みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

『ブラック・ジャック スペシャル 命をめぐる4つの奇跡』 (DVD)

2007年05月05日 | DVD(映画以外)
ブラック・ジャックス スペシャル~命をめぐる4つの奇跡~ ONBD-7039ブラック・ジャックス スペシャル~命をめぐる4つの奇跡~ ONBD-7039

 会も終わりGW後半はまったり過ごしています。遠出はもうパス(苦笑)なの で、DVDを借りて楽しんでいます。『ブラック・ジャック』のDVDコーナーを見て、見つけたこのDVD。テレビスペシャルで2003年12月に放送されたものです。覚えがないと思ったのも・・・私・・・入院してた時というか退院直後でテレビ見ていなくて、見逃していたんですよね。見逃していたということを今ごろになって思い出しました(笑)21になってからは、あまり見ていなかったんですが、やっぱりブラック・ジャックは面白いです。オムニバス4話が収録されています。収録話は以下の通り。


第1話『医者はどこだ』
第2話『勘当息子』
第3話『U-18は知っていた』
第4話『ときには真珠のように』


 どれも原作で読んだことがあるものですし、私の好きな本間先生の最期のエピソードもあり、借りてきました。所々、原作をアレンジしている箇所もありますが・・・・このくらいのアレンジは違和感ないんですよね。「21」は正直・・・「ええっつ!」て感じだったので(苦笑)そしてアニメはなんといっても大塚明夫さんのブラック・ジャックと水谷優子さんのピノコの声が素敵なんです

 さて、肝心の内容ですが、やはり4話の『ときには真珠のように』が一番印象的でした。本間先生がブラックジャックの手術をしたときに体内にメスを忘れてしまい・・・。何年もの間、体内は体を守ろうとカルシウムの鞘でメスを包んでいた・・・。そして病床に臥している本間先生の元を尋ねるも、本間先生は老衰のため亡くなってしまいます。倒れた後、すぐにブラックジャックは手術するも、だめで・・・。完璧な手術のはずなのに・・・落ち込むブラック・ジャック。
 「人間が生き物の生き死にを自由にしようなんておこがましいとは思わんかね。」
 という本間先生の言葉が非常に印象的です。原作では落ち込むBJの元にまた、本間先生が話しかけて終わりですが、アニメではラストで「あなたは正しいかもしれない。しかし私は医者です。」と言い、例のメスを捨てるBJが印象的でした。生命の不思議、天命という定め、医学とは・・・・考えても結論が出ない奥深さがこのエピソードには詰まっていると思います。

 その他のエピソードもとても良かったです。レギュラーアニメは面白かったんだけど、21はどうも・・・・妙にアレンジしてあって違和感があるのですよね。21じゃない頃のが良かっただけに余計に残念なんですよね・・・(--;。アニメのDVDはまた借りてこようと思います。

パリ・オペラ座歌舞伎

2007年05月05日 | テレビ
 3月に行われた成田屋のパリ・オペラ座の歌舞伎が教育テレビで放送されたので、見ました。現地で見ることはさすがに出来ませんからねぇ・・・。演目は『勧進帳』『口上』『紅葉狩』。舞台だけ映ると、あまりオペラ座という感じはしませんが、客席が映るとやっぱりオペラ座だなぁと感じました。音響など気になってしまいますが、それは仕方ないですよね。。。

 『勧進帳』は團十郎さんが弁慶で、海老蔵が富樫、亀治郎さんが義経です。團十郎さんのお元気な姿は嬉しい限り。海老蔵襲名でも親子で弁慶と富樫でしたが、途中で病気降板になってしまいましたからね・・・。最後の飛び六方は・・・なるほど・・・こうなるのかと・・・・。ちょっとびっくりでしたが、仕方ないか~。ダブルキャストで海老蔵が弁慶の時は客席に花道を作ったらしいですが・・・そちらも見てみたいなぁ・・・。海老蔵の富樫はすっきりしていて素敵です。台詞は・・・声質は良いとは思うのですが・・・もうちょっとはっきりしててもよいのでは・・・・と思ったり(^^;。今後に期待です!!!


 『口上』のフランス語は皆さん、一生懸命でしたね。

 『紅葉狩』は海老蔵の女形が・・・・襲名の時の鏡獅子を思い出します(笑)鬼女になってからは、さすがの迫力の形相(笑)

 あと、カーテンコールなども普段は見ることができませんからね、印象的でした。で、ボックス席(?)が映ると・・・オペラ座の怪人を思い出したり・・・・(笑)こうして海外公演の様子をテレビで放送していただけるのはありがたいです。