徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

第11節 学習能力

2006-05-04 02:38:17 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
斎藤さん「何となく雰囲気的にもね、自分が若い頃に何となく似てるようなとこもあるんで、そういった意味ですごく……しかも良いプレーしてましたし、自分のことのように嬉しいです」(Sの極み 5月3日付け)

日本平でセレッソ大阪戦。地元・清水商業出身の平岡康裕が、ようやくリーグデビューを果たした。1万8千人の観客の中で、どういう形であれ無失点で、勝ち点3を手にしたことは平岡の自信にもなるだろう。素晴らしいデビュー戦だったのではないかと思う。その意味で斎藤さんのコメントも微笑ましい。確かに、ポーカーフェイスでクレバーなプレー、そして地元出身、斎藤さんとの共通項は多い。

とは言え残りチームとして、10分、20分の段階でボールキープできずにパスミスを多発し、セレッソに付け入る隙を与えていたのはちょっといただけない。コメントで、相手に退場者が出て11対10になり、混乱してしまった鹿島戦を例に挙げるプレーヤーが何人かいたけれども、ゲームプランという意味では共通の課題がありそうな今回のセレッソ戦、そして川崎戦からは何かを学ぶのだろうか。

兵働「ボールを動かして展開してければ、もっとシュートで終われる回数が絶対増えると思うんですけど、どうしても回せちゃうから足元足元になってる場面があったんで、そこら辺はもうちょっと前に行けたらなと思いますね。」(Sの極み 5月3日付け)

テル「90分が終わって最後に勝っていればいいと思っていた。思うようにいかない部分もあったが、最後まで慌てずにプレーできたと思う」(J's GOAL 5月3日付け

ひとまず次の新潟戦でリーグは中断となる。5月中はナビスコカップ、そして韓国遠征が控えているが、週末の新潟戦、16日のナビスコカップ千葉戦(浦和撃破ダービーwのこちらの方が楽しみだったりする)では何らかの答えが出ることを期待している。学習能力は高いことは実証済みなんだから。
それにしても今日のJは、千葉の浦和完勝、広島の初勝利とゴールデンウィークらしい。