徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

男西澤/ナビスコカップ予選グループB第1節FC東京戦

2008-03-22 02:26:01 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
和道「監督も『1位で突破して鹿島と当たって、鹿島叩いて行こう』みたいな話をしてたんで、しっかり1位で通過していきたいなと思う」(Sの極み 3月20日付)

木曜日は日本平でナビスコカップ予選グループB第1節FC東京戦。この日はなんと言っても、いよいよ、そしてとうとうスタメンの西澤が見所である。
その効果なのか、キックオフ直後にいきなり矢島がコントロールされたシュートを決める。その後もポスト役を完璧に務めた西澤の効果で、これまでの2戦には足りなかったメリハリのある攻撃を見ることができた(しかも90分間!)。
このまま順調に西澤が復活を遂げてくれたら、おそらく某サッカーマスコミが安直に妄想したジェジン離脱の影響はなくなるだろう(もともと西澤復活とその効果は予想では折り込み済みなので、この日の活躍は予想通りでもある)。健太のメッセージである「清水最強の記憶」を持つ男であり、昨年来チームメイトにも影響を与え始めている西澤がピッチ上でその存在感を表現する意味は大きい。
またパウロのフィットに時間がかかり開幕以来スタメンのホンタク、市川の離脱、戸田の復帰の遅れもあり、急遽スタメンに抜擢された辻尾と、新入団選手がすんなりチームにフィットしたのも大きい。4年目のチームではあるが、新しい戦力は次々と登場してきている。これを本当の意味での選手層の厚さと言わずに何と言うのだろうか。

これにフィットに時間がかかっているアウレリオ、ヨーロッパ遠征中の大前が加わったらどんなケミストリーが起こるだろうか。マジで、これからどんなふうにチームがバリエーションを増やし、変わっていくのか期待は大きい。
これでまず予選リーグは1勝。グループBは決して「混戦」などではなく、間違いなく清水が1位で突破するよ。和道(健太)のコメント通り、待ってろ、鹿島!がナビスコ予選の当面のテーマである。
次は明日23日、味スタでナビスコ予選第二節・東京ヴェルディ戦。清水はゲームを重ねるごとに観る価値のあるチームになっている。予想通り無意味な独占中継を続けるフジ739は中継しない模様なので、東京周辺の皆さんもスタジアムにこぞって観に来るように。