観察した順番にお花の紹介をします
ミゾソバ(溝蕎)タデ科 別名:ウシノヒタイ(葉の形が似ているという)
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メガルカヤ (雌刈萱)イネ科
ヤブコウジ(藪柑子)サクラソウ科ヤブコウジ属の常緑小低木。
林内に生育し、冬に赤い果実をつけ美しいので、栽培もされる。別名、十両(ジュウリョウ)。
サクラタデ(桜蓼)タデ科
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ムラサキサギゴケ(紫鷺苔、Mazus miquelii)
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ハエドクソウ科の多年草。別名、サギゴケ(鷺苔)
ただし、本種の白花に限ってサギゴケということもある。和名は、花が紫色で、形がサギ(鷺)に似ていることから。
マツカサススキ (松毬薄)カヤツリグサ科 京都府・絶滅危惧種 こちら
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ヨメナ(嫁菜、学名:Aster yomena)キク科の多年草。道端で見かける野菊の一種。
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田畑の畔や川べりなど、湿った場所を好んで育つ。若菜には春菊のような香りがあり、山菜として人気が高い。花の美しさを新妻に擬えて命名された。漢名は「鶏児腸」、古名を「うはき」あるいは「おはぎ(をはぎ)」という。
食用となる若葉は柔らかで、やや紫色を帯びる、春先に摘んだ葉は天婦羅、混ぜご飯(ヨメナ飯)、煮浸しなどにして食べる。
花の色合いや開花期間にちなんで、ゲンペイコギク(源平小菊)、ムキュウギク(無休菊)といった別名がある。花や蕾も食用となり、天婦羅や花酒にして利用する。
ミゾカクシ (溝隠、Lobelia chinensis)キキョウ科
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和名は、溝を隠すほど茂ることから付けられた。また、田の畦に筵を敷いたように生える様子からアゼムシロ(畦筵)ともいう。
ハナイバナ(葉内花)ムラサキ科 ハナイバナ属
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茎の上部の葉と葉の間に花をつけることによる。
茎は細くて上向きの毛があり、基部は地をはう。花冠は淡青紫色。
よく似た花にキュウリグサがある、こちら中央が黄色
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2019-3-30我が家の庭で
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ヒレタゴボウ(鰭田牛蒡)アカバナ科 別名アメリカミズキンバイ(アメリカ水金梅)
水辺に生える北米原産の一年草。日当たりのよい田んぼ(休耕田や湿地)周辺を好むらしい。名は、葉の基部下に鰭(ひれ)状の隆起があり、タゴボウに似たもの、の意。
ツルノゲイトウ(蔓野鶏頭)ヒユ科
自生環境: 湿地、水田、あぜ 原産地 :南アメリカ
花序はシロツメクサ(白詰草)のような形状の白色ぼんぼん。葉腋(ようえき)に直接花が付く。
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イヌタデ(犬蓼)タデ科
和名はヤナギタデに対し、葉に辛味がなくて役に立たないタデという意味で「イヌタデ」と名付けられた 。
赤い小さな花や果実を赤飯に見立て、別名アカマンマともよばれる
ヒメミソハギ(姫禊萩)ミソハギ科 ヒメミソハギについてこちら
オオジシバリ(大地縛り)キク科
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田の畔や道端にフツーに見られる多年草。よくタンポポと間違えられるけど、タンポポの花茎は枝分かれしない。途中に葉っぱの付くこともない、花期は4~5月とあるが、秋に咲くのもあり、一番きれいに咲くっと載ってる図鑑もあった。
ツリガネニンジン(釣鐘人参)キキョウ科
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花冠が釣鐘に似て、根はニンジン(薬用人参)に似ているので。
「山でうまいのは、オケラにトトキ(土当帰)、嫁にやるのも、おしござる」という里唄がある。
トトキはツリガネニンジンの古い呼び名。春先の若芽は里唄のように美味で山菜料理の横綱格。
観音寺橋台
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幻の大仏鉄道に沿っての植物観察会でしたが、ここでUターンすることに。
帰りしなの農道でヒガンバナ「今の時季に?」
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サネカズラ (実葛、学名:Kadsura japonica) マツブサ科サネカズラ属
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皮を剥いでつぶして水を加えるとネバネバした液体になります。
昔、これを髪につけて整髪料としたそうです。
これが別名ビナンカズラ(美男葛)の由来です。
サネカズラの花
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花の中央に赤く見えるのは、雄しべの集合体、黄緑色に見えるのは、雌しべの集合体
開花は8月ごろ、
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アキノタムラソウ( 秋の田村草) シソ科
野原に普通な多年草。細長い穂を伸ばして、薄紫色の花を付ける特徴がある。
リンドウ(竜胆)リンドウ科
1変種 Gentiana scabra var. buergeri をさすことが多いが、近縁の他品種や他種を含む総称名のこともある。別名はイヤミグサ。古くはえやみぐさ(疫病草、瘧草)とも呼ばれた。秋に咲く青紫の花は、キキョウとともによく知られている
タカサブロウ(高三郎)キク科
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水田雑草として多く見られ、その他湿気の多い土地に生える。花が円盤状で周囲を舌状花が縁取り、果実には綿毛がなく、碁盤の目状に平面に並ぶ様子など、小さいヒマワリを思わせる形態をしている。
幻の大仏鉄道跡を歩いてました
2017年9月25日:幻の大仏鉄道遺構めぐり・いきいきウォーキング⇒こちら
2017年9月1日幻の大仏鉄道遺構めぐり ・SKW⇒こちら
2011年7月15日 植物観察会~大仏鉄道跡を歩いて~ ・植物観察会⇒こちら
木津川市・奈良市から「幻の大仏鉄道」遺構巡りマップが発刊されています。その内容は隧道、石積み橋台、記念公園や沿線のレストラン、パン屋などの紹介です。
わんちゃんブログで紹介の草花たちの紹介記事はありませんので、マップにして販売すれば売れるのではないかと思いました。
マツカワススキ、タカサブロウ、ヨメナ飯、アキノタムラソウなどユニークな名前の草花がこんなに沢山ウォッティングできるとは素晴らしいことです。
この鉄道廃線はよく聞きますが、私は一度も訪れたことがありませんので、一度ユックリと「行こう」かと思いました。
廃線の理由は黒髪山の勾配が急なこと、明治40年の廃線の年に現在の関西本線の木津駅経由の奈良行きが開業されたこととされていますが、私は乗降客数が激減したことも主な原因と思いました。
沿線にあった「奈良ドリームランド」(1961年7月~2006年8月)45年間で廃業になったのも、集客数の激減、少子化、バブル崩壊、東京ディズニーランドの開園など社会・経済の変化による影響と思います。
沿線の草花も自然現象による変化よりも社会・経済状況など人間社会の影響のほうが大きいのでしょうか!!・・現在の環境問題のように??
追伸→前回のコメント投稿、またも、二重になりました。削除してください。私の投稿の字数が多いことなどにより、再度チェックの要求が何回もでますので、再度チェックすると、誤って二重投稿になるようですので、注意しますが、二重投稿になった場合、管理者(わんちゃん)の独断で削除してください。
https://blog.goo.ne.jp/mn1944/e/eb25375c7a9e3c82fecf2cd3ed283653
👆の線路は子供のころ母の田舎に行くとき煙が出てる列車に揺られて通ったとこです。