オニユリ(鬼百合)ユリ科 原産地:中国・朝鮮半島
4~5日前にはオニユリの蕾が膨らんでた、そろそろ咲いてるかな?
ちょっと早起きして堤防に上がると「な・なんと」絶句。
「草刈りやったんやわ、咲いてたんや、あ~~ぁ」
ちょっと思い直して散歩を続けました
咲いてます、
でも遠い遠藤川の土手の斜面、
玉水橋の方へ・・・
草刈りが途中の草むらにオニユリ咲いてた。
急斜面を細心の注意を払いながら下りたり、上ったり 。
オレンジ色の花が美しいオニユリ(鬼百合)は斑点が特徴的な植物です
野原や田んぼ、人里周辺などに自生していることも多いです。
オニユリという名前の由来は
・真夏の暑さにもめげず花をいくつも付ける強い性質を鬼に見立てた
・鬼のあから顔から想像してつけられた
・形が大きく見事で豪快に見えるから鬼がついた
など諸説あります。
オレンジ色でよく似たユリにオニユリとコオニユリがあります。 日本でムカゴをつけるユリはオニユリだけ。 なので、ムカゴの有無で見分けることができます。
オニユリのむかごとは?. オニユリには種子がなく、代わりに茎の付け根付近に 「むかご」 という球根のような小さな芽をつけるのでそれがまた新たに植物を作り出す元となります。時期になるとむかごが茎から地面にぽろっと落ちて、そこから発芽していく仕組みになっているようです。. オニユリのむかごは、食用として食べられるので古くから貴重な食材の一つとして親しまれてきました 。今は他に食べるものは沢山あるのであまりこのむかごを食べることはなくなってきているそうですが…. 地域によっては今も食べられることがあります
な・なんとうちの近所の墓地の斜面にオニユリがいっぱい。
シロバナアカツメクサ(白花赤詰草)マメ科 ヨーロッパ原産
ムラサキツメクサの白花品種。別名セッカツメクサ(雪花詰草)。
ムラサキツメクサ(紫詰草)マメ科 ヨーロッパ原産
明治維新のころ渡来したと言われる
シロツメクサ(白詰草)マメ科 ヨーロッパ原産
弘化3年(1846年)、オランダ国王から徳川将軍家に贈られたガラス器の間にこの草が詰めてあったことから『詰め草』とよぶようになった。一般にクローバーとよばれる。
ここにシロバナアカツメクサ、ムラサキツメクサ、シロツメクサっと揃ったことになる、前者2種は花のすぐ下に葉が、後者の種は花のすぐ下は茎。
散歩してて道端で出会うと「この3種のどれかな?」っと思わず見つめてしまう。
ミヤコグサ(都草)マメ科 別名:エボシグサ(烏帽子草)、原産地:ヨーロッパ、
牧野図鑑には、むかし京都の耳塚こちらのあたりに多かったので、この名が生まれたのではないかと書いてある
メハジキ(目弾き)シソ科 原産地:日本、朝鮮半島
生薬名:益母草(やくもそう)⇒メハジキの開花期の地上部を母の益になる薬草という意味から婦人薬にしてきた中国生まれの漢字である。
「本草綱目(ほんぞうこうもく):1590年」で李時珍は「益母草は、茎、花、葉、実、いずれも薬にして同様に用いるものだが、手足の厥陰(冷え)経水不順による障害を治し、目を明らかにし、精力をつけ、月経不順をととのえるには種子の単用がよい。産前産後の諸病を治すときは茎、葉を併用するとよい」とし、また久しく服用すれば子をもうけしめるとあり、子宝の薬草であることを示唆している。
成分:葉にはルチン、子宮運動促進作用のある結晶性アルカロイド・レオヌリン・レオスリジン・スタキドリンなどを含む。
花が咲くころの、花のある地上部を全部刈り取り日干しにする(種子は薬用には用いない)。1日量として乾燥した地上部全草(益母草)6~10gを水400ccで煎じ服用
効能:月経不順・めまい・腹痛
スゴイ薬草がわんちゃんとこから徒歩5分以内の煤谷川堤防の桑の木の根元に群生しているのだ。
ヒルガオ(昼顔)ヒルガオ科 原産地:日本・韓国・中国
花が咲いている時間帯は、朝から花を咲かせて夕方にしぼむまで昼間も咲き続けているため、ヒルガオと呼ばれている 。日本には古くから自生しており、奈良時代末期に成立したとされる『万葉集』では、美しいという意味を表す「容」の語を当てて、容花(かおばな)として記載が見られる 。奈良時代に朝廷が派遣した遣唐使が、中国(唐)よりアサガオ(朝顔)が持ち帰られたときに、アサガオに対する呼び名としてヒルガオと呼ばれるようになったといわれている 。
アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧) アカバナ科
南アメリカ原産で明治時代に鑑賞用として導入された多年草。
マツヨイグサ のように夕方に花を開かせるというので名前が付くが、ほとんどが昼間から花を開いている。南アメリカ原産の帰化植物で、明治時代に渡来。
数は少ないがアカバナユウゲショウに白花も存在する。名前はシロバナユウゲショウとは呼ばずアカバナユウゲショウのまま。
ヤブカンゾウ(藪萱草)ユリ科 原産 : 中国
散歩道の堤防から見る斜面にいっぱい咲いてます。
夏の盛りに咲く明るいオレンジ色の花は、八重咲き花は豪華で、いかにも日本の夏にマッチしているような印象を持つが、実際は中国原産のユリ科の植物である。
ヤブカンゾウは芽吹いたばかりの若葉を摘み取って、ゆでて酢味噌和えなどで食べることもでき、利用価値のある植物である。緑色が鮮やかで春の訪れを感じさせるが、軽くニンニク臭があるのであまり食べすぎない方がよいかもしれない。
生薬「萱草根(かんぞうこん)」紡錘状に連なった根
効能:漢方では利尿、涼血、消炎、止血薬として、膀胱炎や不眠症
生薬「金針菜(きんしんさい)」開花直前の花蕾を乾燥したもの
効能:消炎、止血薬として血尿、痔などに用いられる。