久しぶりにギンレイホールで映画を観て来ました。
12月に「人生、ここにあり!」を観た以来、映画から足がちょっと遠のいていました。
「ミケランジェロの暗号」は昨年9月だったか、公開された時に興味があったものの
ナチス時代の話で残虐なシーンがあったら辛いなと結局観に行かずにいた作品でした。
結果からいうと、時代背景は暗いものの、残酷なシーンはなくサスペンスなんだけれども
コミカルな要素も多いストーリー展開でした。ヴィクトルの父が名画を隠した場所については、
「視界から私を離すな」という遺言ですぐに察しがついてしまいました。
悲惨な時代、命の危険にさらされながらも機転を利かして、逞しく生き抜いていこうとする一家
を描いた人間ドラマ。面白く見ごたえがありました。
特に裕福なユダヤ系画商の息子ヴィクトルとアーリア系の使用人の息子ルディの2人が繰り広げる
駆け引きやお互いの立場が二転三転するストーリーに引き込まれました。
原題「Mein bester Feind」は“私の最高の敵”という意味だそうです。
まさに時代が生んだライバルといった感じの2人。だけど相手を憎みあっているわけではなく、
相手の取った行動を理解しようとし、また相手を何とか生かそうと思いやっている。
そしてキャラクターの設定が体格のいいヴィクトルとやせっぽっちのルディなだけに、立場が
逆転した時のドタバタぶりが可笑しくって。
ヴィクトル・カウフマンを演じていたモーリッツ・ブライブトロイ。
「ソウル・キッチン」主人公のお兄さん役で出ていた人なんですね。髭がないと全然印象が違って、気づきませんでした。
公式サイト
12月に「人生、ここにあり!」を観た以来、映画から足がちょっと遠のいていました。
「ミケランジェロの暗号」は昨年9月だったか、公開された時に興味があったものの
ナチス時代の話で残虐なシーンがあったら辛いなと結局観に行かずにいた作品でした。
結果からいうと、時代背景は暗いものの、残酷なシーンはなくサスペンスなんだけれども
コミカルな要素も多いストーリー展開でした。ヴィクトルの父が名画を隠した場所については、
「視界から私を離すな」という遺言ですぐに察しがついてしまいました。
悲惨な時代、命の危険にさらされながらも機転を利かして、逞しく生き抜いていこうとする一家
を描いた人間ドラマ。面白く見ごたえがありました。
特に裕福なユダヤ系画商の息子ヴィクトルとアーリア系の使用人の息子ルディの2人が繰り広げる
駆け引きやお互いの立場が二転三転するストーリーに引き込まれました。
原題「Mein bester Feind」は“私の最高の敵”という意味だそうです。
まさに時代が生んだライバルといった感じの2人。だけど相手を憎みあっているわけではなく、
相手の取った行動を理解しようとし、また相手を何とか生かそうと思いやっている。
そしてキャラクターの設定が体格のいいヴィクトルとやせっぽっちのルディなだけに、立場が
逆転した時のドタバタぶりが可笑しくって。
ヴィクトル・カウフマンを演じていたモーリッツ・ブライブトロイ。
「ソウル・キッチン」主人公のお兄さん役で出ていた人なんですね。髭がないと全然印象が違って、気づきませんでした。
公式サイト