徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

カントリーロード/中洲通信4月号

2008-03-06 00:58:37 | LB中洲通信2004~2010
4月号到着。
今月は戦後、昭和20年代から30年代の日本のカントリー・ミュージック界で活躍し、今もなお歌い続ける御大・寺本圭一さん特集。取材をして勉強してみると、90年代以降、さらなる隆盛を誇る本家アメリカのカントリー・ミュージック=ポピュラー・ミュージックはひとまず置いておいて、超低空飛行を続けるニッポンのカントリーの現状というのは、正直なかなか悩ましいものがある…というオンガク史的な掘り下げはまた別の機会に。寺本さんや大野義夫さんのようなベテラン現役カントリーマンのご活躍は素晴らしいことだけに、ちともったいない話なのである。

ご協力者、関係者の皆様ありがとうございました。昨日、一昨日と諸般の事情で出張していたので本日から続々発送中です。

予測その4/「世間の目」という絶望

2008-03-06 00:15:25 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
Q 明日から非公開か?
健太「まだ考えてないが、そのままずっと公開でいきたいとは思う。今更隠してもしょうがない。変に非公開にして推測で物を書かれるよりは、見たまま書いてもらった方が良いんで」(Sの極み 3月5日付)

専門誌2誌の予想を読んで、予想通りで愕然とした。
つまり2006、2007シーズンの成績と内容をまったく評価していないということだろう。特に酷いのがこの9人だ。井上真(日刊スポーツ 9位)、出嶋剛(デイリースポーツ 8位)、大住良之(フリー 11位!)、関孝伸(フリー 10位!)、小須田泰二(サッカーダイジェスト編集部以下同 12位!)、長沼敏行(9位)、飯尾篤史(8位)、井川洋一(9位)、倉林佑弥(8位)。
一体どういう根拠があって、2年連続4位から(ほぼ)二桁順位へ急降下という評価ができるのか。おそらく上位&降格候補3、4クラブ以外は何の根拠もなしに並べただけだろうが…。前島さん、本当に「(健太がメッセージした3Rのうち)リスペクトに見通しがつい」ていたとしたら、こんなに失礼な評価にはならないと思うよ。つまり奴らには絶望的なまでに、まったく伝わっていないのだ。
健太は常々「優勝するための空気作り」をメッセージにした。しかし、大した根拠も挙げずに「空気を作る」のが奴らで、「世間の目」を作るのも、また奴らなのである。こういう連中というのは首根っこをひっ掴まえて優勝という現実を目にさせなければ理解できない連中なのだ。
今日、健太が語ったという「変に非公開にして推測で物を書かれるよりは、見たまま書いてもらった方が良いんで」という言葉は非常に重く響く(もちろん健太がそんな意図で吐いたコメントではないだろうが)。

へんてこでアンフェアな「現実」は、ひとまず現実として受け止めて、清水エスパルスと健太と若いチームのゴールデンロードはもうすぐ始まるのである。リーグは長い戦いだ。チームはゲームをこなしながら洗練されていけばいい。
今年の清水は美しく、フェアに勝つよ。