淡路島にあるニジゲンノモリというところにいってきました。
兵庫県内をまわる旅行の一環。
なんでこんなところに来たかというと……ここに、ゴジラのアトラクションがあるのです。
その名も、“ゴジラ迎撃作戦”。
今回の兵庫旅行は山田風太郎から出発したわけですが、ゴジラも強引に風太郎につなげることができます。山田風太郎が江戸川乱歩から“戦後派五人男”の一人に列せられたという話を書きましたが、その五人男の一人である香山滋が、第一作『ゴジラ』の原作を書いているわけです。
まあ、それはともかく……ゴジラ迎撃作戦。
敷地内に、シンゴジラが設置されています。
体の一部だけではありますが、おそらく実物大ということしょう。
日本を襲撃したシンゴジラが活動抑止剤を撃ち込まれて、休眠状態になっている……という設定です。
その設定を説明するショートフィルムがミニシアターで上映されてるんですが、これもなかなか力が入ってました。
アトラクションとしては、ジップラインでこのゴジラの体内を通過するというもの。
さらに、シューティングゲームみたいなコーナーもあります。
そして、ゴジラミュージアム。
ここがすごい。
今回ニジゲンノモリに来たのはここのため。このために淡路までくる価値はじゅうぶんにあります。
まずはじめに出迎えてくれるのが、これ。
この画像では伝わりませんが、結構なサイズで迫力があります。
こちらは、『東京SOS』の再現。あの映画で実際に使われたスーツだといいます。
ゴジラシリーズ作品の登場人物たちがミニチュア内のあちこちに配置されています。
下は、『ゴジラVSビオランテ』に登場する権藤一佐らしいです。
スーツ以外にも、さまざまな模型などが展示されています。
やはりビオランテから、スーパーX‐2。
デストロイアの模型。
企画段階で制作されたものだそうです。
そして、このゴジラ迎撃作戦のストーリーに基づいたジオラマ。
今年はガイガン登場50周年ということで、ガイガンをクローズアップしたコーナーも。
FINAL WARS版のガイガン。
起動前の姿も。
X星人(?)の姿もあります。
轟天号。これもFINAL WARSに出てきました。
ミュージアム外では、ゴジラとコラボした飲食物も売られています。
そのなかの、モスラドリンク。
水墨画風に描かれたモスラ……ということなんですが、これはちょっと中身が入っていないとわかりづらい。
下は、ドリンクを買うとついてくるコースター。
こちらはランダムですが、私が引いたのはVSメカゴジラ版のラドンでした。
ほかにも、歴代ゴジラ映画に登場した怪獣たちの市販フィギュアが勢ぞろいした展示などもあり……ミュージアム自体はさほど広くないものの、見ごたえがあります。ゴジラファンなら、一度行っておいて損はないでしょう。