ヤマアカガエルの産卵に春を知る日

山里の日々の生活と自然、そして稼業の木工の話

キャビネットの制作 1

2012年08月13日 | 木工
世間はお盆休みですね。



関東一水が綺麗という我が村には、今頃だけは多くのキャンプや川遊びも人が訪れます。
お盆休みなど車が多いときにはあえて出かけず仕事をしてます。
環境だけは毎日夏休み。
川に沿った通勤路にキャンプ客の焼肉の匂いが漂います。

ツクツクホウシが鳴いて、赤トンボが飛んで、だんだん秋の気配がするようになりました。







こんなキャビネットを作ります。注文は一台ですが、2台作って在庫にしましょう。





図面とは別に、実寸の図も描きます。型を起こすため。現物をあてて確認もできます。





この板の山でおおよそキャビネット2台分です。材はクルミ。





使う板はだいたい幅が40cm程ですが、そんな広い板はあまりありませんので、板を剥いで作ります。
材を選んで切って貼って板を作るまでがけっこうな手間です。




上記のものと並行して、その先の仕事の材も確保しておきます。





必要な材はテーブルの甲版と洗面台。この外に干している材の中に使えるものがありそうなので、この山を崩します。
草がぼうぼうですね。草を刈ると虫が減るので、あまり刈りたくない。(いいわけ)





よさそうな板がありました。長さ2.1m、幅は60~70cm、厚さは7cm。
重い。仕事しながら筋トレ。
自転車は板の大きさが分かるように置いてみました。





使うところを切って、また並べてみました。
左の二枚がテーブル、右が洗面台になります。
よかったいいのが取れて。出して検分するまでは心配です。





空を見上げたら入道雲。夕立がきて涼しくなるといいんだけれど。