ももすけの日記

きゃあと言ふ声あちこちで穴まどひ
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

窓を開ければ

2011年10月01日 11時38分00秒 | 日記
10月のさわやかな風といっしょにきんもくせいの香りが通り抜けていきます。

このごろ、雑巾がけにめざめたぼくのおかあさん、一仕事を終えていっぷくしています。

かなり疲れました。
でも、今、自分の体を自分の意思で動かせていること、そして命の重さを感じています。

先日、航空自衛隊浜松広報館というところに行ってきました。

もちろん入場は無料です。
とても立派な建物で、ふうん、これ、みんな税金でまかなってるんだ。。
全天周シアター、プラネタリュームのようでシートもリクライニング。
これも、みんな税金でまかなっているんだ。。。

映像はほんもののヘリコプターに乗って救助活動をしているような迫力でした。
訓練された選りすぐりの救助隊員が海や冬山の救助活動をしています。
すごいたくさんの人たちと精鋭の機器を駆使して人の命を助けようとします。

感動でした。
命の重さをひしひしと感じます。
かっこいいなぁ、今度生まれ変わっったら、こんな仕事したいなぁ、なんて。

その数日前に、自衛隊の戦闘機の次の機種を選ぶ番組をテレビで見ていました。
戦争はしないと言っているのに、なんで戦闘機なのとぼくは不思議でしかたないのですが、この地球上で自国を守るためには必要なのですって。

車を運転中、後から救急車が来たら端によけて、とてもいいことをした気分になるおかあさんです。
自衛隊の救難ヘリの映像を見て、どうやら洗脳されちゃいました。

浜松に行ったのは、おかあさんが昔お勤めしていた会社のOB会の一泊旅行でした*(温泉)*

わずかの年月しか在籍していないにもかかわらず、ちゃんと会社の福利厚生として補助の出る会に参加させてもらえるなんて、なんと太っ腹な会社でしょう。

でも、見学地は無料のところを選んでいます。

ビール工場では試飲もできますし*(ビール)*
アサヒビール工場なのに、門をはいったところで大きな麒麟の絵のトラックが止まっていました。
再利用する瓶の回収に来ているとのこと、年に数回しか来ないのに、お客さま方は大変珍しい光景に出合われたのです、とにこやかに案内嬢。

競争相手の会社にどうどうと自社のマークを張り付けた車で乗り入れるなんてすごいですねぇ、みなさんもライバル会社の中に入ることを想像したら、胸がドキドキするのではないでしょうか、と、案内嬢は続けました。

このOB会の会社の次に、同じようにマイクを持ってお客さんに説明などしていたおかあさんは、なるほど、とその案内嬢のユーモアたっぷりの説明にうまいなぁ、と感心して聞いていました。

もう少し若ければ、いや、もう少し、なんて、全然足りない、もっと、もっと、いやいや、やっぱり、生まれ変わってだね、もう一度、こういう職について働いてみたい、などど思いました。


photo by momosuke2sei from OCNフォトフレンド

無料のところばかりではありませんでした。
蒸気機関車にも乗りました。

おかあさんは高校生の時はSLで通学していましたので、ボーイフレンドのことなんぞを懐かしく思い出します。
特に”てっちゃん”でもありませんが、間近にみる蒸気機関車はやっぱりかっこいい。

カメラを向けると、ほんものの蒸気機関士さんが、ほら、そっと手を振ってくれました。
いやん、かっこいい。
また、生まれ変わることができたら蒸気機関士になりた~い。