ヤマアカガエルの産卵に春を知る日

山里の日々の生活と自然、そして稼業の木工の話

小さな食器棚~クルミの座卓

2014年06月22日 | 木工
群馬県庁の催事会場でこっそり編んでいた座面ができました。

初めての黒いペーパーコードです。





いかがでしょうか?




生成りと黒の対比です。



仲間内の評判は上々。
生成りですと座面と枠の色の差があまりないのでデザイン上の一体感があります。
黒などの色つき座面ですと、木の部分との差がはっきりするので面白い。
この色のためのデザインができそうです。








定番の小椅子にも実は「肘長」とでも呼ぶような別バージョンがあります。
背もたれの左右が長くできています。




このくらい。

今回ご注文があって、1脚だけ作りました。






小さい食器棚は木地ができました。
後は塗ってツマミを付けてガラスを入れれば完成です。





蝶番を使う扉はなかなか調整が難しいです。

でもガラスを買いに行く余裕がない!どうしよう。











クルミの座卓もできました。




裏はこんな感じ。「駒止め」という方法で甲板が付いています。


お客様が取りに来てくださるので、これ以上の写真は撮れなさそうです。







次はこれ。





テーブルとイス6台のセットになります。
お客様がこのたて基調の背もたれにこだわってのご注文でした。





ベニヤで型を作って木取りをした材の山です。




新しく作るものは、いろいろ工程などを考えながら作るので、ワクワクします。