先日三菱一号館美術館で開催中の「KATAGAMI Style」展を観てきました。
エミール・ガレ、ルネ・ラリック、ティファニー、リバティ、ウィリアム・モリスのテキスタイル・・・etc
自分のお気に入りの名前が羅列されていて、これは行かなきゃ
と始まるのをとても楽しみに
していました。同じようにこの展示会が気になっていたという友人を誘って行ってきました。
額に入っている型紙自体がそれだけで絵になります。そしてその型紙の影響を受けて出来た
工芸品が一緒に展示されていて、交互に鑑賞することが出来たのは良かったです。
海外に大量に流出した型紙のデザインのどの部分を取り入れるのかは国によって随分と違う
ものですね。それぞれの国のカラーを改めて感じました。
アーツ・アンド・クラフツ、アール・ヌーヴォー、ユーゲントシュティールといった運動でも
日本の型紙のデザインから発想を得たものが多くあって、とても新鮮で興味深かったです。
柿渋で貼り合わせた和紙からに文様を彫って型紙を作り上げていく職人さんたちの繊細で
根気のいる仕事ぶりに感動してしまいました。デザインによっては金型から自分たちで
道具を作り、刃先の切れが悪くならないように研いで調整しながらの気の遠くなるような作業。
日本では染色の道具で消耗品だったので収集したり保存したりすることはなかったようですが、
出来上がった型紙が海を渡り、数万点が欧米各地に収蔵されているという面白さ。
そういったことを今回知りました。もう一回、じっくり見てみたいな。
「KATAGAMI Style」展 ジャポニスム支えた型紙(朝日新聞)
エミール・ガレ、ルネ・ラリック、ティファニー、リバティ、ウィリアム・モリスのテキスタイル・・・etc
自分のお気に入りの名前が羅列されていて、これは行かなきゃ

していました。同じようにこの展示会が気になっていたという友人を誘って行ってきました。
額に入っている型紙自体がそれだけで絵になります。そしてその型紙の影響を受けて出来た
工芸品が一緒に展示されていて、交互に鑑賞することが出来たのは良かったです。
海外に大量に流出した型紙のデザインのどの部分を取り入れるのかは国によって随分と違う
ものですね。それぞれの国のカラーを改めて感じました。
アーツ・アンド・クラフツ、アール・ヌーヴォー、ユーゲントシュティールといった運動でも
日本の型紙のデザインから発想を得たものが多くあって、とても新鮮で興味深かったです。
柿渋で貼り合わせた和紙からに文様を彫って型紙を作り上げていく職人さんたちの繊細で
根気のいる仕事ぶりに感動してしまいました。デザインによっては金型から自分たちで
道具を作り、刃先の切れが悪くならないように研いで調整しながらの気の遠くなるような作業。
日本では染色の道具で消耗品だったので収集したり保存したりすることはなかったようですが、
出来上がった型紙が海を渡り、数万点が欧米各地に収蔵されているという面白さ。
そういったことを今回知りました。もう一回、じっくり見てみたいな。
「KATAGAMI Style」展 ジャポニスム支えた型紙(朝日新聞)