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会も終わりGW後半はまったり過ごしています。遠出はもうパス(苦笑)なの で、DVDを借りて楽しんでいます。『ブラック・ジャック』のDVDコーナーを見て、見つけたこのDVD。テレビスペシャルで2003年12月に放送されたものです。覚えがないと思ったのも・・・私・・・入院してた時というか退院直後でテレビ見ていなくて、見逃していたんですよね。見逃していたということを今ごろになって思い出しました(笑)21になってからは、あまり見ていなかったんですが、やっぱりブラック・ジャックは面白いです。オムニバス4話が収録されています。収録話は以下の通り。
第1話『医者はどこだ』
第2話『勘当息子』
第3話『U-18は知っていた』
第4話『ときには真珠のように』
どれも原作で読んだことがあるものですし、私の好きな本間先生の最期のエピソードもあり、借りてきました。所々、原作をアレンジしている箇所もありますが・・・・このくらいのアレンジは違和感ないんですよね。「21」は正直・・・「ええっつ!」て感じだったので(苦笑)そしてアニメはなんといっても大塚明夫さんのブラック・ジャックと水谷優子さんのピノコの声が素敵なんです
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さて、肝心の内容ですが、やはり4話の『ときには真珠のように』が一番印象的でした。本間先生がブラックジャックの手術をしたときに体内にメスを忘れてしまい・・・。何年もの間、体内は体を守ろうとカルシウムの鞘でメスを包んでいた・・・。そして病床に臥している本間先生の元を尋ねるも、本間先生は老衰のため亡くなってしまいます。倒れた後、すぐにブラックジャックは手術するも、だめで・・・。完璧な手術のはずなのに・・・落ち込むブラック・ジャック。
「人間が生き物の生き死にを自由にしようなんておこがましいとは思わんかね。」
という本間先生の言葉が非常に印象的です。原作では落ち込むBJの元にまた、本間先生が話しかけて終わりですが、アニメではラストで「あなたは正しいかもしれない。しかし私は医者です。」と言い、例のメスを捨てるBJが印象的でした。生命の不思議、天命という定め、医学とは・・・・考えても結論が出ない奥深さがこのエピソードには詰まっていると思います。
その他のエピソードもとても良かったです。レギュラーアニメは面白かったんだけど、21はどうも・・・・妙にアレンジしてあって違和感があるのですよね。21じゃない頃のが良かっただけに余計に残念なんですよね・・・(--;。アニメのDVDはまた借りてこようと思います。