2月23日に「九寨溝への思い」と題して、その素晴らしさと「自然破壊への危惧」をレポートしましたが、「行きたい!」という思いが日増しに強くなっています。
そこで、このところ、ネットで九寨溝の旅行記などを調べてみたり、旅行社のパンフレット比較したりして心の準備を始めました。
その準備で考えたことの一番目は九寨溝の紅葉を見たいという思いです。
問題は、紅葉の時期がいつか?ということですが、9月中旬から10月初旬くらいが良い時期かな?などと勝手に思い込んでします。
なにしろ、九寨溝や黄龍は2,000から3,400㍍くらいの高地にある景勝地ですから日本の紅葉の時期と違うとも考えられます。
ネットでも、同じ疑問を持った方がいて、その最適な回答が「10月20日から24日までの2週間」となっていました。
しかし、この質問は2006年でしたが、年により寒暖の差があるはずですから、紅葉の時期を適格に当てるのは非常に難しいと思います。
また、今から秋のツアーの予約ができるのかと思い、いくつかの旅行社のホームページを開いて確認したのですが、いくつかの会社が10月までの予約が可能でした。
そいて、代金が紅葉の時期の目安になると思い、9月と10月の代金を企画したのですが、9月中旬の代金が10月初旬より高いことが判明しました。
でも、9月の23日の休日(秋分の日)をにらんだ旅行会社の戦略とも考えられますので、このころが紅葉の適期と判断するのは早計かも知れません。
次に、九寨溝で考えることは、高山病対策です。
すべての旅行会社が日本から中国の主な空港(北京、西安、広州など)に行って、そこから乗り継いで成都に行くことになっています。
そして、大部分の旅行社では、成都で、さらに飛行機を乗り継いで九黄空港に行って、ここからバスで九寨溝へ行きことになっていますが、成都から九寨溝までバスで行く会社が一つありました。
その会社の名は、JTB旅物語さんですが、このバス旅行を高山病対策として大きな「売り」にしています。
その宣伝文句は、「バスで移動することにより、高度順応の時間を作り、体がなじみやすく高山病にかかりにくい行程をご提案します」となっています。
どちらがよいのか分かりませんが、健康な方でも現地に入ったら「無理な行動を避ける」とか「普段より水分を多く摂る」といった心がけと行動が大切だと思います。
そして、万一に備えて海外旅行保険にも加入しておくべきだと思います。
次に考えたことは、九寨溝・黄龍以外の観光地のことです。
どこの社も成都が起点となっていますので、武侯祠などの市内観光がついており、また、成都に近い峨眉山と楽山大仏観光も、峨眉山の山頂ホテルに宿泊するか否かの違いはありますが、大部分の会社がセットしています。
また、ユーラシア旅行社さんのように九寨溝・黄龍に中国のアルプスと言われる「四姑娘山ハイキング」あるいは「山峡クルーズ」をつけているコースもあります。
旅行期間は、九寨溝・黄龍だけの短いものもありますが、主流は8日間で、中には10日以上のものもあります。
最後に旅行代金ですが、JTBさん(旅物語さんではない)が9月16日が388千円10月2日が358千円で、リーズナブルと思っていただけに「高いな!」と驚いてしまいました。
9月(単位:千円) 10月(同左)
JTB 388(9/16) 358(10/7)
JTB旅物語 6月までは予約が可能(109から129)
ユーラシア 308(9/17) 288(10/16)
阪急交通(クリスタル) 270(9/17) 240(10/10)
という各社の状況ですが、阪急交通さんのトラピクスは8月まで予約ができます。
この他にもあるはずですが、驚いたのは近畿ツーリストさんでした。通常のコース(6月まで)のほかに、なんと、チャーター機で九寨溝などを訪れるコースがあるのです。今年の3月までですが、お値段も8日間コース(敦煌、九寨溝、西安(北京))で1,650千円と誠に結構なものでした。