徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

国技

2006-05-15 03:46:32 | Works
両国国技館前で某パンフレット用に撮影。
せっかくなので力士の出待ちをしている人たちに混じっていろいろと撮る。どう考えても近所のホームレスみたいな酔っ払いのオヤジ、力士の追っかけ、絵に描いたような相撲オタクみたいな青年……この青年は国技館の敷地内に勝手に入ったとかで警備員に罵倒されていた。注意じゃなくて罵倒。さすが国技。いろいろいる。
それにしても力士は細かなファンサービスにはしっかり対応している。大したものだ。これも、さすが国技。

絶対

2006-05-15 03:19:49 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
日本平でナビスコカップ第4節の千葉戦。
リーグ表を見ると、A・B組が2強1中1弱のような組み合わせなので、勝ち点を稼ぎまくっている各組2位までの4クラブが決勝トーナメント進出はほぼ確定的。となると混戦のD組との争いになるが、千葉を除いて勝ち点で伸び悩んでいるC組の状況では2位では決勝トーナメント進出はかなり困難だ。
それでも目の前のゲームをきっきり勝たないことには仕方がない。
浦和戦の“6バック”に続いて、またもやマルキーニョスの先制弾を受けて投入された巻に対してマンマークと掃除屋の斎藤さん、守備的なバランサーとして浩太を投入。先制からタイムアップまでの約20分ほどを“守り抜いた”。

健太「もう……選手の頑張りに賛辞を送りたいなという風に思ってます。」

オシム「まあ勝ちたいと思っている方のチームが勝ったということです。シンプルな話です。もう前半の時点で、今日は試合に負けていました。
(以上Sの極み 5月14日付け)

「絶対に勝たなければならない試合」と言うのはシーズン中に何度もあるが、間違いなく今日の千葉戦はそれに当たる。サポーターやファンにとってもゲームプランと意味が伝わっていれば、戦況によっては泥臭く守り切ることもストレスには感じない。むしろ成長過程で、「絶対勝つ」「絶対負けない」という場面を経験していくことは悪いことじゃない。確かに昨年、一昨年のシーズン終盤にはそんな状況が続いたが、改めて振り返ると、ここまで徹底できていなかったように感じる。健太とチームが乗り越えてきたものは大きいと思う。

とは言え、今度は17日の広島戦こそ、「絶対に勝たなければならない」んだよなあ。<「守備が安定しているのは前の選手が頑張るから」と盛田が言えば、「DFがあれだけ頑張っているのに点がとれず、申し訳ない」と森崎浩が語る。>(J's GOAL 5月14日付け)という、何とも健気にまとまりつつある広島。「結果」を求めること、健太以上にシビアな望月監督のこと、凄まじいゲームが期待される。しかも千葉の引き分け以下を祈りながら……。

フジテレビさん、A・B組より、C・D組を中継した方が面白いよ、絶対。