ヤマアカガエルの産卵に春を知る日

山里の日々の生活と自然、そして稼業の木工の話

下屋の建て替え

2017年06月07日 | 木工
そもそも私が立て替えたものはなんという名前なのかがはっきりせず調べてしまった。

「下屋」、ゲヤと呼ぶのでいいようです。

建物にくっつけて作る屋根のある構造物です。





工房の入り口にあった下屋です。

私がこの建物をお借りしてから25年、それ以前からあったものです。
杉の丸太を直接地面に置いたものを柱にして出来ていたので腐る、白アリ食べる、だんだん下がるという状態。

いつ崩れても不思議はない様子でしたので立て替えました。


写真左手は二年ほど前に作った単管を組んでポリカーボネート波板を載せた下屋です。

以前あった物は大雪で倒壊したので作りました。



これを拡張して作ります。








フォークリフトで引っ張って古いものを倒しました。

電線や電話線などが付いていたので外してからです。


ネジや釘を外しながらすべてを解体して片づけました。








新しい入口。

ポリは透明なので明るい!






3m×6でおおよそ18m間口の材料置き場、入り口が出来ました。








ニガウリが食べたくて植えてみました。






パクチーも食べたくて種を蒔いてみました。

どうも畑は苦手なんですが。











催事用にテーブルを作りました。

椅子に合わせてデザインを考えました。

長さ160cm、幅90cm。







二枚剥ぎのテーブルトップです。材はクリ。

ブックマッチのようですが正確にはそうではありません。
丸太の芯の両側から取れた二枚の板です。
ブックマッチでは板を本を開くように使うので木表+木裏となりますが、
この甲板は木表+木表になっています。





幕板を留め(45度)に切り、足を挟んで付けたデザインです。

ちょっと組み立てが難しいのですが、足が45度の角度で生えるの立体的な造形になります。




その催事のお知らせ
コメント
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