motoryama7011fの鉄ヲタ日記

おでかけしたい

コムスに乗って三河線廃線跡探訪

2019-06-30 01:30:01 | 超小型モビリティ

どうもこんにちは、超小型モビリティ大好きな私はまた乗りに行ってきてしまいました。
初めてコムスに乗りに行ったのが今年3月なのでここ4か月ほどで3回目のドライブです。

開発会社のお膝元ともいえる豊田市で運用されているのがHa:mo RIDEというモビリティ・シェアリングサービス。
市内に60箇所以上設定されたステーション間で乗り捨て利用ができるのが大きなメリットとなっています。


この前高松・小豆島で借りたシェアサイクルと基本的に同じで、専用アプリを落としてクレジットカードに紐づけ、30分前から予約が可能で各ステーションの空き台数を確認できるようです。
シェアリングサービスとして利用するには事前の登録が必要みたいだったので、今回は会員登録なしで利用できるビジタープランで利用してみることにしました。
任意の地点に返却することはできませんが、どうせ駅に戻ってくるのでそこまで困らないでしょう。
10分ごとの料金計算ではなく1,2,4,6時間コースから選択する形式となっています。
今回は4時間コースを選択、2000円とはなかなか良心的な価格設定で助かります。

レンタルを開始して最初に向かったのが豊田スタジアム。普段車に乗らないので駐車場への入り口を探すだけで一苦労だったりしました(汗)


駐車枠がかなーり余るこのちっこさ、かわいい。

今回は見かけませんでしたが、Ha:mo RIDEには2人乗りのコムスも存在しているようです。
ただ、ミニカーという規定から外れてしまうため軽自動車の扱いとなっており、前後に黄色いナンバーが取り付けられているみたいです。


暑かったので猿投駅すぐのファミマで休憩。
窓は開くものの冷房がないのでやっぱり熱いんですよね。風を感じるのは心地よくていいんですけど。
ここもステーションに指定されているので、猿投で乗り捨てということもできそうです(常備という感じじゃなかったのでここで借りるのは難しそう)
基本的には充電設備のあるステーションが常備、それ以外は半ば乗り捨て専用みたいな感じになっているんじゃないかなぁと感じました。

まだ三河線の猿投~梅坪って乗ったことないんで乗りたいなぁとは思っているんですが、今回はパスしました。


猿投から先が三河線山線の廃線区間。まずは1駅目の三河御船駅へ。
駅前は小規模な公園になっており、辛うじて普通車が2台止められる程度の砂利敷きの駐車スペースがありました。
邪魔にならないようになるべく端の方にコムスを止め、駅の散策へ。


猿投方面へ続く線路。立ち入り禁止の柵がされており入ることはできません。
定期的な除草がされているようで、線路が草に完全に覆われるという感じではありませんでした。


こちらが当時のホーム、容易にすり抜けられそうですが一応は柵があるので立ち入らないことにしました。


ホームを別角度から、当時の構内踏切に当たる一の小道は綺麗に整備されていて自由に通れるのがありがたいところです。

さて、次の駅は枝下(しだれ)駅。この駅は国道153号線沿いにあるため駐車場入口を見つけるのが困難で、急に止まったらやばいめうと思い一旦スルー。
次のコンビニで駐車場に入ってルートを見たところ三河御船駅のすぐ近くまで来てしまっていたみたいなので先にそちらへ向かいました。


三河広瀬駅。かなり立派な駅舎が建てられています。




ただ、谷汲駅跡みたいに廃止当時の名鉄デザインの看板が残されていないのは少しだけ残念に感じました。
現在も使われている案内サインなので万人受けする懐かしさではないんだと思いますが、駅の正面に当時の看板がかかっていたりするとよりかっこいい気がするんですよ。紛らわしい気もしますが…


開業当時は出改札業務を行う有人駅だったみたいですが、晩年のレールバス化の頃には無人になっていたようです。


地下鉄の連絡運賃表も残されていました。
鶴舞線の終点が庄内緑地公園だったり桜通線が存在していなかったりとかなり古い印象を覚えます。




三河広瀬駅のホーム。いいなぁ。


恐らく当時からの駅名標。これがいい味出しています。


この駅跡周辺では線路上を歩くことができます。
大部分が当時そのままの状態で残されており、とてもいい雰囲気です。


廃止区間を引き継ぐ名鉄バスを入れて1枚。


駅の方を振り返ると、制限速度の標識も当時のまま残っています。


駅のホームから線路を渡ったところから川へ下る階段があったので降りてみました。
ちょうど橋の対岸の橋脚後ろにあるのがこのあたりの名所「広瀬やな」です。
簗場という竹製の構造物を設置して鮎をとらえる漁法だそうで、今では観光的な意味が強くなっていますがおいしい鮎が味わえるそうです。


超適当な図ですが、川の上流側は水に浸かって下流側は出ているあみあみが簗場。
こうすることで鮎が取れるみたいです。


さて、枝下駅へ戻ることにしましょう。
この車にナビはついていませんが、自身のスマホを取り付ける台があります。
これを使ってGoogleマップのナビを起動させました。
ただ、窓を開けているので音声が聞き取れず何度も曲がるところを行き過ぎたりしたので、ジオコムスで採用している痛いな骨伝導ワイヤレスヘッドホンがあった方がいいのかもしれません。


そんな感じで迷いました。猿投グリーンロード無料区間力石IC~枝下ICを通って行くことに。
高規格ではあるものの自動車専用道路ではなく、有料区間でも原付通行可能なため問題はないんですがコムスで飛ばすのはなかなか。




なんやかんやで枝下駅につきました。駅名標の偽物感が…
とりあえずOfficeの毛筆フォントを使っておけばいいっていうものじゃないと思うんですよねぇ…
勝沼駅跡とかと同じあれを感じてしまいます。惜しいんだよなぁ…

ホームはそこまで古い感じではなく、比較的新しいコンクリート製ですが廃止時の雰囲気がよく残されていて好きです。
線路上には自由に乗れるトロッコ台車が留め置かれています。たのしそう。

さて、残るは終点の西中金駅。足助方面へ伸びる国道153号に沿って東に進みます。

しかし、ここで緊急事態が発生。
電池残量メーターは6マスあるのですが、残り3つになりピーピーと警報音が鳴るようになりました。
残り2つだとかなり危ない状況で路肩に寄せた方がいいとかそういう感じだそうです。はよ充電せねば…

どうでもいいですがDASH村のソーラーカー企画を思い出しました。あんな感じです。


充電スポットについてはGoGoEVというサイトで確認ができると事前に教えてもらっていたので、西中金駅跡近くのセブンイレブン駐車場に車を止めて検索。
ただ、セブンイレブンの片隅にEV充電器があったのでこれでええやんと検索前にそこに車を移動。

…したんですが、充電器の形が見事に違いました。
上のマップでオレンジのアイコンがあるところがセブンイレブンの位置。
オレンジ色アイコンは日産リーフなどの充電に用いられる急速充電器CHAdeMOという規格でした。残念。

ガス欠ならぬ電欠となると大変なことになるので早いとこ充電しておきたいわけですが、幸いにもすぐ近くに100V/200V規格の充電器を設置している場所がありました。




豊田市役所足助支所石野出張所という建物の中に充電スポットが存在しています。






ここで充電させていただくことにしました。ありがたい。
ちなみに充電は無料です、ガソリンと違って充電に時間はかかっちゃいますが無料なのはいいですよね。

役場みたいな施設であるため、周辺にお住いの方々が軽トラとかでぞろぞろと出入りしている場所です。
そんな中、こんな珍しい車でやってきたのでいろいろと話しかけられ注目を浴びたのが面白い体験でした。
「お兄ちゃん、かっこいい車乗ってるね!あーそれレンタルなの~いいねぇ」みたいな感じで楽しくお話させていただきました。

さて、一応施設利用者ではないのでお断りだけしたうえで駅跡まで歩いて見に行くことにしました。


この付近では踏切の標識が今でも残されていました。神社の目の前に踏切があったんですねぇ。






こちらが三河線の終点、西中金駅。




ホームは撮影のセットみたいな素敵な雰囲気が漂っています。


ホームから線路終端があった方を眺めます。
この先、国道153号線沿いに足助へ向かうはずでしたが残念ながらこの先へ伸びることはありませんでした。
足助方面への築堤などについても結構できていて今でも残っているんですが、この時点ですでに3時間経過していたので諦めてここで引き返すことにしました。


名鉄電車の文字が残る看板。


この駅舎から離れた屋根は何なんだと思いましたが、現役当時の動画を見てわかりました。
発車時刻前になると運転手さんがここにあったスイッチを押すことで駅を出てすぐの踏切が動作するようになっていたみたいです。
折り返しを行う駅で駅から踏切までの距離が短いためセンサーのようなもので判定することができなかったがゆえの措置なんだろうなぁと思います。




開業時は電化路線で、合理化のためディーゼル化されたのちも架線柱はそのままにされていました。現在も立派に残されています。


途中の区間からは線路がそのままの状態で残っていてすごくよかったです。このカーブ、最高。


そんなわけで40分ほど西中金駅跡を見学し、石野出張所へ戻ってきました。
電池メーターは2つほど回復していました。


あとは駅まで帰るだけです。
それでも道に迷ったり、最短ルートで検索したら堤防道路を通る羽目になってうわああぁぁぁってビビったりしました。


駅まであと3分くらいのところで電池メーターが3から2になってピーピー言い続けるのでやっべぇと思いましたが何とか電欠せずに戻ってこられました。


今回の走行ルートがこちら。無駄が多すぎます…


特に、この枝下駅を行き過ぎたのに同じ道を行きたくないからと川の対岸を行ったつもりが曲がり損ねたムーブメントが無駄すぎますよね。
川沿いのドライブ楽しかったのでまあいいですけど

さて、今回乗って思ったことについてまとめさせていただこうかなぁと思います。

・やっぱりコムスはかわいい(確信)
・鳥取のジオコムスはトルクアップされていたのを痛感した。
 (豊田大橋のあたりとかあんまり加速しなかったです…)
・4時間も借りるとなると電池の問題が出てくるのを実感した。
・道を間違えるな、それか覚えろ
・エアコンが欲しい、やっぱ暑い。
・充電器は1つじゃない、少なくとも3タイプある。
・行きづらい廃線跡巡りにはちょうどいいサイズ感。
・足助方面の未成線とか鞍ヶ池に行っても面白そう。
・かなり注目をされるので運転してて楽しい。
・やっぱりコムスはかわいい(再確認)



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