もう、一か月になりますねぇ
先だってのG/Wのとある日、童仙房に行ってきました
きっかけは「Tさんの田んぼのそばにナルコユリが群生してるとこがあるよ、これから次々に咲くかな?」って教えてくれはった人がいはりましてね。
童仙房は植物観察会で何回か行ってますが、一人で行くとなると、ちょっとまだ地理がわからへんのです。
ごく身近に童仙房に所用で行く人がいましてね「スイマセン写真に撮りたいお花があるんで、車の後を付いて行っていいですか?」
ナルコユリも・・・ですが、Tさんの田んぼのそばと言いますと、スモモの木に着生していたカヤランがですね、気になってましてね、そっちの方がね・・・・・
童仙房は道がクネクネ、今、どっちの方向に向かっているのやら、とにかく車の後ろについて行くだけで必死状態。
三差路でちょっとストップ。
「ここを右に曲がるとTさんちの田んぼですよ、私は左の方に用事がありますんで、ここで失礼します」
車を道の端っこに停めといて、まず、カヤランのところへ・・・
わぁ!!可愛いお花が咲いてます(お花の大きさは1㌢未満だったわ~~)
カヤラン(榧蘭)ラン科

でもちょっと高い所なんで・・・・・
必死で古木にしがみつくようにして撮りました

「カヤランの花に会えてよかったですね。ふつうは高い所についているランで、なかなか花を見ることはできないですからね。」
とか、
「普通カヤランは杉の大木の頂上近くに着生して目に触れることはあまりありません。」
とか、
カヤランについては高い所で咲いている・・・・・のイメージですよね。
「わんちゃんが撮ったカヤランはスモモの枝に着生したものでわれわれの眼の高さに着生しており花も間近に見ることができます。3~5月頃咲くと思います。」と。
「以前はスモモの枝が長く100株以上着生していました、その枝を切られたのが残念です。」とも聞きました。
そして、3月の観察会の時に撮ったカヤランはもう咲き終わったモンらしくって、咲いてるのかな?って思いながら・・・だったんで、だから、とっても嬉しかったんです。
カヤランのそばにナルコユリと教えてもらってましたが、なんとアマドコロです
アマドコロ(甘野老)ユリ科

ナルコユリ、アマドコロ、ホウチャクソウなど、お互いよく似ててソックリなんですよね。
ここで突然イワカガミが登場します。
「滝のそばにイワカガミがちょこっと咲いてましたよ」
私的にはイワカガミ?って?どんなお花?でもね、咲いているんやから滝の方へ行ってみればわかるでしょうよ・・・みたいな(普段の性格丸出し状態)
滝のそばまで行って、滝の上間近まで登ってみましたが、花らしきモンはありませんでした。
後でわかったのですが、葉っぱはたくさん生えていたそうです。
イワカガミの名前は、岩場に生え、光沢のある葉を鏡に見立てたところからの名前です。
と、教えていただきました。
イワカガミには滝から少し離れた岩がちょっとのぞいている、足場の悪いところで会うことができました、ナルホドです
イワカガミ(岩鏡) イワウメ科

イワカガミ?って?みたいに、
どんな姿なのかも知らずにキョロキョロ探していたわんちゃんには、
イワカガミに遭遇というのんは、ちょっと難しかったですね。(でしょう?)

途中、ハンミョウに出合いましたのよ。

地べたで見ると「うん?何?」ってカンジなんですが、
カメラの液晶モニターを覗いて大きくしていくと、
な・なんとキレイ・・・宝石みたいなんですよ、ホラ!!

そしてね、カメラを向けてそぉ~~っと近づいて行くと、
まるでね、道案内でもするかのように、ちょこっと先へ、また、ちょこっと先へとピョンピョンと飛んでいくんです。

同じ場所に居たのですが、最初、キレイな方がオスでこちらはメス?って、カップルかな?と思ったんですが、
そうでもなかったみたい、こちらはニワハンミョウ
【おまけ】

G/Wのころは童仙房ではもう田植えが終わってまして、早苗が風に揺れてましたよ。
(ウチの近所の田んぼでは、今、田植えの真っ最中です。)
「童仙房では、なんでそんなに早く田植えをしはるんですか?」
「茶摘みがありますんや、そいでね、田植えは早う終わらせまんねん」
秋のお彼岸頃にはもう稲刈りは終わってるそうです。
「ちょっと気がついたんですけど、今年は稲の苗が小さいですねぇ・・・」
「今年は天候不順で育ちがあんまりようないみたいですわ、苗床の肥料が無くなるので、置いといても大きゅうなれしませんし、田植えしましたんやわ」
「はぁ、そうなんですか、元気に育ってくれると良いですねぇ」
暑い夏に期待しましょう・・・・・
童仙房PhotoStory1_1.wmv
キランソウ(金瘡小草) 別名:ジゴクノカマノフタ(地獄の釜の蓋)
アマドコロ(甘野老)
コバノガマズミ(小葉莢迷)
ツチグリ ( 土栗 )
トウバナ(塔花)
ヘビイチゴ(蛇苺)
オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)
タチイヌノフグリ(立犬の陰嚢)
アキグミ(秋茱萸)
カキドオシ(籬通)
ヤナギ(柳)
セイヨウカラシナ (西洋芥子菜)
タチイヌノフグリのお花はちっちゃいちっちゃいです、薄いピンク色のタチイヌノフグリは珍しいそうです
≪お知らせ≫
明日から約10日間ほど、自宅を離れます。
その間、blogはお休みします。
先だってのG/Wのとある日、童仙房に行ってきました
きっかけは「Tさんの田んぼのそばにナルコユリが群生してるとこがあるよ、これから次々に咲くかな?」って教えてくれはった人がいはりましてね。
童仙房は植物観察会で何回か行ってますが、一人で行くとなると、ちょっとまだ地理がわからへんのです。
ごく身近に童仙房に所用で行く人がいましてね「スイマセン写真に撮りたいお花があるんで、車の後を付いて行っていいですか?」
ナルコユリも・・・ですが、Tさんの田んぼのそばと言いますと、スモモの木に着生していたカヤランがですね、気になってましてね、そっちの方がね・・・・・
童仙房は道がクネクネ、今、どっちの方向に向かっているのやら、とにかく車の後ろについて行くだけで必死状態。
三差路でちょっとストップ。
「ここを右に曲がるとTさんちの田んぼですよ、私は左の方に用事がありますんで、ここで失礼します」
車を道の端っこに停めといて、まず、カヤランのところへ・・・
わぁ!!可愛いお花が咲いてます(お花の大きさは1㌢未満だったわ~~)
カヤラン(榧蘭)ラン科

でもちょっと高い所なんで・・・・・
必死で古木にしがみつくようにして撮りました

「カヤランの花に会えてよかったですね。ふつうは高い所についているランで、なかなか花を見ることはできないですからね。」
とか、
「普通カヤランは杉の大木の頂上近くに着生して目に触れることはあまりありません。」
とか、
カヤランについては高い所で咲いている・・・・・のイメージですよね。
「わんちゃんが撮ったカヤランはスモモの枝に着生したものでわれわれの眼の高さに着生しており花も間近に見ることができます。3~5月頃咲くと思います。」と。
「以前はスモモの枝が長く100株以上着生していました、その枝を切られたのが残念です。」とも聞きました。
そして、3月の観察会の時に撮ったカヤランはもう咲き終わったモンらしくって、咲いてるのかな?って思いながら・・・だったんで、だから、とっても嬉しかったんです。
カヤランのそばにナルコユリと教えてもらってましたが、なんとアマドコロです
アマドコロ(甘野老)ユリ科

ナルコユリ、アマドコロ、ホウチャクソウなど、お互いよく似ててソックリなんですよね。
ここで突然イワカガミが登場します。
「滝のそばにイワカガミがちょこっと咲いてましたよ」
私的にはイワカガミ?って?どんなお花?でもね、咲いているんやから滝の方へ行ってみればわかるでしょうよ・・・みたいな(普段の性格丸出し状態)
滝のそばまで行って、滝の上間近まで登ってみましたが、花らしきモンはありませんでした。
後でわかったのですが、葉っぱはたくさん生えていたそうです。
イワカガミの名前は、岩場に生え、光沢のある葉を鏡に見立てたところからの名前です。
と、教えていただきました。
イワカガミには滝から少し離れた岩がちょっとのぞいている、足場の悪いところで会うことができました、ナルホドです
イワカガミ(岩鏡) イワウメ科

イワカガミ?って?みたいに、
どんな姿なのかも知らずにキョロキョロ探していたわんちゃんには、
イワカガミに遭遇というのんは、ちょっと難しかったですね。(でしょう?)

途中、ハンミョウに出合いましたのよ。

地べたで見ると「うん?何?」ってカンジなんですが、
カメラの液晶モニターを覗いて大きくしていくと、
な・なんとキレイ・・・宝石みたいなんですよ、ホラ!!

そしてね、カメラを向けてそぉ~~っと近づいて行くと、
まるでね、道案内でもするかのように、ちょこっと先へ、また、ちょこっと先へとピョンピョンと飛んでいくんです。

同じ場所に居たのですが、最初、キレイな方がオスでこちらはメス?って、カップルかな?と思ったんですが、
そうでもなかったみたい、こちらはニワハンミョウ
【おまけ】

G/Wのころは童仙房ではもう田植えが終わってまして、早苗が風に揺れてましたよ。
(ウチの近所の田んぼでは、今、田植えの真っ最中です。)
「童仙房では、なんでそんなに早く田植えをしはるんですか?」
「茶摘みがありますんや、そいでね、田植えは早う終わらせまんねん」
秋のお彼岸頃にはもう稲刈りは終わってるそうです。
「ちょっと気がついたんですけど、今年は稲の苗が小さいですねぇ・・・」
「今年は天候不順で育ちがあんまりようないみたいですわ、苗床の肥料が無くなるので、置いといても大きゅうなれしませんし、田植えしましたんやわ」
「はぁ、そうなんですか、元気に育ってくれると良いですねぇ」
暑い夏に期待しましょう・・・・・
童仙房PhotoStory1_1.wmv
キランソウ(金瘡小草) 別名:ジゴクノカマノフタ(地獄の釜の蓋)
アマドコロ(甘野老)
コバノガマズミ(小葉莢迷)
ツチグリ ( 土栗 )
トウバナ(塔花)
ヘビイチゴ(蛇苺)
オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)
タチイヌノフグリ(立犬の陰嚢)
アキグミ(秋茱萸)
カキドオシ(籬通)
ヤナギ(柳)
セイヨウカラシナ (西洋芥子菜)
タチイヌノフグリのお花はちっちゃいちっちゃいです、薄いピンク色のタチイヌノフグリは珍しいそうです
≪お知らせ≫
明日から約10日間ほど、自宅を離れます。
その間、blogはお休みします。
子供の頃によく見た花もありますが、榧蘭は初めて見ました。玉虫色の斑猫(ハンミョウ)は、実に懐かしい再会です。田舎道でよく追い掛けました。絶対に捕まりませんでしたが・・・。
「旅人はかへらず」<一五〇> 西脇順三郎
斑猫の出る街道を
真向きに茜を受け急ぐ
尖塔の町に行きつかず
茶の生籬と南天の実のみつづく
やがて
まきのまがきから顔を出した
女に道をきいてみた
正反対に歩いたのだ
「まつすぐに戻られよ」
可愛いお花なんで手の届くところは
盗られてしまうんでしょうか
そんな噂を聞きました。
ふっと足もとに、黒いモン
知る人ぞ知る・・・ですね、
教えてもらわなかったら見逃すところでした
こんなにキレイな虫を・・・ね。
ハンミョウの道案内につられて・・・でしょうか?
いつもアリガトウございます。
珍しいお花ばかり・・・綺麗な虫さんも見せていただきました~
10日間のお留守は、ご自分へのご褒美かしら!
お気をつけて(^-^)
童仙房のスライドショー・・楽しませて頂きましたよ~~ぉ。静かなのんびり出来た所の様で・・リフレッシュ出来ましたね・・。
お出かけですか・・お気を付けてどうぞ・・。
カヤランの花1cm未満!
小さい花なんですね
見せてもらえて感謝
童仙房は山里なのでしょうか
日本昔話のお話に出てきそうなところですね
教えていただいたんですよ、
滝が下から見えるところにはそれらしいモンが無かったので、こっちのほうかな?
みたいなカンジでね、岩場をよじ登って行きました、が、そこじゃなかったんですよ
でも、岩場で足場の悪いところだったんで
身体を岩場に押しつけて必死でした。
留守だった10日間の様子は、blogにて。
カヤランはそれはそれは可愛く小さなお花です
キンランが咲いていたら、ギンランはどうでしょうか?
キンランによく似てて、白いお花です。
童仙房はノンビリとしてて、空気がユックリと流れているような気がします
童仙房は海抜500㍍ほどの広い高原なんですよ。
車を走らせてて木々の間から見ると「ちょっと登ってきたかな?」みたいなカンジの景色に出会います・・・
たしかに、お猿さんが居て、鹿やイノシシも
居るようで、自然豊かな地域ですね。
FさんのクリーンキャンペーンではJR関西線の鄙びた駅から歩いて登った記憶があります。大河原だったか、下河原だったか、そんな名前の駅だった。大堀食堂の看板を目印に山へ入っていったんだけど、食堂はもうやってないみたい。看板も撤去されたようだし、
毎年GWのころ、わらび摘みしたり山菜でてんぷらしたりバーベキューとか・・・
一度、参加したことあって楽しかったです。
「野殿」の看板があってそこを左折。
「レストランおしはら」は?
一生懸命行ってた頃は「六甲高山植物園」は近かったけど、今じゃ遠い!っと感じる。