ヤギのナワルに導かれて、
国立民俗学博物館へ向かいます。


本館が見えてきました。


さて、ここが特別展の入り口です。
どんなモラが見られるのかと気持ちが弾みますが、
その前に、
道案内をしてくれた、
この変わった造形のことも知りたいかと思います。

会場でのヤギのナワル

こちらはコヨーテのナワルです。
ナワルの木彫は人間の顔をした動物として描かれます。
ナワルというのはメキシコの民間信仰で、動物に変身するシャーマンを意味します。
(この2点は名人マヌエル・ヒメネス1919ー2005と、
その息子たちの作品)
なかなかのインパクトでした。
ついでに、
本館で見たナワルも紹介します。

これです。
こちらも奇異ですが、龍のナワルです。

ジャガーとクマ
メキシコでは空想的な生き物の工芸品が作られ
アレブリヘと言われますが、
典型的な物はメキシコ市で作られる怪物の紙人形です。


なんとも極彩色で奇妙な造形です。
木彫のナワルはオアハカ州で作られていますが、
形も色彩も「空想的な生き物」と思わせるため、
ナワルもアルブリヘと呼ばれるようになったそうです。
本館は広くて、
特別展を見た後では、
もう見る気力が残っていませんでしたが、
このメキシコのアルブリヘは目を引きました。
ついでに本館を少し紹介します。



ミュージアムショップ


入り口に設置された大きな手回しオルゴール
色々と見たかったけど、
歩き回るだけでも広すぎて、
短い滞在時間では無理でした。
さて、行った目的のモラですが、
明日にでも、、