今日は5月5日。
子どもの日です。
子どもの日に合わせて、子どもの人口推計というものが発表されています。
それによれば、子どもの人口は昨年よりも19万人少ない1493万人。40年連続で減少で、記録が残るかぎりでは過去最少ということです。
まあ、予測されたことではあるでしょうが……依然として少子高齢化に歯止めがかからない状況です。
去年の子どもの日にも書きましたが、コロナ禍はこの状況をさらに加速させるおそれがあります。
医療崩壊もいわれるなかで出産を控えるという夫婦は少なくないでしょう。その影響は、来年の数字に出てくるものと思われます。そして、新型コロナの感染拡大を終息させることができなければ、さらに来年以降にまで尾を引くことになるでしょう。
そうなれば、ただでさえ深刻な少子高齢化、人口減少がさらに加速していくことになります。
果たして、いまの政府にそれを止めることができるのか……これまでの経緯や現状を考えれば、あまり期待はできないのかもしれません。
たとえば、先進国中最低レベルといわれるワクチン接種の遅れ。いろんな理由はあるでしょうが、パンデミックのはじまりからもう一年ほど経っているわけですから、その間に必要な体制を構築しておくことはある程度できたはず。それをできなかった人たちに、果たして今後まともな対応ができるのか、疑問です。
やはり、危機にきちんと向き合って対処できる能力と使命感を持った政治家や官僚に総とっかえでもしないかぎり、状況の改善は望めないんじゃないでしょうか……