皆さんは、子どものころ読んだ外国の文学を思い出しませんか。
小生は、人間が巨人になったり、小人になったりする「ガリヴァー旅行記」を「こんな世界があるのか!」と感嘆しながら?を見たことを思い出します。
?は、絵本(紙芝居もある)のような気がするのですが、本当はどういう手段で見たのか思い出せないのです。
でも、ガリヴァーが小人たちに細い糸のようなもので縛られている様子を鮮明に覚えていますので、見たものは絵本だったのではないでしょうか?(わが家は、貧しくて子どもに絵本など買える家計ではなかったはずです。)
なぜ、ガリヴァーかといえば、小生にはできない「冒険旅行」だからで、子どものころ抱いた「ワクワク」する心を海外旅行を通じて取り戻せないかと考えたからです。
まぁ、そうは言っても、小生の心に世間のしがらみや変な先入観が住んでいるので、無理かも知れませんが、もっとどん欲に勉強したいものです。
ところで、ガリヴァー旅行記のような今日まで世界中の人々から愛読され続けてきた名作には、時代に流されない人生の真理が描かれているはずです。
ガリヴァー旅行記は、1726年にジョナサン・スウィフトが発表したイギリス文学で、奇妙な国への冒険を通して知った人間の真実を描こうとしたようです。
物語の内容は、皆さんご存じのように「小人の国と巨人の国」での出来事、そして、「馬(フウイヌム)が人間を支配している国」での出来事を通じて人間を描こうとしたようです。
でも、小生などは、「小人の国と巨人の国」という描写に圧倒されて、作者が何を言いたいのかを考えてはいませんでした。
ガリヴァー旅行記は、18世紀における、イギリス社会の矛盾や欧州の政治経済を批判した諷刺文学の傑作とさていますが、馬が人間を支配している国のところなどは、人間そのものの汚さ(陰険、臆病、欲深いなど)を描いているようです。
小生は、ガリヴァーばかりではなく、世界の名作といわれる文学作品の原作を読んだことがありませんが、これを機会に「読んでみようか!」と思うようになりました。
今日は、「図解 5分でわかる世界の名作(青春出版社)」からガリヴァー旅行記についてお伝えしました。