熊本旅行の続きの記事を書きます。
八代を出ると、いよいよ目的地である人吉へ。
着いたのは、夕暮れ時。駅舎に趣があります。
駅前には、“からくり時計”も。
一定時間ごとに、からくりが作動します。
動くと、こんな感じに。
人吉は温泉地で、あちこちに温泉があります。私が利用したゲストハウスの近くには、なつかしい感じのする銭湯のような温泉もありました。妖怪でも出てきそうなたたずまいがたまらないですね。
翌日の朝には、青井阿蘇神社というところへ行ってきました。
阿蘇神社からわかれた神社の一つだそうで、いくつかの建造物が国宝に指定されています。
くっつくような形で青井稲荷神社というのもあって、稲荷神社によく見られるあの鳥居の通路がありました。
ここからは、人吉に関する情報をもう少し。
人吉というところは、「まいてつ」というゲーム、アニメの聖地となっているそうです。
私はまったく知りませんでしたが、聞くところによると艦コレの鉄道版みたいなやつで、近々アニメが放送されるらしく、ヒットするんじゃないかといわれています。
また、『夏目友人帳』の舞台となる村のモデルも、この人吉とのこと。作者の緑川ゆきさんが人吉の出身なのだそうです。
先ほど“妖怪でも出てきそうな”といいましたが、人吉には古い神社もあり、また“幽霊寺”なんてものもあったりして、そういうインスピレーションをかきたてるものには事欠かなかったということなんでしょうか。
さらに出身者のことでいうと、ウッチャンナンチャンの内村光良さんも人吉市の出身。そんなふうに見ていくと、この人吉というところ、なかなか侮れません。
さて……
そんな人吉に、私がいったい何をしにきたのかということなんですが……
それについては、また次の記事で書きましょう。
私は、聖地巡礼にきたのでも、温泉に入りにきたのでもありません。この人吉には、この記事ではまだ書いていない、私にいわせると最大の魅力をもつものがあるのです。
なにしろそれだけのものなので、ほかの記事と一緒に書くのもはばかられます。そういうわけで、またあらためて、別の記事で書こうと思う次第です。