ソブリアードが使えるようになってから3ヶ月以上が経過しました。使い始めた患者さんは関連施設をあわせ、23名いました。一ヶ月目のウイルス量が判明している患者さんは、19名で、そのうち1カ月目までに陰性化している患者さんは、14名(74%)です。
2ヶ月目のウイルス量が判明している患者さんは11名で、11名(100%)が陰性化を継続、3ヶ月目まで判明しいてる方は、3名いて、陰性化を継続してる方は2名(66%)です。残念ながら3ヶ月目で陽性化した患者さんがいました。
初回で、普通量投与できたかんじゃさんは、1名、再投与で普通量できた方が1名、他は何かしらの減量を行って投与の形となっています。副作用が我慢できる調整の中で、より多く効果が出てくれること期待したいです。
いったんウイルスが減少しても消えきらず、再上昇してきた患者さんが3例ありました。いったん消えてから出た方は1名いました。
最終的にウイルスが消えなくても、肝臓の中のウイルス量が減る効果はありそうな印象があります。次の治療にこのウイルス減少が効果的となることが少量長期の例では実感することが多いので、もし一回減って出てくる方であっても、しないいるよりははるかに意義があると考えてもらえればと思います。
より副作用なく効果的な治療が、必ず出てくるようになってきているので、ウイルスが消えて、経過観察だけで良くなって、さらに、観察が不要になって予防的な関わりで過ごせるようになってくれたらいいなと思います。