みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

『MANSAI◎解体新書』

2008年10月20日 | 本・マンガ
野村萬斎/著

 図書館で借りてきました。これは萬斎さんが芸術監督を務める世田谷パブリックシアターで行われた「MANSAI◎解体新書」の公演を本にまとめたものです。2002年より「からだの動き」「ものまね」「間」などのテーマごと12回行われ、萬斎さんが各ジャンルの方たちと対談するというスタイル。「日本の芸能」を解体し、日本演劇のアイデンティティを模索していきます。狂言ばかりでなく、映画など他ジャンルでも活躍している萬斎さんと、各ジャンルの第一線で活躍している方たちのお話も面白かったです。他ジャンルを介して見る古典芸能というか能楽や狂言には改めて気づかされたこともありました。

 そしてなんだかんだ言ってもやはり野村萬斎という人は凄いなと改めて思いましたね。本職の狂言というベーシックがきちんとしているからこそ、他ジャンルでも活躍できるというか・・・。やはり体の芯がきちんとしていて、動きさが美しい人だと思います。

 また萬斎さんの狂言見に行きたいなぁ・・・。最近、萬斎さんどころかあまり観にいけてないので。

『陰陽師 瘤取り晴明』

2008年10月19日 | 本・マンガ
夢枕獏/文 村上豊/絵

 久々に夢枕獏の『陰陽師』シリーズを読みました。これもずっと前に買ってあったんですが、放置していました(苦笑)陰陽師シリーズの表紙の絵でおなじみの村上豊さんの絵による陰陽師絵物語シリーズの文庫版です。文庫で買ったけれど、これは絵が満載なので、小さい文庫よりも単行本で読むのがよいかもしれません。

 それぞれ頬に一つずつ瘤がある双子の薬師、平大成と中成がひょんなことから鬼と関わってしまい、清明&博雅コンビが解決していくというおなじみのパターンです。いつもながら二人のやりとりにはにんまりしてしまいます。
 お話はなんとなく「こぶとりじいさん」を思い浮かべてしまいますが、鬼の宴会など見てみたいような見たくないような・・・(やっぱり見るものではないでしょう・・・)

 絵もたくさんあって、短いので気軽に読めます。絵物語シリーズはこの他にもあるので読んでみようと思います。というか、陰陽師シリーズも全部読んでいるわけではないので、未読のものも読もうっと。それにしてもこの表紙はインパクト強すぎます(苦笑)

『チーム・バチスタの栄光』

2008年10月18日 | 本・マンガ
海堂尊/著

 文庫化されて割りとすぐに手に入れたものの放置していて、今頃になって読みました。映画はまだ見ていませんが、ドラマの第1話だけ見て読もう!ということで読みました(笑)
 
 大学病院が舞台。それも難関手術であるバチスタ手術(心臓移植の代替手術)の手術中に起きた術中死の謎に迫るミステリーなので・・・当然医学用語なんかは素人の私には難しいのですが、それが苦にならないというか・・・物語の展開、登場人物が魅力的ですし、サクサク読み進めることができました。
 ただ、犯人はともかく動機がちょっと納得いかないというか残念ポイントでしたが、それでも面白かったです。
 
 田口のキャラも良いけれど、厚生省の窓際官僚白鳥の変具合が好きです。白鳥が出てきてから、テンポがガラっと変わって面白さが増しました。映画は田口役が女性の竹内結子に、ドラマは伊藤淳史とイメージが原作とは違うかな?・・・ですが、今後もドラマ版をチェックしていきたいですし、映画もDVDを借りてこようかなと思っています。あと続編?も読むつもりです。
 

今日の富士山~雪が!!

2008年10月17日 | 写真~富士山
 どうやら今年になってから3度目の積雪らしいですが、うっすら雪化粧した富士山が見えたのは今シーズン初めてでしたので、思わずパチリ(笑)

 富士山に雪が・・だともうそろそろ寒い季節に変わっていきます・・・。私の住んでいるところは温暖な場所で雪もめったに降ることはありませんが、さすがに富士山に雪が降るような日は寒いんだよな~・・・。昨日も寒かったわけです。これから、もっと真っ白な富士山を見ることができるでしょう。

 ちなみに、ここは先日のかさ雲の富士山の記事で載せた富士山画像を撮った場所でもあるんですが、ある橋でして・・・。ここの橋の下も・・・富士山の溶岩がゴロゴロしている川が流れています。

DyDoのCMに萬斎さん出演

2008年10月16日 | テレビ
 既に数日前から放送されているそうなのでご存知の方も多いかもしれませんが・・・萬斎さんがDyDoの缶コーヒー「ダイドーブレンドコーヒー」と「ダイドーデミタスコーヒー」のCMに出演されています。伊東美咲さんバージョンもあり、二人のバージョン(コラージュ編)もあります。
 萬斎さんのバージョンは息子さんの裕基君に稽古をつけていたり、チラッとですが、『舟渡聟』と『弓矢太郎』の舞台姿も。

 CM動画はこちらから見ることができます(DyDoサイト)
 

 でも・・・なんとなく・・・萬斎さんにはコーヒーというよりもお茶っていうイメージがあります(^^;

『歌舞伎のいき 第1巻』

2008年10月15日 | DVD(映画以外)
 小学館から出ているDVDブックのシリーズ歌舞伎第1巻が図書館に入ったので早速借りました。といっても、なぜか本の方とDVDとばらばらでして・・・DVDのみ借りてきました。どうやら本の方は別に貸し出しているみたいです(^^;。第1巻は基礎編ということで、簡単な歌舞伎の演目の紹介が。といってもさらっと簡単に・・ですけれど。

 1巻は主に歌舞伎座や裏側が紹介されています。何度も行っている場所ですが、改めて見ると、やはり良い劇場だな~と思いますね。瓦など細かいところは見たことないですし(見ることができないというか・・・)、普段見ることができないというか・・・私なんかが歌舞伎座に行く時はお芝居を見に行くときなんだから見ることはない・・・舞台には何もない空舞台を見ることができたり、大道具さんや、小道具さん、床山さんたちのお仕事を見ることができたのもよかったですね。役者さんだけでなく、裏方さんみんなで作り上げるものなんだなあと・・。美術さんの仕事もすごいなぁ・・・。でもすごい豪華なセットを作ってもその公演限りで処分とは・・・舞台美術も何日かけて作っても出番少しとか・・・豪華といえば豪華ですけれど。これからはそういう大道具や背景なども注目したいですね。

 歌舞伎座紹介はほとんど宣伝ぽかったですけれど(笑)、改めてお芝居を見るだけじゃなくて、いろいろな楽しみがある劇場なんだなと思いました。やっぱり一番好きな劇場だな・・・と改めて思いましたね。
 
 シリーズは4巻まで出ていて、荒事、時代事・・・などジャンルごとに歌舞伎が紹介されていますので、続きが入ったらまた借りてこようと思います。ちらっと紹介されていましたけれど・・・・仁左衛門さんの知盛が見たくなってしまいました~(笑)

頭がポケット!!!

2008年10月14日 | 雑感~ひとりごと
 今日、知ったこと。 

 黒柳徹子さんの頭はポケットになるらしい!!

 飴玉、お煎餅、さらにはパスポート入れにもなるのか、ふむふむ。。。。というか・・・そのポケット見たい!!!これから徹子さんの頭にますます注目!!でしょうか(笑)

カメムシ

2008年10月13日 | 雑感~ひとりごと
 ゴがつく虫は出てきたら躊躇なく退治できるけれど、やたらと退治することができない虫もこの世の中にはある・・・

 それが・・・


 カメムシ


 私の家にはめったに現れることはないのですが・・・。つぶすと強烈な匂いを放つ虫なので・・・どうやったらこの場からいなくなってくれるか・・・・匂いがしていなくても、姿を見るだけで鳥肌が立ちます。。。

 昨日、なんか臭いな~と思ったら・・・犬がカメムシを潰していてというかもてあそんでいたというか・・・とにかくカメムシが転がっていた・・・。そしてリビングが強烈な匂いに包まれました・・・泣きそうになった・・・。

 1匹だけでもこうなんだから、文さんが体験したカメムシボックスはすごいんだろうな~~と思いました・・・。(「探偵!ナイトスクープ」ネタ。)

日本犬保存会展覧会

2008年10月12日 | 犬  (ペット)
 今日は日本犬保存会展覧会静岡展が三島で行われたので見学に行ってきました。こういうのに行くのは初めてです。出陣していてる犬は圧倒的に柴が多いですが、見学するだけでも、こうやっていろいろな日本犬が見られるのは参考になります。

 私が行った時は甲斐が1頭いました。その他、秋田(しかも虎毛!)の仔犬、紀州、四国などめったに見たことがない犬種も見ることができました。

 それに・・・幼犬の部は単純に癒されました~~(笑)

F1マシン

2008年10月11日 | 雑感~ひとりごと
 今日は夕方から御殿場に移動。なんか混んでいる・・・。そうか富士スピードウェイでF1日本グランプリが開催されているのでした。駅前はお祭りみたいです。イベントをやっている駅前広場に行ってみたら、F1マシンが展示されていました。

 ホンダとトヨタ2台が展示されていました。



 トヨタのマシンには実際にコックピットに乗って記念写真を撮ることができます。私もちょっと興味あったけれど、時間があった並んでもよかったですが・・・(^^;。見るだけで・・・(笑)

『三味線ざんまい』

2008年10月10日 | 本・マンガ
群ようこ/著

 この著者の本を読むのは初めてですが、かわいい表紙に惹かれたのと、帯に奥深い「和もの」お稽古エッセイと書いてあったので興味を持ちました。三味線は私も学生時代に日本舞踊とともにやってみたいなと思っていた習い事の一つでした。今は能楽小鼓のお稽古をしているのですが、何か共通点や刺激になるかな?と思って読んでみました。三味線と小鼓、小唄と能楽という違いはあれど、同じ邦楽、日本の伝統芸能ですし・・・。

 三味線のことは分からないけれど、共感する部分が結構ありました。でも、私には三味線は無理かな(苦笑)でも和物のお稽古は、楽器なり何であれ、そのものを習うこと以外にも、礼儀など得ることがたくさんあると思います。身についているかついていないかは別として(苦笑)お稽古について思うことはいつかまた書きたいです。

『CREA Due DOG』

2008年10月09日 | 本・マンガ
 ペット本コーナーに行ったら、「オトーサン」カイ君が表紙の雑誌を発見。『CREA』の犬特集本でした。まあ、カイ君好きですが、それだけだったらスルーなんですが、パラパラめくっていたら、日本犬特集もあり・・・甲斐犬の写真もあったんで・・・ついつい・・・(笑)日本犬専門雑誌『Shi-ba』以外の雑誌では余り見かけないんでねぇ・・。といってもページ半分ですけれど(^^;

 あとは保健所に収容された犬のことも特集が。私の犬も里親ボランティアさんから家にやってきたので、こういった問題は以前より考えるようになりました。犬を飼っている芸能人も何人か紹介されていたけれど、いかにも綺麗な犬を飼っていて・・・というのもよいけれど、柴田理恵さんは好感持てますね。前に3本足になってしまった春太郎君のことをテレビで見ましたが(ポチたまかな?)良い意味で普通のおばちゃんって感じだし、芸能人だから一般の人だからというのじゃなくて、勇気あるなって。あとは、働く犬の記事もよかったです。
 初めて買ったけれど、思ったより流行のカワイイカワイイ犬ばかりでなかったのがよかったです。

『ゴッドファーザー』 (DVD)

2008年10月09日 | 映画(DVD含む)
 いつもお世話になっている方と、ある映画(『インファナル・アフェア』)の話をしていて、その話の流れでオススメされたのがこの映画。思えばちゃんと見たことがないままだった名画の一つを、やっと見てみました。

 ちょっと長かったですけれど(家で長い映画を見るのはちょっと辛いんです^^;)、映像、そして何よりも役者さんの演技に引き込まれました。マーロン・ブランドは渋すぎるし存在感ありすぎる。そしてアル・パチーノは堅気から段々と表情が変わり、ドン・コルレオーネになっていく姿にはただただ圧巻。最初はただただ若いな~とか結構かわいかったんだとか思っていたんですが。父親が狙撃されたことをきっかけに、復讐を決意し、だんだんとマフィアに染まっていく姿、そして洗礼式と殺しのシーンはゾクゾクしてしまいました。

 パート2もそのうち見るので、感想はいずれ・・・。

金木犀

2008年10月07日 | 雑感~ひとりごと
 今日は朝一番で動物病院に紅を迎えに行った。病院では良い子にしていたらしく安心。詳しくは別ブログで書きます。が、私ってこんなキャラだったの?と気がつくことが多かったです・・・(笑)親ばかというか何というか・・・(苦笑)

 さて、道を歩いていると金木犀の香りが漂って、良い気分になります。我が家の玄関にも金木犀が。素敵な香りが玄関にも漂っています。三嶋大社の金木犀は今どうかな?とふと思いました。