しろみ茂平の話

郷土史を中心にした雑記

両城の防空壕

2021年01月25日 | 「戦争遺跡」を訪ねる
場所・広島県呉市両城町
訪問日・2012.2.10
 

2021年1月21日のNHK「ブラタモリ」は呉市が登場した。
タモリが歩いたのは、
灰ケ峰、クジラ館周辺、宮原通、それに両城町。



両城町といえば急な石段の町。

映画「海猿」のロケ地で、突然有名になった。




呉市を舞台にした映画は、映画史に残る「仁義なき戦い」が名高いが、番組では
そこはスルーして「この世界の片隅に」というアニメ映画を話題にしていた。




東洋一の軍港の呉、
両城町には佐官クラスの幹部の住宅地と説明していたが、

いくらなんでも佐官以上は呉に20人程度と思えるし、両城町の住宅数は数百は超える。




横穴式の防空壕が残る。
幹部の住宅には、お庭に頑丈な防空壕をもっていただろうから、これは市民用の防空壕。








入り口に板を打ち付けて、内部が見えないようにしている防空壕が多いが
ここ呉市両城町の防空壕は、呉市が戦争の記憶を残す意思が感じられる。





コメント
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