ロック探偵のMY GENERATION

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ストーンズの日 カバー特集

2022-02-14 21:27:38 | 日記

今日2月14日は、「ローリング・ストーンズの日」です。

10日前は、ビートルズの日ということで、カバー特集をやりました。

そにれならって、今回はストーンズのカバー特集をやろうと思います。
ここでもやはり、大物が続々登場……



一曲目は、オーティス・レディングによる「サティスファクション」。
ストーンズの代表曲を、オーティスが歌います。

[I Can't Get No] Satisfaction [2008 Remaster]

忌野清志郎にも大きな影響を与えたオーティス・レディング。この音源でもバックをつとめるブッカーT&MG’s のギタリスト、スティーヴ・クロッパーは、清志郎の最後のアルバム『夢助』に参加しました。


Grand Funk による Gimme Shelter。
このブログで何度か名前が出てきた Grand Funk Railroad。あるときから Grand Funk と名義を変えたのでややこしいんですが……

Gimme Shelter (Remastered 2002)

この歌は、歌われている内容がなんだかいまの世界にぴったりのような気もします。


The Who による The Last Time。
1967年、ミック・ジャガーとキース・リチャーズが薬物所持で有罪判決を受けた際にストーンズ支援の目的でカバーしたもの。

The Last Time (UK Single Mix / Mono Version)

このとき同時に、Under My Thumb もカバーしていました。
さらに、ミックとキースが収監されている間は継続的にストーンズの曲をカバーしていくつもりだったといいます。しかし、有罪判決に世間から激しい反発が起こり、二人はすぐに保釈され判決は棄却されたとか……まあ、そういう時代だったんでしょう。


エリック・バードン&アニマルズによる Paint It Black。
「アニマルズ」が「エリック・バードン&アニマルズ」に名義を変えてサイケデリック方面に向かいつつあった時期の作。まさにこの曲は、そこにマッチしているでしょう。

Paint It Black (Mono Version)

アニマルズはイギリスのバンドですが、サイケ路線を進むにあたって、当時サイケデリックの本拠地と目されていた米サンフランシスコに拠点を移します。そしてかのアンディ・サマーズをギターに迎えることになりますが、それはもう少し先の話。この曲は、本格的にサイケデリックにむかう助走といったところでしょうか。


ここから、メタル方面のアーティストによるカバーを二曲。

まずは、モーターヘッドによる「悪魔を憐れむ歌」。
ガンズ&ローゼズのカバーが有名ですが、あえてこちらを。いつか書いたと思いますが、私はあまりガンズのよいリスナーではないので……

Motörhead - Sympathy For The Devil (Bad Magic 2015) - Rolling Stones Cover

そして、スコーピオンズによる Ruby Tuesday。

Scorpions - Ruby Tuesday (Videoclip)

スコーピオンズは、ジャーマンメタルの雄。先に出てきたモーターヘッドのミッキー・ディー(Dr)は、現在このスコーピオンズでドラムを叩いています。(ただし、この動画のドラムは違います)。


最後に、女声ものを二曲。

まずは、リンダ・ロンシュタットによる「ダイスをころがせ」。
恋多き女リンダ……ストーンズの、たしかキース・リチャーズと一時つきあっていたんじゃなかったでしょうか。

Tumbling Dice (2015 Remaster)

次に、ジュディ・コリンズによる Salt of the Earth。
バックミュージシャンがなかなか豪華です。女声のコーラスは、ホイットニー・ヒューストンの母であるシシー・ヒューストン。ベースに、キング・クリムゾンの活動でも知られるトニー・レヴィン、など……

Salt of the Earth

ドラムには Stephen Gadd という名前がクレジットされてるんですが、これはあのスティーヴ・ガッドと同一人物でしょうか。
ググってみると、スティーヴ・ガッドの出生名はスティーヴンで、またトニー・レヴィンとは学生時代からの友人で一緒に活動することも多いとか……となると、やはりそうなのかとも思わされます。ドラムの音だけで同定できるほど自分の耳に自信もなく……誰かご存知の方がいたらご教示ください。





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