ぼくのおかあさんのお母さんは明治生まれでした。
初代のももすけ兄ちゃんは知っているらしいけど、ぼくは知りません。
末っ子だったおかあさんは、今思えば、年老いた両親とは祖父母のような感覚で濃密な子ども時代を過ごしたような気がします。
『おばあちゃんの知恵袋』的なことを、ときどき思い出します。
「彼岸の入りの日がお天気やと、彼岸のあいだ中お天気がええ。入りの日、お天気悪いとずっと悪い」
今年の彼岸の入りは雨でしたけど、、、今日は中日、少し霞がかかっていますが穏やかなお天気です。
「子どもはふかふかの布団と〇〇(何だったか忘れちゃった)で育つもの」
いつもお日さんにふかふかにしてもらったお布団に寝かしていたのに、、、おねいちゃんは少しいびつに育ってしまいました。。
「おばあちゃん、ウソつきやねぇ」とおかあさんがおねいちゃんに言うと、おねいちゃんは苦笑しています。
ここ2年ほどは3月の初めに咲き出していたミモザがようやく、今、咲きだしてきました。
遅いなぁ、と思っていましたが、これで以前と同じようなのかもしれません。
気がつくと、サクランボの花がいっぺんに咲いています。
早く咲くこともあれば、遅いこともあるんだ。
いいお天気のこともあれば、雨降りの日もある。
このところ、孤独死のニュースが立て続けに報道されていました。
支払いが出来なくて電気もガスも止められて、冷蔵庫もからっぽで、とか、親御さんが突然死して障害のある子どもが何も出来なくてそのまま亡くなってしまっていたり、とか。
おかあさんが90歳、おねいちゃんが60歳。
電気もガスも止められてしまっても(水道は市の管轄だから低所得者にはやさしいはず)お日さんがあれば大丈夫。
来月、ぼくんちの屋根に太陽光発電のパネルをつけてもらうことになりました。
でも、10年以上前に太陽光発電を検討していたときより、国の補助金は5分の1以下になっています。
こんなときだからこそ補助金を増やしてエコに応援してくれればいいのに、それに大阪府もぼくんちの市も補助金はありません。
また、悔しいことに、エコカーの補助金が打ち切られてから、ぼくんちでは2台も車を買いました。
なのに、額は減ったけれど、また、補助金復活しているみたい。
運はいいときも悪いときもある、ってことだね。