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つれづれなるままに・・・雑感を

ミュージカル「パレード」

2017-05-28 21:50:00 | 好きなもの・こと・ひと
米国で実際に起きた冤罪事件を題材にしたミュージカル
「パレード」を観に行ってきました。
(関連記事2017-5-32017-4-222016-12-05

南北戦争の戦没者慰霊祭の日に鉛筆工場の工員である
13歳の少女が、工場内でレイプされた上に殺された。
容疑者は工場の警備員だったニュート・リーと工場長の
レオ・フランク。黒人とニューヨーク育ちのユダヤ人。
戦没者慰霊祭の日に南部出身の少女がユダヤ系の工場で
殺された。南北戦争で負けた南部は貧困に喘ぐ一方、勝った
北部は工業化により潤っている。その中心にいるのがユダヤ
系財閥。南部の人々が皆一様に偏っていたわけではないけれ
ど、白人、黒人、ユダヤ人、知事、検察、マスコミ、民衆・・・
それぞれの立場、様々な思惑や権力によって、事実が歪めら
れ容疑者に仕立てられていく怖さ。

2幕目の石丸さんと堀内さんのデュオ「まだ終わりじゃない」と「無駄にした時間」が
重い題材と結末、そしてラストシーンの暗い気分を引きずって劇場を後にすることになるのです
が、2人のデュオを聴いている時は、2人の舞台共演が観れて幸せな気分でした。

戦没者慰霊祭のパレードの日、独り涙を流し肩を震わせるルシール。唇を噛み、哀しみを堪え
ながら、パレードに熱狂している人々に鋭い視線を投げるラストシーンは印象的でした。
こんな感じの曲です⇒ミュージカル『パレード』舞台映像

石丸幹二「今この時代だからこそ観て考えて頂きたい」~日本初演ミュージカル『パレード』
初日観劇レポート
[2017-4-20 SPICE]
追いつめられる石丸幹二、堀内敬子と17年ぶりの共演に「夢のよう」、ミュージカル『パレード』製作発表会見レポート[2017-4-19 SPICE]

<キャスト>
レオ・フランク(鉛筆工場の工場長)・・・石丸幹二
ルシール・フランク(レオの妻)・・・堀内敬子 
ブリット・クレイグ(新聞記者)・・・武田真治
ローン判事(担当刑事)・・・藤木孝 
ヒュー・ドーシー(ジョージア州検事)・・・石川禅
ジョン・スレイトン知事(ジョージア州知事)・・・岡本健一
サリー・スレイトン・・・秋園美緒
ルーサー・ロッサー(弁護士)ほか・・・宮川浩
トム・ワトソン(記者)・・・新納慎也
ニュート・リー(鉛筆工場の夜間警備員)ほか・・・安崎求
メアリーの母ほか・・・未来優希 
メアリー・フェイガン(殺された鉛筆工場の女工)・・・莉奈
フランキー・エップス(メアリーの親友)ほか・・・小野田龍之介
ジム・コンリー(鉛筆工場の清掃人)・・・坂元健児
ミニー・マックナイト(フランク家のメイド)ほか・・・飯野めぐみ

石井雅登、杉山有大、当銀大輔、中山昇、水野貴以、横岡沙季、吉田萌美

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