肝臓病と共に生きる人たちを応援します

肝臓友の会との関わりで成長した肝臓専門医のブログです。2017.2.12より新規開始しました。

HTB報道 茨城猿島肝炎 2014.8.4

2014年08月04日 | 肝炎救済に関連して
140804猿島肝炎

2014年6月28日から7月10日まで、美馬医師たちが現地の患者さんと一緒に疫学調査をしてきました。
そのテレビ取材が放映されました。由仁の裁判と同様、国がしっかりと対策をとってくれるようになってほしいと願う運動です。
当時の人達が、国や医師会に逆らうことができなかったと証言しているなど、本当に肝炎問題のつらさを語っています。
HTBさんがんばってくれています。テレビ見ながらの録画なので、正式な画像がきたら差し替えたいと思います。是非みてみてください。
 
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世界肝炎デーの取り組み 毎日新聞で報道2014.7.29してくれました。

2014年08月04日 | 肝炎救済に関連して
 
ウイルス検査受診 札幌で呼びかけ 世界肝炎デー
「世界肝炎デー」の28日、医師らで作る肝がん検診団などが札幌市中央区で肝炎ウイルス検査の受診を広める街頭啓発を行った。
 世界肝炎デーは、感染拡大の防止や差別・偏見の解消を目的に世界保健機関(WHO)が定めた。全国にB型やC型などの肝炎ウイルス感染者は300万人以上いるが、輸血や集団予防接種など、医療行為による感染が少なくない。肝がん検診団の川西医師は「一般的な健康診断に肝炎ウイルス検査は含まれていないことがほとんど。一度はウイルス検査を受けて、早期発見につなげてほしい」と呼びかけた。
 肝炎ウイルス検査は、道内の保健所で無料で受けられる。また、肝がん検診団は道内各地で出張検診を実施し、療養相談に応じている。問い合わせは事務局(札幌緑愛病院内、011-350・1008)。
2014年7月29日(火)毎日新聞の朝刊より
 
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よかたい先生 水俣から世界を見続けた医師 原田正純 読んでみてください

2014年08月03日 | 肝炎救済に関連して
 
 
本屋さんで、最近の絵本はどんな感じかなあって児童書のところを見ていたら、この本が目にとまりました。
小学校中学年の部の課題図書になっていて、水俣病の話の本が今頃出てると不思議になって手に取ってみました。そうすると、もう忘れられているけどいまだに苦しんでいる人がいる問題で、これからも同じ事を繰り返すことのないように語り続けていってほしいと最後に書かれているのをの読んで、涙が止まらなくなりました。小さい参照画像をクリックすると大きくなりますので、読んでみてください。

社会で苦しんでいる人達が抱えるこの思い、肝炎問題についても同じ事があてはまります。是非みんなに読んで欲しい本と思いました。水俣の部分を肝炎に置き換えても同じ思いを代弁してると思いました。子どもの頃にこういう本を読んでいたら、きっとみんなまたより優しくなれるんだろうなとも思いました。
単行本: 133ページ
出版社: 学研教育出版 (2013/8/8)
言語: 日本語
ISBN-10: 4052038266
ISBN-13: 978-4052038266
発売日: 2013/8/8
価格: ¥ 1,512(税込み)
 
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入院治療や検査してみませんか?病院長になってみて1カ月

2014年08月01日 | 患者さんとの関わり
 
 
 
 
病院長って、いろんな情報が入ってくる役職だなあとつくづく思います。副院長や肝臓センター所長の頃とはちがって、院内院外のいろんな情報が入ってきます。それに対してどう判断して行動していくか、それをいかに早くより良い形で実現していくか。今までとちがった頭の部分を使う感じ。去年だったらできなかったなあと思ったりします。
自分の気持ちもちょうど受けるのにいい感じになっていたんだなとも思えます。
病院をもっともっと良くしていきたい、自分が受けてきた恩をしっかりと返していきたいって思う気持ちは年々強くなっています。
そして、いろんな人達の思いを聞く立場にもなり、その思いをさらに病院にとっていい形へ進化させていくことも可能なポストであることに、今は楽しさを感じています。できるだけ、多くの人に緑愛を愛してもらって、健康をもっともっと実現するために活用していただけたら、こんなにうれしいことはありません。
まだまだの部分もたくさんある病院ですが、皆さんと共にもっともっといい病院になるべく奮闘していきますので、今後ともよろしくお願いいたします。

さて、ここからは営業トークです。
札幌緑愛病院は、名前の通り札幌にあります。夏のこの時期の北海道は、暑くてもさっぱりしている天気が多く、夜や朝方は涼しくなって過ごしやすい時期でも有ります。全道、全国から患者さんが検査や治療に訪れてくれていますが、風邪や肺炎などの病気が少ない時期、入院患者さんが減る時期でも有ります。なので、もし、入院での検査治療を希望される方がいましたら、今がおすすめの時期なので、ご検討いただければ幸いです。
食道静脈瘤の治療、肝硬変でもうちょっと良くできるかもと言う場合には部分的脾動脈塞栓術も検討するといい場合もあります。インターフェロンも導入するにはこの時期副作用が少ない人も多い時期なのでおすすめだったりします。その治療だけこちらでして地元に戻ることも連携して可能ですので、ご検討いただければ幸いです。
肝硬変の時期の方は、胃カメラや大腸カメラ、エコー,CTなどを1回この時期にしっかりしてみるなんて言うのも、お勧めです。

あ、今、私自身は睡眠時無呼吸も担当しています。2泊三日で精密検査までできますので、いびきが気になる方、何となく疲れたり、日中の眠気があるなあと思われるかたは是非一度検査を受けてください。

ブログのコメント欄に連絡先を書いていただければ折り返し連絡いたします。2014.8.1作成