれづれなるままに・・・雑感を

(続き)出雲大社

2013-08-28 23:48:47 | 旅日記




参道と松並木

鳥居の正面に見える御仮殿

御仮殿

本殿を囲む回廊にある八足門



本殿の両脇にある、細長い建物。
これは神在月に神々が泊まる
十九社と呼ばれる建物で、本殿に
向かって右側にある東十九社です。
手前の本殿の回廊も葺き替え前は
こんな風に苔むしていたのかなあ。
十九社もこれから3年の間に修造
されるようです。


横から見た本殿

後ろから見た本殿。

今週末8月31日(土)14:00~14:54
山陰放送開局60周年記念特別番組 
『歴史の源流・出雲 ~目には見えない宝もの~』
がTBS系で放送されるそうです。(番組ホームページ
「歴史の源流・出雲」という番組は山陰放送で2009年から
年1回制作されてきたそうです。今回開局60周年の特別番組
として全国放送されることになったのだとか。
遷宮の様子を見てみたいし、要チェックだな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

@出雲大社

2013-08-25 15:55:03 | 旅日記

8月最後の日曜日。出雲に来ています。
今朝大阪を出る時は土砂降りだったので、
天気が心配でしたが、雨にあうことなく
観光できました。写真は神楽殿です。
大きなしめ縄に圧倒されてしまいます。

神楽殿にて昇殿参拝した後、本殿の方へ移動しました。
通常八足門からの参拝となりますが、今日は瑞垣内へ
入ることが出来、葺き替えられた本殿の屋根を間近で
拝することが出来ました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オーストリア紀行:楽友協会

2013-06-16 10:11:03 | 旅日記
ツアー最終日の夜は、楽友協会のブラームス・ザールという
小ホールにてモーツァルトコンサートを聴きました。
旅行パンフレットには最終日の前日に行く予定になって
いましたが、あいにくその日はコンサートをやっていなかった
ようで、最終の日程表では最終日に組み込まれていました。
終日自由行動と思って、オペラ座のチケットを取っていた人は
確かモーツァルトの「ドン・ジョバンニ」だったかと思いますが
観に行かれていました。私も初めてウィーンを訪れた時には、
事前にホームページのドイツ語や英語を格闘しながらチケット
を取って、いそいそとオペラ鑑賞に出かけました。
その時はモーツァルトの「フィガロの結婚」でした。

←演奏が始まる前に撮ったブラームスホールです。
お隣はニューイヤーコンサートの会場で有名な大ホール
Goldener Saalです。同じ時間帯に休憩時間だったので、
開いている扉からっと覗いてしまいました。
ウィーン・フィルによる定期演奏会は15時半~で、夜は
別のところが主催のコンサートが行われていたようです。

モーツァルトオーケストラによるコンサートは、有名な曲目
ばかりなので、気軽に楽しめました。クラシックになじみのない
ない人でも楽しめるコンサートで、当然ながら観光客が多かっ
たように思います。

ウィーンを代表とする劇場やコンサートホールはオペラ座、フォルクスオーパー、楽友協会、
コンツェルトハウス、アン・デア・ウィーン劇場。フォルクスオーパーは昨年1月に「魔笛」を
観たのと、「魔笛」の台本作者でありシカネーダーが建設したアン・デア・ウィーン劇場では
「エリザベート」を観ました。2006年以降はまたオペラやクラシックコンサートの会場として
使用されているようですね。「エリザベート」が再演されるみたいで、滞在中広告の看板を
見かけましたが上演される劇場はアン・デア・ウィーン劇場とは違うところでした。

シュテファン寺院、アウグスティーナ教会、王宮礼拝堂、ペーター教会などの教会で行われる
コンサートも素敵だろうなと思います。向こうで入手した『月刊ウィーン』には先の5つの劇場
以外にも教会や音楽大学で行われるコンサートの演目が書かれていて、例えば19日はカール
教会で20:15~ヴィヴァルディ「四季」、25日の同じ時間からベートーベンの「交響曲第5番」と
いった感じで載っていました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オーストリア紀行:ペーター教会

2013-06-15 12:07:12 | 旅日記
 天蓋のフレスコ画

シュテファン寺院から歩行者天国のグラーベン通りを歩いていくと三位一体記念柱
(ペストの終結を感謝し建設されたもの)を過ぎた辺りの右手にあります。

カール大帝がケルトやローマの異教の神殿跡に792年に建てたといわれるペーター教会。
ウィーン3度目で初めて、中に入ってみました。
建物自体は18世紀初頭にベルヴェデーレ宮殿も手掛けたルーカス・フォン・ヒルデブランドの
手によりバロック様式に建て替えられています。外観もさることながら、内部の装飾や天井の
フレスコ画「聖母マリアの被昇天」が素晴らしいです。メルク修道院の教会の天井画なども
描いたヨハン・ミヒャエル・ロットマイヤーの作品です。

ひととき心静かな時間を過ごすことが出来ました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オーストリア紀行:美術館巡り

2013-06-12 23:32:52 | 旅日記
ウィーン2日目は午前中シェーンブルン宮殿とシュテファン寺院を観光し、昼食を挟んで
午後から美術史博物館へ行きました。
この博物館は皇帝家の所蔵となっていた膨大な収集品の収納庫として、1872年から1891年に
かけて建てられたそうです。

絵画ではラファエロの「草原の聖母」、ティツィアーノの「ダナエ」、クラナッハの「ユーディット」
ブリューゲルの「雪中の狩人」や「農民の婚礼」、ベラスケス「王女マルガリータ」、フェルメール
「画家とモデル」、ティントレット、カラヴァッジオ、、ルーベンス、デューラー、ホルバイン、
アルチンボルドなどの夥しい数の作品が展示されています。プラド美術館とともに気に入った
作品が多く収められていて、好きな美術館です。

階段ホールの天井近くの壁には
クリムトの壁画も見られます。
特に2012年はクリムト生誕150年を
記念し、2階に足場を組んであって
より間近で「エジプト」などの装飾
画を鑑賞することができました。
普段だと距離があるので、オペラ
グラスを持参しないとじっくり見れ
ないかも知れません。展示物もさる
ことながら、建物内部の装飾も
とても綺麗です。

中央階段に飾られている像は、
アントニオ・カノーヴァの作品
「ミノタウロスを殺すテセウス」。
アイゼンシュタットで見たマリア・
レオポルディーネ像を制作した
イタリアの彫刻家の作品です。
2/16の記事





ブリューゲル『バベルの塔』

ブリューゲル『農家の婚礼』


レンブラントの肖像画        ラファエロ『草原の聖母』

アンブロジウス・ボスハールト『花』とジュゼッペ・アルチンボルドの連作「四季」(冬)

花などの静物画も好きで、ボスハールトの『「A Still Life of Flowers in a Wan-Li Vase』を所蔵
しているロンドン・ナショナルギャラリーに行った際はヤン・ファン・ハイスムの『Flowers in a
Terracotta Vase
』やヤン・ファン・オスの『 Fruit and Flowers in a Terracotta Vase』などの
絵葉書を何枚も買って帰ってきました。
アルチンボルドの連作「四季」はいくつもヴァージョンがあるようで、プラド美術館や確か
ルーブル美術館でも見たような気がします。この連作以外にも大気・火・大地・水を擬人化した
「四大元素」も面白くって気に入っています。

ウィーン滞在3日目の自由行動では、朝食後、まずホテルから0番の路面電車に乗って
ベルヴェデーレ宮殿へ行きました。帝国軍の総司令官だったオイゲン公の夏の離宮・
ベルヴェデーレ宮殿は上宮と下宮の2つの建物からなり、現在は美術館となっています。
オーストリア航空の航空券半券を
提示すると割引があるらしいと聞い
ていたので、チケット売り場で見せ
ました。上宮と下宮のコンビチケッ
トの割引があるとのことでした。
私たちは上宮だけ観ようと思ってい
たので、航空券での割引サービスは
受けることはできませんでしたが、
母はパスポートを見せてシニア割引
になりました。


下宮はオイゲン公の贅沢な住まいを、豪華な厩舎はベルヴェ
デーレ宮殿所蔵の中世美術作品が展示されているそうです。
上宮には19・20世紀絵画が堪能でき、中でもはグスタフ・
クリムトの作品群でも有名な「接吻」や「ユーディット」などが
これでもかというほど並べられていて圧倒されました。
またウィーン分離派のエゴン・シーレの「家族」や「死と乙女」、
オスカー・ココシュカの作品などがありました。
上宮から下宮へはまさにベルヴェデーレ(美しい眺め)。
豪華なバロック宮殿に、美しく手入れの行き届いた庭園と
ここだけでもかなりお腹一杯の満足感がありました。


オーストリア応用美術博物館MAK

夕方には滞在ホテルの近くにある応用美術館へ行きました。
こちらでもオーストリア航空の半券を見せたところ、いくらか割引がありました。
ブリュッセルのストックレー邸壁面装飾画のため、クリムトが金箔を用いて制作したという
下絵は残念ながら見ることが出来ませんでした。
が、ウィーン工房の工芸品や銀器、ガラス製品、
アジアの陶磁器やテキスタイルなどを楽しむことが
できました。今日でもウィーンのカフェで使われている
というトーネットの曲げ木椅子や中世のソファなど
思わず座ってみたくなりました。

建物内の天井の装飾などを取っても素敵なデザインが
いっぱいでした。人もあまりいないので、ゆっくりと自分の
ペースで存分に見ることが出来て良かったです。
美術館に併設されているカフェ・レストラン「エステライヒャー
・イン・MAK」は地元の人に人気だそうですよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オーストリア紀行:ユーゲントシュティール

2013-06-09 22:19:59 | 旅日記
アールヌーヴォーのような世紀末の芸術運動はオーストリアやドイツではユーゲント
シュティールと呼ばれ、ウィーンではセセッション(分離派)と呼ばれる芸術家集団が
発足し、画家のグスタフ・クリムトを中心に保守的な美術団体クンストラーハウスから
分離し、新しい芸術の創造を目指しました。

ヨーゼフ・オルブリヒの設計による
分離派会館はアカデミックな美術界
に対して、クリムトなどの革新的な
分離派は保守派の妨害に立ち向か
うため、自前の展示館を市の協力の
下、1898年に完成しました。
展示会場の地下には、復元された
クリムトの壁画の大作ベートーヴェン
・フリーズが展示されています。



ナッシュマルクトが終わった辺り、リンケ・ウィーンツァイレ側の38番と40番地には、
オットー・ワーグナーが1898年から99年にかけて建てた代表的な集合住宅があります。
角の建物はコロ・モーザ作の金メッキされた女性のレリーフのメダル装飾があるため、
メダイヨン館、40番地の建物は薔薇の木を描いたマジョリカ焼タイルで壁面が覆われている
ことからマジョリカハウスと呼ばれているそうです。建物のつなぎ目や屋根の上の半身像、
ひさしの模様、扉や手すりの装飾と見ていて楽しいです。






オットー・ワーグナーが設計
したカールスプラッツ駅舎。

他にもワーグナーの建物はあり、
彼や弟子が残した建築物を見て
廻るのも面白いだろうなと思います。
建物の裏側


アルトマン&キューネはヨーゼフ・ホフマンが1932年に内装をデザインしました。
残念ながら、今の内装はその時とはかなり変わってしまっているそうです。
可愛らしいチョコレート屋さんでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オーストリア紀行:ナッシュマルクト

2013-06-08 19:07:49 | 旅日記
ナッシュマルクトと呼ばれる屋根付き生鮮食料品市場。
セセッション(分離派会館)の前を通り過ぎた辺りから始まり、魚介類、肉、デリカテッセン、
チーズ、野菜、果物、パンなどいろんな食料品のお店が並んでいます。スパイスの専門店は
イスタンブールのバザール風で、奥に進むと仮設の露店市が並んでいました。
色とりどりの様々な食材を見て歩くのはとても楽しかったですし、老若男女を問わず籠を片手に
買い物をしている様子も見ることが出来ました。
ちょうど土曜日だったので、マジョリカハウスの前辺りでのみの市が開かれていました。

ナッシュマルクトは食材店以外にも軽食やカフェ、レストランも多くあって、お昼ご飯を食べるの
にちょうどいいと思いました。でも皆同じことを考えるのか、昼食時は混みあっていました。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オーストリア紀行:シュテファン寺院

2013-06-05 23:24:24 | 旅日記
 
 

シュテファン寺院は旧市街地の中心、シュテファン広場に建っています。
バーベンベルク家がウィーンを統治していた1147年に建設された当時はロマネスク様式
だったそうですが、その後火災で焼失し、14世紀にハプスブルク家のルドルフ4世によって
ゴシック様式で再建されました。主祭壇に向かって右側の奥にグラーツの王宮を建設した
皇帝フリードリッヒ3世(2/17の記事) の棺が安置されています。

初めて来た時には塔の上から
屋根のモザイク模様や景色を
眺めました。11月で寒く、風も強い
中でしたが、いい思い出です。
ツアーだとなかなか自由な時間も
ないですし、あの時に上っておいて
良かったです。
地下にはハプスブルク家の人々の
心臓以外の臓器が安置されている
カタコンベがあります。ちなみに心臓
はアウグスティーナ教会に安置され
ているそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オーストリア紀行:シェーブルン宮殿

2013-06-05 23:22:05 | 旅日記
豪雨に伴う洪水で欧州中部では被害が出ているようですね。
私が旅行した10月は、どんよりとした曇り空から日が差してきて晴れたかなと
思っていたら、暫くするとまた灰色の空になったりとすっきりしない天気でしたが
今の季節、観光で訪れている旅行客も多いでしょうし、被害の拡大が気になるところですね。

中欧で洪水、10人死亡=チェコは非常事態宣言(時事通信) - goo ニュース

ハプスブルク家の夏の離宮だったシェーンブルン宮殿はマリアーテレジアによって改築され、
今日見るような姿になったそうです。宮殿内1441室のうち、皇帝や家族の部屋や広間など
がある2階部分が一般公開されています。初めて訪れたのは10年程前でした。
地下鉄U4号線に乗りシェーンブルン駅で下車したものの、どっちの方向へ歩けばいいのか
分からず、辺りをキョロキョロ見ながら行ったのを覚えています。
その時は個人旅行で時間もたっぷりあるので、グランドツアーのチケットで40室を廻り
ました。昨年1月と今回はツアー参加でしたので、22室を廻るインペリアルツアーでした。
それでも内装の豪華な国事に使われる部屋や貴賓室、多くの私室と見どころは沢山あり
ます。昨年1月の際には修繕作業中だった大広間が10月には綺麗になっていましたし、
行く度にどこかの部屋が修繕中だったりするので、3回目でも飽きませんでした。





見学者に公開されている1、2階部分を除いた3、4階の居室は
国営賃貸住宅になっているそうです。
以前TBS「世界ふしぎ発見」で実際に住んでいる人をお宅を
取材したものを見たことがあります。確か火が使えないだっ
たか、いろいろ制約があったように記憶しています。
バロック建築の世界遺産、そこはいろいろと生活の生活は
あるのでしょうが、宮殿で住めるなんて凄いですよね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オーストリア紀行:ヴァッハウ渓谷

2013-05-31 21:36:42 | 旅日記
メルクからクレムスまでの約30キロに
渡る一帯はヴァッハウ渓谷と呼ばれ
、両岸には古城や修道院が建ち、
風光明媚な場所だそうです。
遊覧船に乗ってデュルンシュタイン
まで、ドナウ川クルーズをしました。
ヴァッハウ渓谷はワインの名産地
だそうで、ブドウ畑も見えました。





水色の塔が印象的な
聖堂参事会修道院教会。
15世紀に建設されたバロック様式。

ちょうど今くらいの季節だと澄み渡っ
た青空の下、美しい景色を楽しめて
いいですよね。




ハウプト通り。季節外れだからか、閑散としています。

ドナウ川

古城ホテルのシュロスホテル

遠く丘の上に見えるのは、英国のリチャード1世が幽閉されて
いたケーリンガー砦跡です。
十字軍の遠征に参加し「リチャード獅子心王」と呼ばれるほど
に華々しい活躍をしたものの、帰路でレオポルド5世によって
囚われてしまいました。まあ人の軍旗を勝手に撤去して怒らせ
てしまった方も悪いんですけれどね。
ちなみにこの時に支払われた高額の身代金を使って、
ウィーンの街の壁を拡張した上、受け取った銀を基に
レオポルド5世は1194年貨幣鋳造を始めたそうです。
オーストリア造幣局の始まりですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする