徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

中村さん

2007-12-19 13:42:56 | LB中洲通信2004~2010
火曜日。今年最後の原稿を午前中に入れてから新宿へ向かう。

ニューヨーク在住のベーシスト、ジャズ・プロデューサーの中村照夫さんの取材。場所は中村さんの東京事務所。中村さんは13年前から私財を投げ打ってエイズに対するアウェアネス(認識)を広めるコンサートを続けている。64年にニューヨークへ行き、以来、音楽と社会問題の関係を体感してきた上での行動だ。現在のプロジェクトの名称はレッドシューズ・ファウンデーション。つまり“赤い靴”。今年も11月から12月にかけて都内でコンサートと講演が行なわれた。
エイズに対して楽観的な見方(認識)が拡がっているからこそ(そもそも日本人はあんまし興味ないみたいだし)、中村さんの活動と発言は大事なことだ。そしてそれを“続けている”というだけで、とても尊敬してしまう。
3月号で掲載予定。

神楽坂の事務所に行って2月号校了。これで気分的には今年の仕事はほぼ終了。袴田さんと久しぶりに酒。ホッピーを飲んでいたら、グラスが空になるたびに酒場のお姉ちゃんが頼んでもいない(いや、最終的には頼むのだけれども)“中身”を注ぎまくるので飲み過ぎた…。