Rod Stewart, Smile
今回は、音楽記事です。以前ホフ・ディランの「スマイル」を紹介しましたが、そこから同じタイトルつながりで、ロッド・スチュワートのスマイルという曲を紹介しましょう。ロッド・スチ......
過去記事です。
ロッド・スチュワートの「スマイル」について書いています。
本記事でも書いているとおり、この曲はチャップリンが作ったもの。
いろんな人が歌っているので、ついでにそのいくつかを紹介しましょう。
まずは、大御所ナット・キング・コール。
歌詞をつけて歌として歌われたのは、これが最初だったんじゃないでしょうか。
Smile (1992 Digital Remaster)
女声でも聞いてみたいということで、マリエ・ディグビーさんという方によるギター弾き語りカバー。
Smile - Charlie Chaplin/Nat King Cole Cover by Marie Digby
ここからは、ロッド・スチュワートのほうにフォーカス。
本記事でも書いたとおりロッドさんはアメリカのスタンダードナンバーを歌う企画をやっていて、「スマイル」はその一つなわけですが、その「スマイル」と同じアルバムに収録されている、ルイ・アームストロング What a Wonderful World のカバーです。
What a Wonderful World (from One Night Only! Rod Stewart Live at Royal Albert Hall)
これはライブの動画ですが、オリジナル音源では間奏部分でスティーヴィー・ワンダーがハーモニカを吹いてます。
そして、ロッドの代表曲の一つ、Sailingのオフィシャルビデオ。
まだだいぶ若いですね。
Rod Stewart - Sailing (Official Video)
ここからは、ほかのアーティストとのコラボを。
まずは、ジェフ・ベックとともにカバーした、カーティス・メイフィールドの珠玉の名曲 People Get Ready。
Jeff Beck, Rod Stewart - People Get Ready (Official Video)
いうまでもなく、ボブ・マーリィのOne Love/People Get Ready のもとになった歌でもあります。
音楽史に残るアンセムといえるでしょう。
そして、プリテンダーズのボーカル、クリッシー・ハインドとの共演で、映画『カサブランカ』より「時の過ぎゆくままに」。
クリッシー姐さんの魅力に、ロッドさんも歌の出だしでトチります。
Rod Stewart - As Time Goes By (from One Night Only!) ft. Chrissie Hynde
そして、姐さんといえばこの人も負けていない、シンディ・ローパーとの共演。
4年前の動画ということに驚かされます。
Sir Rod Stewart with Cyndi Lauper - This Old Heart of Mine Live
最後は超豪華。
スティング、ブライアン・アダムスとともに歌った映画『三銃士』(1993)の主題歌 All For Love です。
最初のほうはメイキング的な感じになっていて、スティングがブライアン・アダムスの歌い方を真似る貴重なシーンが見られます。
Bryan Adams, Rod Stewart, Sting - All For Love (Official Music Video)
やはり、これだけ大物シンガーと共演しているのも、レジェンドゆえということでしょう。
10枚のアルバムで全英チャート1位になったという記録は、U2やクイーン、マイケル・ジャクソンなどと並ぶもの。
前立腺ガンも克服し、いまなお音楽活動を継続しています。レジェンドの航海はまだ終わらないということでしょう。
彼のアルバムで、レガシィな曲を唄っているのが
結構お気に入りです。
「Still the Same Great Rock Classics of Our Time」
唄いとは別に、、記事をおこしています。
https://blog.goo.ne.jp/sdtm-2/e/bdd7d8451e6df9a173d75004dfa05f9e
最近のロッドは、スタンダードナンバーを歌うほうがメインになってるみたいですね。
伝えられるところによれば、年齢的なこともあって、もうロック系の歌をステージで歌うのはやめることも考えてるそうです。
それは寂しくもありますが……まあ、そういうことを考えなければならない年齢までずっと活動し続けてこられたのがすごいということですね。