宇宙のはなしと、ときどきツーリング

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スペースシャトル・エンデバー その後

2010年02月13日 | スペースシャトル ~ SLS, オリオン
2月の10日に国際宇宙ステーション(ISS)と無事ドッキングを果たしたエンデバーですが、
さっそく第一回目の船外活動を行っています。

今回の船外活動は“トランクウィリティー”の取り付け準備と、カナダの特殊目的ロボットアームの軌道上交換ユニット仮置き場の取り外し。


もう、すでに作業は無事終了しています (^^

“トランクウィリティー”は欧州宇宙機関(ESA)が開発・製造したモジュールです。
最新の生命維持システムや、キューポラと呼ばれる観測モジュールが取り付けられているんですねー
ISSの“ユニティ”モジュールへの取り付けは、ISS船内からロボットアームを操作して行われたようです。

STS-130ミッションでは、あと2回の船外活動が予定されています。
第二回目は日本時間の明日(2月14日)11時14分開始だそうです。

エンデバーの耐熱システムも良好なようなのでミッションは今のところ順調ということでしょう。


こちらの記事もどうぞ ⇒ エンデバー 打ち上げ成功(STS-130)

エンデバー 打ち上げ成功(STS-130)

2010年02月10日 | スペースシャトル ~ SLS, オリオン
スペースシャトル・エンデバーが日本時間の8日18時14分、
ケネディー宇宙センターから打ち上げられました。
約45分後には予定通りの軌道に入り、
打ち上げは無事成功したんですねー (^^

スペースシャトルは今年退役することになっていて、
打ち上げは今回を入れて残り5回。

次回の予定は3月18日で、ディスカバリーが打ち上げられます。
ただ、夜の打ち上げは今回が最後となるようです。

今回のミッションは欧州宇宙機関が開発したモジュールを、
国際宇宙ステーション(ISS)に運ぶこと。

飛行2日目、地球周回軌道に投入されたエンデバーは、耐熱システムの点検を行ったそうです。

ISSとのドッキング予定は日本時間の10日14時53分。

ちなみに3時20分頃には日本の南の上空に来ていました。
もうISSの近くまで、きているようですよ。




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NASA 有人探査計画の打ち切り

2010年01月30日 | スペースシャトル ~ SLS, オリオン
NASAが進めている"コンステレーション計画"ですが、かなり雲行きがあやしくなって来ています。

と言うのもオバマ大統領が米国政府予算案に計画の予算を含めない可能性が出てきたからなんですねー
理由は簡単 「このままでは予算が足りない」 っということらしいです (^^;



コンステレーション計画は、ブッシュ大統領の新宇宙政策を受けてNASAが進めている計画。
スペースシャトルの後継機や月面探査用のロケットなどの開発が含まれ、2020年までに月への有人飛行再開を目指すという壮大なものです。

まぁー このご時世ですから仕方がない事なんですかねー

次世代有人宇宙船"オリオン"や、これを打ち上げる"アレスIロケット"の開発打ち切りは、スペースシャトルが今年引退するだけに寂しいものがあります。

月面有人探査や月面基地建設も当然中止でしょうし、もう火星への有人探査なんて想像すら出来なくなってしまいましたね (^^;


こちらの記事もどうぞ ⇒ 夜行便は今回が最後 (スペースシャトル エンデバー)

夜行便は今回が最後 (スペースシャトル エンデバー)

2010年01月29日 | スペースシャトル ~ SLS, オリオン
2010年内の引退が決まっているスペースシャトル。

打ち上げは2月7日のエンデバー(STS-130)を入れて残り5回。
夜の打ち上げは今回が最後になるようです。

今回のミッションは欧州宇宙機関が開発したモジュール(トランクウィリティー)を国際宇宙ステーション(ISS)に運び3回の船外活動を行うこと。

このモジュールには最新の生命維持システムの他、
キューポラと呼ばれる観測モジュールが取り付けられていて、宇宙船のドッキングやロボットアームの操作、船外活動などの目視を可能にしてくれるそうです。

これはキューポラの6枚の窓と天窓が広い視野を実現しているおかげなんですが、ISSからの眺めも確実に良くなるはずです… 毎日絶景を眺めながら仕事ができるのは羨ましいですね。


こちらの記事もどうぞ ⇒ “アレス1” 10月27日に打ち上げ

“アレス1” 10月27日に打ち上げ

2009年10月24日 | スペースシャトル ~ SLS, オリオン
次世代ロケット“アレス”の打ち上げ試験機“アレス1-X”が、ケネディ宇宙センターの発射台に運ばれました。

“アレス”はスペースシャトルに代わる次世代有人機を打ち上げるロケット。
NASAが再び人類を月に送り込むために開発を進めています。

いずれにせよ、コンステレーション計画の一環としてのテスト打ち上げです。
これが成功すれば、火星探査への有人探査も近づくはず… 楽しみだけど何十年先になることやら (^^;


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