朝、通勤路から河原を見下ろすと、狩猟で捕った鹿を解体してました。
夕方、仕事をしていたら、解体していた人が鹿肉を持ってきてくれました。
ご馳走様です。
刺身で頂くのが美味しいです。
ブラックウォールナットで炬燵とデスクを作りました。
デスクは小さくて一人でも持ち上げて動かせるものをとのことでした。
炬燵は今までも何度か依頼を受けましたが、断ってきていました。
私はあまり仕事を断ったことはないのですが、炬燵を作るのだけは避けてきました。
炬燵の熱で無垢の木が極端に乾燥し、歪んでしまうのを恐れたからです。
しかし今回は、お客様ともそんな杞憂があることを良くお話しした上で、制作することにしました。
これは組み立てる前のやぐらです。
組み立てです。
組み上げればこんな感じ。
ヒーターを付けてみました。
今はとても薄い器具があります。
炬燵のやぐらに付ける断熱用の板は、いろいろ調べると「ハードウッド」という合板が使われています。
ほかにも石膏ボードやケイカル板などという難燃性不燃性の素材でもいいのではないかという意見もききましたが、今回はそのハードボードを使ってみることにしました。
ところが、近所の建材を扱う業者はハードボードなんて知らないし扱ったこともないとのことでした。
ネットで調べると、やっと浅草の業者にあるとのこと。
ちょうど用があったので引き取りに行きました。
帰ってきて、車から降ろすときに気が付いたのですが、自家用のハイエースの荷台に貼ってある素材がそのハードボードでした。
これをせっかくですのでやぐらの全面に貼ってしまいます。
なるべく天板に熱がいかないように。
これが天板です。
両面を同じように仕上げ、反ってきたら裏返して使ってもらいます。
夏は布団を外して座卓として通年で使えるようになっています。
その時にはやぐらと天板の間ゴムをに置いてズレを防ぎます。
こちらがポータブルデスクです。
今回は出来上がった姿からお披露目。
炬燵と同じお宅に行きます。
天板と側板は「留(とめ)」と呼ばれる45度に切った板どうしが接合する構造です。
こうすればすっきりと見えますね。
これを組み立てるのは実はちょと厄介です。
ダボを使った組み立てなのですが、ダボの穴は切った接合面に対して直角に開けます。
留の場合、穴は板の面に対して45度の角度で開いているので、
箱をすぼめるような動きですべてのダボが同時に挿入されるように組み立てなければなりません。
それに反して、地板の方は板に対して90度の角度でダボの穴が開いています。
そのような構造のものを組み立てるにはすべての仕口を同時に少しづつ組まなくてはなりません。
このややこしさを言葉で伝えるのは難しい!
とにかく、すべての穴にいっぺんに糊を付けて滞りなく作業を終えなくてはならないのです。
クランプを総動員し、がっちりと締め付け、何とか組み立てました。
クランプを外せばこうなります。
引き出し、つまみを作って、塗装をすれば完成です。
夕方、仕事をしていたら、解体していた人が鹿肉を持ってきてくれました。
ご馳走様です。
刺身で頂くのが美味しいです。
ブラックウォールナットで炬燵とデスクを作りました。
デスクは小さくて一人でも持ち上げて動かせるものをとのことでした。
炬燵は今までも何度か依頼を受けましたが、断ってきていました。
私はあまり仕事を断ったことはないのですが、炬燵を作るのだけは避けてきました。
炬燵の熱で無垢の木が極端に乾燥し、歪んでしまうのを恐れたからです。
しかし今回は、お客様ともそんな杞憂があることを良くお話しした上で、制作することにしました。
これは組み立てる前のやぐらです。
組み立てです。
組み上げればこんな感じ。
ヒーターを付けてみました。
今はとても薄い器具があります。
炬燵のやぐらに付ける断熱用の板は、いろいろ調べると「ハードウッド」という合板が使われています。
ほかにも石膏ボードやケイカル板などという難燃性不燃性の素材でもいいのではないかという意見もききましたが、今回はそのハードボードを使ってみることにしました。
ところが、近所の建材を扱う業者はハードボードなんて知らないし扱ったこともないとのことでした。
ネットで調べると、やっと浅草の業者にあるとのこと。
ちょうど用があったので引き取りに行きました。
帰ってきて、車から降ろすときに気が付いたのですが、自家用のハイエースの荷台に貼ってある素材がそのハードボードでした。
これをせっかくですのでやぐらの全面に貼ってしまいます。
なるべく天板に熱がいかないように。
これが天板です。
両面を同じように仕上げ、反ってきたら裏返して使ってもらいます。
夏は布団を外して座卓として通年で使えるようになっています。
その時にはやぐらと天板の間ゴムをに置いてズレを防ぎます。
こちらがポータブルデスクです。
今回は出来上がった姿からお披露目。
炬燵と同じお宅に行きます。
天板と側板は「留(とめ)」と呼ばれる45度に切った板どうしが接合する構造です。
こうすればすっきりと見えますね。
これを組み立てるのは実はちょと厄介です。
ダボを使った組み立てなのですが、ダボの穴は切った接合面に対して直角に開けます。
留の場合、穴は板の面に対して45度の角度で開いているので、
箱をすぼめるような動きですべてのダボが同時に挿入されるように組み立てなければなりません。
それに反して、地板の方は板に対して90度の角度でダボの穴が開いています。
そのような構造のものを組み立てるにはすべての仕口を同時に少しづつ組まなくてはなりません。
このややこしさを言葉で伝えるのは難しい!
とにかく、すべての穴にいっぺんに糊を付けて滞りなく作業を終えなくてはならないのです。
クランプを総動員し、がっちりと締め付け、何とか組み立てました。
クランプを外せばこうなります。
引き出し、つまみを作って、塗装をすれば完成です。