健康 2021年 04月春号にてにこたま療法が再度掲載されました。以下出だしの部分の引用です。
是非この機会に手に取って読んでもらえたらと思います。
感染予防対策のためコロナ太りの人が急増
新型コロナの流行で再度有用性を確認したのが、私の提唱する「にこたま療法」です。新型コロナ感染予防対策のため自粛が求められる中、運動不足と食べ過ぎにより、コロナ太りになってさまざまな問題が出てきました。
私が専門とする脂肪肝炎の患者さんも増えましたし、国民病ともいえる糖尿病の心配も極めて深刻になったのです。
現代の日本人の食生活は、おかずが豊富となり、それに伴って主食の割合も多くなっています。炭水化物は、野菜などに含まれるビタミンやミネラルよりも、糖尿病などのリスクを高めますし、肝臓にも負担をかけます。
肝臓に中性脂肪がたまった状態が「脂肪肝」ですが、脂肪肝自体は、病気ではありません。脂肪肝が怖いのは、放置したままでいると肝炎となり、肝硬変や肝臓がんの原因になってしまうためです。
脂肪肝というと、お酒を飲む人がなるイメージですが、脂肪肝には、アルコール性脂肪肝と、非アルコール性脂肪肝の2種類があります。最近増えているのは、ほとんど飲酒をしない人がなる非アルコール性脂肪肝で、その主な原因は肥満です。