工房にいる18歳になる老猫は最近は庭での昼寝がお好き。
車が来るときはよけるんだよ。
しばらく椅子ばかり作っていたのですが、
これからは箱ものが続く予定です。
箱ものとは文字通り箱型の家具で、たいがい引き出しや扉が付きます。
板はなるべく鉋で仕上げます。
その方が綺麗で早いから。平面もちゃんとでます。
鉋をよく研いで、調整して木に向かうときはいつも緊張します。
何度やっていても「今日はちゃんと切れるかな」と祈るようです。
覚えた仕事が和家具だったので、長いこと胡坐をかいて使う和式の作業台「あて板」を使っていたのですが、
去年の10月から西洋式の立って使う作業台に替えました。
この方が体が楽ですし、電動工具もみな作業台の上で使えます。
ついでに工房内のレイアウトも変えて模様替えするはずが、
半年も手がつかず、そのままになっています。
今回は材も素性のよいもので、きれいに削れました。
結局、材がよいと仕事が楽で、できるものも良いものになります。
でもだんだん良い材はなくなっています。
組み立ての様子。
ハタガネ、クランプを使って圧着します。
いつもこのくらいは使って締めます。
たくさん道具がいります。
できたもの。隙間家具みたいなものです。
背景がごちゃごちゃで恥ずかしい。