おとめ座銀河団に属する銀河“NGC 4569”に、
差し渡し30万光年以上という長大なガスの尾が発見されたんですねー
見つけたのは、フランスのマルセイユ天体物理学研究所の国際研究チーム。
この研究で分かってきたのは、
おとめ座の渦巻銀河“NGC 4569”にある長い尾が、
電離した水素ガスからできていることでした。
その長さは30万光年にも及んでいて、銀河そのものの5倍もあるんですねー
以前から“NGC 4569”のガスが予想より少ない事は知られていました。
ただ失われたガスが、
どこへ行ってしまったのかは分かっていませんでした。
そして今回発見したのが、
銀河の背後に大量のガスが引きずられるように存在している様子でした。
ガスの尾の質量を測ってみると、
銀河の円盤から失われている量と同じだと分かったんですねー
“NGC 4569”は天の川銀河から5500万光年離れた、おとめ座銀河団にあり、
その中を秒速約1200キロで移動しています。
銀河団には大量の高温ガスが閉じ込められていて、
銀河が運動すると周囲のガスの圧力を受けるので、
“NGC 4569”中の物質が引き剥がされるんですねー
今回の発見は、
超高感度カメラを搭載した口径3.6メートルのカナダ・フランス・ハワイ望遠鏡が、
長い時間をかけて“NGC 4569”を観測した結果によるもの。
今後も長いガスの尾を引く銀河が、多数発見されるそうですよ。
差し渡し30万光年以上という長大なガスの尾が発見されたんですねー
見つけたのは、フランスのマルセイユ天体物理学研究所の国際研究チーム。
この研究で分かってきたのは、
おとめ座の渦巻銀河“NGC 4569”にある長い尾が、
電離した水素ガスからできていることでした。
その長さは30万光年にも及んでいて、銀河そのものの5倍もあるんですねー
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長大なガスの尾が発見された銀河“NGC 4569” 銀河右側に伸びる赤い領域が尾にあたる。 |
以前から“NGC 4569”のガスが予想より少ない事は知られていました。
ただ失われたガスが、
どこへ行ってしまったのかは分かっていませんでした。
そして今回発見したのが、
銀河の背後に大量のガスが引きずられるように存在している様子でした。
ガスの尾の質量を測ってみると、
銀河の円盤から失われている量と同じだと分かったんですねー
“NGC 4569”は天の川銀河から5500万光年離れた、おとめ座銀河団にあり、
その中を秒速約1200キロで移動しています。
銀河団には大量の高温ガスが閉じ込められていて、
銀河が運動すると周囲のガスの圧力を受けるので、
“NGC 4569”中の物質が引き剥がされるんですねー
今回の発見は、
超高感度カメラを搭載した口径3.6メートルのカナダ・フランス・ハワイ望遠鏡が、
長い時間をかけて“NGC 4569”を観測した結果によるもの。
今後も長いガスの尾を引く銀河が、多数発見されるそうですよ。