何を食ってもあたらん!
まったく、ぼくのおかあさんったら、そうだったのですが、、、
数日前のお昼、なんだか胃のあたりが重苦しくて、考えてみたらもう2時くらいなのにまだお昼ご飯を食べていなかった。
食べたら治る、と食べたらやはり治ったのでしたが、夕飯の支度中、鯛と炊いたお豆腐がどんな程度味が染みているか、ちょいと味見。
熱い!
あわてて飲み込んでしまいました。
喉元過ぎれば熱さ忘れる、というではありませんか、、、
うー、喉から食道から胃まで熱くて苦しくて、あわててコップにお水を入れて飲みこみました。
以来、胃に落ちて行くものがすべて苦しい塊に感じられます。
でも、食べたくないわけではなく、食欲はいつもどおりに旺盛ですから、困ってしまいます。
おねいちゃんには、あほやねぇ、吐き出せばよかったのにと言われましたが、いったん口に入れたものを吐き出すなんてもったいなくて。
てんぷら油だって、何べんも何べんも使います。
その都度新しい油を足しますが、もうこの辺でカキフライでもしておしまいにしようと思っていた時、今日は何食べたい?ときいても、なんでもええ、としか答えないおとうさんが「掻きあげ食いたい」
不本意ながら、あと1回は使うつもりだった古い油で掻きあげ。
まぁ、お味の評判は悪くなかったのでしたが、色が惨めでした。
潔く古い油を捨ててしまわなかった後悔がずっと残っていました。
昨晩はまっさらの油で掻きあげリベンジ。
よくよく噛んでも、とくにささがきのゴボウは手ごわいです。
冷たいビールも熱い味噌汁もだめ。
それでも衰えない食欲。。
たばこは?・・・だいじょうぶ、熱くも冷たくもないからね。
外はまだまだ寒いけど、石油ストーブをつけているお部屋の中はぽかぽかして、さっき、ぼくのお散歩の途中に図書館で借りてきたマーラーの交響曲第5番を聴いています。
去年の震災当日、ほとんどの公演がキャンセルになった東京で開かれた新日本フィルの音楽会を、今年、同日同時刻のテレビ中継の中で見ました。
1800人収容できるホールの105人の聴衆、93人の演奏者、開催を決めたホールのスタッフ。
それぞれの思い。
指揮者ハーディング「、、、恐らく音楽はそうした苦しみの大きさや背景を理解することの助けになります」
日本を好きで愛してくれる外国人はたくさんいます、ドナルド・キーンさん(もう、外国人ではないけれど)しかり、この世界的指揮者ハーディングさんも。
日本人が日本を愛さないでどうする!
*追記 「きぼうのかんづめ」をどうぞ~
http://kibouno-canzume.benice.co.jp/