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2019.10.8道新記事にメタボは北海道が第三位ってのっていました。
うーん、いろんな背景はあるのでしょうが、ばん回できるよう頑張っていきましょうー。
以下道新記事
道民のメタボ16.3% 全国3位 協会けんぽ調査 夜食やお酒が影響/食生活見直し、運動を
メタボリック症候群(内臓脂肪症候群、通称メタボ)と判定された道民の割合は全国3位―。全国健康保険協会(協会けんぽ)北海道支部の調査で道民が肥満傾向にあることが分かった。メタボは心筋梗塞や脳卒中にかかるリスクを高めるため、関係者は日常生活にちょっとした運動を取り入れることや、食生活の見直しを呼びかけている。
協会けんぽは中小企業の従業員と扶養家族が主な対象で、道内は約9万8千社、180万人が加入している。データは2016年度に行われた40~74歳の特定健診結果をまとめ、全国値と比較した。健康づくりの参考にしてもらおうと、北海道支部は初めて健診データの特徴をホームページ(HP)で公開した。
道民のメタボの割合は16・3%で、1位の秋田県、2位の宮城県に次ぎ、全国平均に比べ2ポイント高い。男女別では男性が21・3%、女性は4・8%だった。
協会けんぽによると、一般的に内臓脂肪が増えると《1》インスリンの働きを抑え、高血糖を起こす《2》血圧を上げる《3》血栓をつくりやすくする―など、体に悪影響を及ぼす。「内臓脂肪型肥満」は腹回り(腹囲)が男性は85センチ以上、女性は90センチ以上あると診断される。これに高血圧や高血糖、脂質異常が二つ以上ある状態をメタボという。
道民はなぜメタボの人が多いのか―。問診結果を見ると、週に3回以上は夜食(間食)を取る人の割合が男性は18・4%、女性は25・8%といずれも全国平均を上回った。毎日、お酒を飲む人も男性は38・9%、女性は17・8%に上る。こうした食生活に加えて、同支部の担当者は「車で移動する機会が多いことや、冬に運動しにくいことが影響しているのでは」と分析する。
同支部はメタボと判定され服薬治療を受けていない人たちを対象に、無料で健康サポート(特定保健指導)を行っている。保健師や管理栄養士が面談し、生活習慣の改善につながる目標を決める。その後、3~6カ月間は電話や文書でやりとりし、改善されたか実践状況を確認。健康サポートを受けた人は、受けなかった人に比べて平均体重が落ちるという調査結果もあるが、道内は健康サポートを希望しない人が多い。「生活習慣病を予防するためにもぜひ、無料の健康サポートを受けてほしい」と話している。(上田貴子)